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30歳でワーホリ移住をする

私は30歳でワーキングホリデービザを使ってドイツに拠点を移しました。いわゆる「ギリホリ」です。

ここでは同じようにワーキングホリデーに行きたいけれど、「今のタイミングでワーホリに行ったら帰国した際のキャリアにどう繋がるか心配」「コロナ禍で行ったとしてもなかなか仕事が見つからないのではないか」などとなかなか将来が不安で思い切れない方のためのお役に少しでも立てればいいなと思います。

生活ルーティンは日本にいた時と変わらない

私は元々移住目的でワーキングホリデービザを取りました。現在はドイツで日系の商社で商品開発の部署で仕事をしながら、合間の時間に語学学校に通ったり、ルワンダの経済的自立支援プロジェクトやイラストのプロジェクトを同時に行ったりしています。日本でも商社で働いて、合間にプロジェクトを行ったり、英会話スクールに毎週通っていたので、住む場所と出会う人以外は、ほとんど私の生活は日本の時と変わっていません。(笑)

ただここに来て大きく変わったのは、私が働く会社では残業がほとんどなく、有給が30日あり、病院のアポなどがあれば有給を使わなくても病院の後で出勤でき、自分の生活リズムに合った仕事ができるということです。(もちろん制度はその会社によりますが、残業はほぼないか、残業した分別の日に早く帰って調整したり、残業代がしっかり支払われるような国のシステムができています)

残業しないといけないような雰囲気だったり、上司よりも先に帰りづらかったり、見た目の服装や考え方も周りの目を窺っていた日本での会社勤めより、オープンな環境のドイツの方が個人的には働きやすいと感じています。

仕事や学校は日本からでも探せる

ワーキングホリデーは人によって目的が違うので、旅行をしたり、アルバイトをしたり、語学学校に通ったり、在り方は様々だと思います。

私のように、ワーキングホリデービザで入国しましたが、「現地採用」として現地の企業にフルタイムで働きたい方は、日本にいる間にある程度仕事を見ておくことをお勧めします。私はリクルートのエージェントに登録し仕事探しをサポートしていただきました。

日系のリクルートを通す利点として以下の3点があります。

・日本語でサポートしてもらえるから安心(私は日本語と英語でサポートしてもらいました)
・日系の会社を紹介してもらいやすいので、日本での仕事の経験があれば現地採用も難しくない
・現地語が話せなくても英語と日本語を使用する会社を紹介してもらえる可能性がある(私の場合、幸運にも日本語と英語のみ使用する会社を紹介していただきました)

ドイツ以外の国は分かりませんが、私のおすすめは以下の3社です。

JAC Recruitment Germany
ADENI Recruitment Agency
Career Management GmbH

どのリクルートさんも私がまだ日本にいる時からSkype等でかなり親身に何度もお話を聞いてくださいました。
この先のキャリアアップも海外で考えているのであれば、仕事が決まってもうまく連絡を取っておくといいかと思います。他の国もこのような感じで、日系のリクルートを探してみると仕事が探しやすいかと思います。

仕事の業界によるかと思いますが、コロナ禍でもヨーロッパの経済は戻ってきているのと、コロナで去年の就職がかなり厳しかった分、今年はかなりリクルートさんも力を入れているかと思いますので、今はむしろチャンスの時期だと思います。

また、Linkedinを使用してあらかじめ履歴書みたいなものを作っておくと、仕事のオファーや仕事関係の繋がりが持てたりもします。😊

もちろん語学学校も日本にいる間から探せるので、同じ感じで探してみるといいかと思います。

何事も過去の経験が後押ししてくれる

20代で一度カナダに1セメスターだけ留学したことがありました。当時は経験がなかったので、全てが受け身でした。毎日学校に行って友達と遊んでホストフザミリーと夕食を取って、、、田舎に住んでいたので時間の流れが今の3倍は長く感じました(笑)あれから10年。社会人になっていろんな経験をしました。いろんな人と一緒に仕事をして、国内外問わず一人で出張して、セミナーや異業種交流会に行って、、小さな経験の塊が今いろんなところで生かされている気がします。
すでにドイツでの新しいプロジェクトの話や、ドイツにある中国系の貿易会社さんからのお声もあり、これからが楽しみでいっぱいです。^^

ギリホリで悩まれている方、せっかくなので来てみたらどうですか^^
嫌だったらすぐ帰るという選択肢もあるし、何とかなりますよ!笑^^

では良い週末を🌟

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