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もっと楽々コピペで立案!非効果的健康管理:糖尿病の看護計画

非効果的健康管理:糖尿病の看護計画

<定義>
非効果的健康管理とは、疾患によって医療処置・症状の管理・身体機能の維持などを必要とする患者やその家族が必要な処置やケアを行う事が困難あるいは不十分であり、望む生活ができない状態を言う。

<「非効果的健康維持」と「非効的健康管理」の使い方の違い>
「非効果的健康維持」は喫煙、運動不足や過食・偏食などの不健康な生活習慣を変えたいと願っている個人に用いられ、発病を予防するための1次予防の場合に使用する。
「非効的健康管理」は疾患や健康管理に関する教育が必要な患者に使用する。

看護計画

疾患:糖尿病
既往歴:
治療内容:

目標
自己管理に必要な知識や技術を習得できる
問題点に気づき対処できる
必要な支援を受けられる

O-P
1.ADL・IADL
2.認知力、理解力
3.検査データ(血糖値、HbA1c、75gOGTT、TP、GA、尿糖、尿中ケトン、尿中Cベプチド、腎機能、眼底検査、胸部レントゲン、心電図)
4.バイタルサイン(特に血圧)
5.血糖コントロール状況、変動具合
6.糖尿病の慢性合併症の有無
-細小血管の合併症の有無(網膜症、腎症、神経障害)
-大血管の合併症の有無(動脈硬化、脳卒中、心筋梗塞、足病変)
-感染症の有無
-認知症の有無
7.糖尿病の慢性合併症によるADL・IADLへの影響
8.高血糖の自覚症状の有無(口渴、多飲、多尿、全身倦怠感、呼吸困難感、悪心、嘔吐、腹痛など)
9.低血糖の自覚症状の有無(倦怠感、冷汗、動悸、振戦、熱感、不安感、悪心、眠気(生あくび)、疲労、集中力の低下など)
10.食事摂取量、食事内容
11.間食の有無
12.体重、体重の変化
13.運動量、運動習慣
14.服薬・注射状況
-経口血糖降下薬(          )
-インスリン注射(          )
15.インスリン注射の場合、注射部位の皮膚状況
16.疾患について誰にどの様に説明されているか
17.疾患、治療に対する受け止め方
18.増悪因子についての理解(不摂生な食事、運動不足、肥満、ストレス、喫煙、服薬管理ができないなど)
19.不安に思っていること
20.ストレスの有無、対処方法
21.セルフマネジメントの内容
-セルフマネジメントに対する理解度
-患者が行っている行動が正しいか
22.指導内容に対しての反応、理解
-食事療法(          )
-運動療法(          )
-薬物療法(          )
23.生活状況
-1日の過ごし方
-食生活(回数、内容、量など)
-喫煙の有無、程度
-飲酒の有無、程度
-自宅・地域の環境
-職業
-経済状況
24.家族のサポートの有無、状況
25.家族の知識、理解
26.ソーシャルサポート(社会的支援)の活用状況
-情緒的サポート:共感や愛情の提供
-道具的サポート:形のある物やサービスの提供
-情報的サポート:問題の解決に必要なアドバイスや情報の提供
-評価的サポート:肯定的な評価の提供

T-P
1.安楽に過ごせる様に環境を調整する
2.患者の思いに寄り添い、尊重した態度で接する
3.患者の思い、不安に思っている事を傾聴する
4.患者の発言、表情や行動で気になった事は理由を確認する
5.疾患に対する注意点や自己管理の方法についてのパンフレットを作成する
6.医師指示の血糖測定を行う
(自己・医療者、  回/日、  時  時  時  時)
7.血糖コントロール不良時や異常時に対応する
-高血糖の場合、血糖値に応じて医師指示のインスリン注射を行う(自己・医療者)
-低血糖の場合、血糖値に応じて医師指示のブドウ糖を与薬または投与する
-意識障害など緊急性がある場合、すぐに医師へ報告し対処する
8.確実に服薬できる様に内服管理を行う
9.医師指示の食事内容や量が守れる様に、食事や間食の管理を行う
10.定期的に体重測定し、体重を管理する
11.栄養指導を受けられる様に調整する
12.PT・OTと連携し、適切な運動が行える様に調整する
13.足病変がある場合、フットケアを行う
14.制限に対して気分転換できる方法を検討する
※コピペでかんたん立案!気分転換活動不足(成人)の看護計画を参照

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