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2020年6月21日 23:21
快適で便利な都会に暮らしていると、ときどき、生きていることを忘れる。屋内はいつも適温に保たれ、外では常に人の目に触れながら出歩き、一人の自室ではインターネットを介して外界と接続する。自分をプロデュースしてオリジナル化したり、自分を始点として世界へアクセスしたりするうちに、自分という存在感がどんどん膨張して肥大化し、社会とのバランスを保つためのコトやモノでいっぱいになっていく。それ自体は決