見出し画像

熱々も冷めてもおいしい琉球料理「島らっきょうの天ぷら」

こんにちは。琉球ごはんの瑞樹です。

私は「日常になじむおいしい琉球料理」をテーマに、琉球料理を研究しています。知れば知るほど、琉球料理って、今の人の心と体に必要な要素がぎゅっと詰まっているな、と思います。体のお悩みがある人、心に少し元気が足りない人に、沖縄県外に住む私でも実践できる方法にアレンジした「琉球ごはん」でアイディアやレシピをお届けしたく、発信をしています。


沖縄天ぷらは、卵を多めにつかい、ぽってりとした食べ応えのある生地が特徴です。「冷めてもおいしい」のが素敵なところ。

県外の天ぷらよりも、卵を多めに使っているので加熱途中で生地がよく膨らむのです。卵の旨味と、塩味がしっかりついているので、天つゆなんて要りません。

初めて魚の沖縄天ぷらを食べた友人は「フィッシュアンドチップスの魚みたい」と言っていました。

そんな沖縄天ぷらが天ぷらのスタンダードと思い込んでいたので、初めて東京で衣の薄い天ぷらを食べた時の驚きは忘れられません。

そんな天ぷらになるのは、神戸市内の八百屋さんで偶然出会った「島らっきょう」
沖縄の方言で「ラッチョウ」といい、春先に出回る島野菜の一つです。

先日、島らっきょうを初めて料理をした私。今度は天ぷらに挑戦です。



外はぽってり、中はほくほく。
島らっきょうの爽やかな辛味と、程よいしょっぱさがたまりません。

私、島らっきょうが好きになっています。

材料
島らっきょう…100g
小麦粉…大さじ1
★卵…1個
★水…大さじ2
★薄力粉…大さじ4
★片栗粉…大さじ2
★塩…小さじ1
揚げ油…適量

作り方
(下準備)
島らっきょうは緑の部分を切り落とし、白い根の部分を使います。根を30分つけたあと、薄皮を剥いておきます。またひげ根は切り落とします。

①ボウルに★の材料を全て混ぜ合わせ、衣を作る
②島らっきょうに小麦粉をまぶす
③揚げ油を温める。低温(160〜170℃)が目安
④衣に島らっきょうをくぐらせ、2〜3分揚げる


島らっきょうは、一般的ならっきょうに比べて小ぶりです
葉の部分を切り落とします
水に30分つけておきます
すると、薄皮がむきやすくなる
ヒゲ根を切り落とし、下準備完了
小麦粉、片栗粉、ぬちまーす、卵が衣の材料。
水は使いません 
沖縄天ぷらの衣は粘度が高い
和食の天ぷらに比べると卵の割合が5倍。
島らっきょうに小麦粉をまぶし、揚げる準備はばっちり
薄づきのように見えますが…
油に入れた途端、こんなにふくらみます
たまごの力(タンパク質の変性)です
3分程で揚がります
中はしっとり
揚げたてを並べる
なんだか幸せだなぁ
出来上がり

疲労回復をたすける「アリシン」を多く含む島らっきょう。沖縄の元気を支える食材の一つです。
ひとくち、またひとくちと食べるうちに、疲れを忘れてしまいそう。

おつまみとして最高な一品ではありますが、お酒を飲まない方にもぜひ食べてみてほしいです。


「女性の元気ときれいを応援したい」
「おばあちゃんの味を残したい」
そんな思いで、日々過ごしています🌺

Instagramもぜひ見てみてください♪

この記事が参加している募集

ご当地グルメ

つくってみた

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。スキ、コメント、サポートがとても励みになっています。また遊びに来てください^^