お金を持たないリーダーの【最強チームの作り方】
こんにちは。
香川県高松市で、一般社団法人ぬくぬくママSUN'Sという子育てと地域づくりの非営利組織の代表理事をしています、中村香菜子と申します。
私は、子育てをしながら12年市民活動として子育て支援をしてきました。誰かのお手伝いをするよりは、自分がリーダーになって仕事をしたいというタイプで、それなのに、極度のさみしがりやなので、独りぼっちは大嫌い、いつも、「みんなと一緒」が大好きな人間です。
ずっと、子育てをしながらの活動だったので、ビジネスとは縁遠い世界です。それでも活動をするには、仲間が必要でした。
会社でいうと、「社員」いわゆるスタッフです。
しかし、当然活動初期、私に、スタッフに支払う給料はありません。
ボランティアなんだから遅刻してもいいよね
皆で心と力を合わせて、役割分担をして活動をしていたのですが、
スタッフでよく遅刻をしてくる人がいました。
私は、ミーティングの時に、遅刻しないように集まろうと提案をしました。
すると、よく遅刻をしていたママスタッフの一人がムッとした表情で、こう言いました。
「わたし、仕事なら遅刻せずに行けるけど、かなちゃんからお金をもらってないから、それはできない。友だちと遊ぶ約束でも、遅刻することはよくあるけど、それくらいゆるいのが好き」
と。
私は、その時自分がスタッフに給料を払えない無力さに愕然として言い返す言葉がありませんでした。
一人でできない事業を成功させるには、必ず他者の力が必要です。
でもその時の私にはスタッフに渡せるお金は1円も持ち合わせていませんでした。
試行錯誤しながら、チーム運営について学ぶ中で、気づいたことがあります。
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