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最小の時間で成果を最大にする 読書感想文#32

向上心はときに絶えざるプレッシャーとなってあなたを襲う。あれもこれも試したい、いいことは全部自分の生活に取り入れたい。だが、そんなやり方で人は進歩できない。何事も中途半端に終わるのがオチだ。この苦境を抜け出すための鍵は、人生を本質的要素だけに絞り込むこと。本書は、自分にとっての本質的要素を見つけ出す手がかりとなるだろう。
   ダニエル・ピンク(『モチベーション3.0』著者)

この言葉にこの本の良さの全てが詰まっていると思う。人間はあれもこれもやりたくなり、全てが中途半端になりやすい生き物だ。

今回紹介するのはこの本だ。


私も実際、
・フットサル頑張りたい
・英語も勉強したい
・読書もしたい
・お金についても学びたい  
・友達とも遊びたい  などなど

やりたいことが溢れている。しかし、これを全て同時にやろうとしたらキャパオーバーで中途半端になるのがオチだ。

何かを選択するには、何かを切り捨てなければいけない。

その考え方こそがエッセンシャル思考だ。

エッセンシャル思考はより多くの仕事をこなすためのものではなく、やり方を変えるためのものである。

エッセンシャル思考になるためには、「やらなくては」「どれも大事」「全部できる」という間違った思い込みを捨てなければいけない。

たしかに私も、どれも大事、全部できるだろうと甘く見ている部分があった。

この本の中でも特に印象に残った言葉がある。

"自分で優先順位を決めなければ、他人の言いなりになってしまう"

世間では、引き受けるのはいいこと。断るのは悪いことという風潮がある。果たしてこれはいいことなのだろうか。

ふっ軽という言葉はいいイメージで使われることがあるが、裏返してみればただのイエスマンで都合のいいやつとも捉えられる。

現在では、情報量の多さから人間は決断疲れを起こしている。何も考えずにイエスと言ってしまうことが起こってしまう。

そのように、周りに与えられた選択肢にイエスばかり言っていると、他人の思い通り。

つまり、他人の言いなりになってしまう。

まだ働いていないので、はっきりとは言えないが、会社などで自分で優先順位を決めて断ることができなければ、上司の言いなり人間になってしまうことがあるかもしれない。

短い人生をより少なく、より良く生きる為にも、自分の人生に優先順位をつけて、断る技術というのはとても大切になる。

ということで、2021年は、自分がやりたいこと、達成したいことを優先にいろいろ優先順位をつけて日々の行動を選択できるようにすることを目標にしました。

まだまだ、その場の気分で流されてしまいそうなことがあります。もっと、しっかり自分がやりたいこと、なりたい像をイメージして必要なことを考え、選択できるように、

現在の最優先事項はテスト勉強ですね笑

テスト終わったらまたこの本も読み返しつつエッセンシャル思考を身につけられるようにしたいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございます😊

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