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【旅】モンゴル |DAY2| 海外に行ったら必ずスーパーに行く。〜「観光じゃない旅」クロニクル


自由と選択と直感。

朝8時に目覚めた。
「記者」は11時まで寝ると言ってたから、
とりあえず1人で出かけてみることに。

コンビニに行ってプロテインを買って、近所を散歩して、公園で少女と仲良く遊んで、戻ってきたら10時。「記者」はまだ寝てる。

本気で11時まで寝るらしい。。からもう一度出かけて近くのスーパーにぶらぶらと向かった。

海外に行ったら必ずスーパーに行くと決めている。

スーパーには日常があるから。売り場をじっくりみて生活を想像するのも好きだし、ただ買い物している人を観察するのもすき。レジの人からその国の特徴がわかりやすくつたわってきたりもする。

私が並んだレジは若い大学生の様な女の子が店員で、私がジャラッと取り出して手に広げた小銭から必要な分だけ丁寧に取ってくれた。真顔でやるべきことをやるタイプの様。

スーパーでりんごと桃を買って宿に戻ると、11時。相方が起きていた。

やっぱり渋いウランバートルAirbnbの入口の鏡


今日は、明日からのモンゴル西部に向けた大移動に備えてゆっくりする日とのこと。

「記者」がおすすめのおっきなスーパーまで20分ほど散歩し、お惣菜コーナーでキンパをかって、ウランバートルの中心にあるスフバートル広場でお昼を食べる。「記者」はこのスーパーのキンパが気に入っているらしく、3日連続で食べてた気がする。あれこれ人生の今の悩み事について話す。

なんだかカラッとしたあたたかい気候のせいか、空気中に飛んでるデカめのふわふわ花粉のせいか、頭が若干ふわふわする。

宿に戻って、大きな窓から日の当たる、黄色いソファーでうとうと昼寝しながら各々本を読む。前日の飛行機移動の疲れもあり、溶けていきそうな夢見ごごち。窓から入るそよかぜが顔をくすぐる。気持ちいい。

ウランバートルの宿の周辺


夕方から、今回のトリップの現地コーディネーターのサロールさんとサンサルさんのごきげん夫婦と合流し、一緒に再びおっきなスーパーに、これから数日間のキャンプ+ロードトリップの買い出しをする。

モンゴルのスーパーは、ヨーロッパとアジアの商品のミックスで、私はとても気に入った。アレコレおしゃべりしながら買い出し楽しい。ワクワクしすぎないようにココロを落ち着かせる。これから数日間、とても心地いい人たちと過ごせる予感がして、ポカポカする。

コーディネーターの二人とはスーパーで解散し、「記者」と20分くらい?歩いて宿に戻る。夜は残りのお惣菜を食べながらダラダラとおしゃべり。

電気をつけずに、直感や自由について話した。私がボンヤリとしか考えていなかった『直感』『自由』を、「記者」は言語化していて、お話していてすこし腰が抜けるかと思った。

「記者」は目が敏感で、夜は電気をつけないのが好きらしい。電気つけずに話すと暗闇独特の心地よさがあって五感の感度が上がる。声がダイレクトに脳に入ってくる気がする。ややレイヤーの高めな議論をしていたせいか、脳に懐かしい刺激と疲れを感じる。よく昔、高校のロック部の仲間とこうやって夜な夜な哲学してたな。

自由と選択と直感。
またべつの時に独りまとめたい。

ウランバートルの夜は窓を開けるとちょうどいい涼しさの大好きな気候だ。

「記者」が読み終わった小説を貸してくれた。
人の本読むの好き。あと人の本棚を見るのも好き。

相変わらず、ここのairbnbしぶくてすき。


とてもメローな一日。いよいよ明日から怒涛の車移動がはじまる。

2023/6/27
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ソフトボイルドに旅の記録を綴る、何者でもない写真旅人。
2023年6月、「記者」の同行で【鷹狩のカザフ族とモンゴルの遊牧民族】取材を目的にモンゴルへ行きました。心が動いた瞬間を忘れないように記憶。
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