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日本語不自由

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メンヘラ日記、現実のことと夢のこと。 ※ほぼノンフィクション
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#雨の日をたのしく

嵐と夕暮れとポテトチップス

嵐と夕暮れとポテトチップス

嵐のあと、
近所のカサブランカが花粉に黄色く染められた。
弱そうに見えるお花が、
あの雷雨に耐えたのか。
すごいな。

雨が降ると涼しくなる、
雨が降る直前のジメジメとした空気は
故郷の空気によく似ている。
湿気の強い地域で、一年中曇ってます。
夏の雨のあとは街道が汚くなり、
流されるビニール袋と、
海鮮市場の匂い。
小学校の思い出は雨に汚された新しい赤いNikeのマークがアクセントの白い靴下。

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また私だけ眠れなくなる。

また私だけ眠れなくなる。

エアコンの音
換気扇の音
トラックの走る音
惰性でつけた刑事ドラマの音

不眠症でもらった薬は大分たまってる
全部呑んだらどうなるんだろう
自分が怖くて仕方がない
そもそも
生きたくはなかった
生まれた意味もなかった
無理やりそれを見つ出そうと
必死にもがいてるけど
可哀想なわたし
悲哀な生き方だ

海を見に行きたい
夜中の海
果てしない海
強くて優しい恐怖な海
自分のちっぽけさを認識することが

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詩人になれないわたし達。

詩人になれないわたし達。

詩人は言葉に恋をしている、
一言一言に魂を注げ、
空気のように文字を吸う。

わたしはただ、
星や風や、
雲や雨や、
紫陽花や向日葵や、
きみの声が聞こえる深夜の時間を、
どうしようもなく、抑えられなくなった
パニック発作に似たような動悸を
文字に起こして楽になりたかっただけ。

両思いは奇跡に近い、
そもそも人間がこの地球に生き残ってることも奇跡。
誰かに特別な感情を抱く仕組みはよくわからない、

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天気予報は時々晴れ、突然の雨

天気予報は時々晴れ、突然の雨

今朝は早起きして
と言っても8時くらい。
昨日最終話直前までみてたアニメをつけて、
観る。
経費の削減か、同じコマをカメラワークで近づいたり遠ざかったりして…やたらと決め技にデカ文字使ったり。
よく分からない話でした、設定は面白いのに。

朝から詩集を読んだ。
文学少女ぶった生活は嫌いじゃない、
自己催眠は大事です。

あの人はわたしが好き、
わたしにゾッコンだ、
わたしが一番で、他の人に全く興味

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クリームチーズあんぱんになりたいです

クリームチーズあんぱんになりたいです

好きなことを仕事にしよう、
と一時期思っていた。
つまり毎食おにぎりか焼肉を食べることと一緒だよね。

得意なことを仕事にしよう、
と言われ続けている。
それは毎食激辛チャレンジして20分以内完食で食費0円てことだ。

好きになりそうなことを仕事にしよう、
とも言うよね。
なんだろう、普通に美味しそうな定食を頼む感じかな?シェフの気まぐれランチ?
よく頼むけど、食べたあとは少しだけ後悔しちゃう。

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雨の音聴かせてくれたお礼に

雨の音聴かせてくれたお礼に

正直何が言いたかったかよく分からなかった。
なんとなく嬉しかった。

写真を撮ることは好きだし止められないと思うけど最近は撮れる気がしない。
倦怠期なのか、離婚すべきなのかはわたし次第だけど、しばらく距離置きたいかな。
もういいかなって、
結果がどうであれ、不完全燃焼だとしても、なんなら納得いかないところだらけ……
しばらくはいいかな。
距離を置いた方がお互いの関係が良くなることもあるじゃん。

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ギブアンドぎぶ。

ギブアンドぎぶ。

カミュもサルトルも好き、シオランも好き。

そして今日初めて、シオランにとって二人は「敵」のような存在だったという衝撃的な事実を知った。そもそも前編ではペシミストは怠惰で衰弱な人間だと断言しているのに、「敵」や「友人」といった表現にも違和感を抱く。嫉妬や憎悪が「生」の証しだというのに、どこから攻撃的で鋭い言葉を紡ぐエネルギーが産まれたんだろう。

世界は矛盾だらけじゃないか。

度を超した「嫌悪」

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