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【文化の違いはある?】アナログ広告とデジタル広告の行く末

こんにちわ。N介(@nsk_andooh)です。

今日は、広告業界の2大区分(笑)である「アナログ広告」と「デジタル広告」の違いや行末について書いていきたいと思います。

僕自身が就職したのは、鉄道系広告会社(=アナログ広告会社)なので、「アナログ広告会社にいながら、デジタル広告を扱っている」という状態です。

今回、このテーマについて書いてみようと思ったのは…

世の中には「デジタル周りの広告」に強みのある方から見た「デジタル広告の特徴や行末」は、色々なところで見かけるのですが、

逆に「アナログ周りの広告」に強みがある側から見た「デジタル広告との比較」ってあんまり見たことないな、と思ってこのnoteに至った次第です。

僕自身の正直な感想を言うと、、学生時代にTwitterやInstagramといったSNSから、DropboxやEvernote、PremirePro、FinalCut、Ustreamなど、分野を問わずに当時トレンドだったツールは、学生なりに色々と試してみまして「新しいデジタルツールがどんどん登場してきて、楽しいなぁ」と強く感じていました。

そして、社会人になったらそういうツールを「普通に」使いこなして仕事をするんだろう、と口を開きっぱなしで呆然と考えていたものです。

しかし、僕が就職した「鉄道系広告会社」のような「アナログ広告」の会社は、その名の通り「本当にアナログな文化」があるのも事実でして、そのギャップにはとても衝撃を受けました笑。

もちろん「アナログだからこその良さ」もあるのですが、大学を卒業したばかりの僕は、

「え、、大学生の時の方が最新のデジタルツールを使ってたぞ」

と思い、社会人になって”自分のデジタルリテラシーが退化した”と感じたのをよく覚えています。

※セキュリティやコストの観点から、最新ツールをバンバン導入できないのは、社会人になって知りました笑

だからこそ、「デジタル広告」の世界の人たちはどんな仕事をして、どんなツールを使ってるんだろうと強く興味を持って、周りの友人や仕事の関係者に、よく聞き回っていました笑。

今日は、そういった取材?をもとにした、僕なりの「アナログ広告」と「デジタル広告」の仕事や分野の違いについて、書いていきたいと思います!


1.広告における「デジタル」と「アナログ」

周りの先輩からよく聞く話ですが、デジタル広告が登場してきた2000年代は「デジタル広告?そんなの誰もみないよ」と言われていたらしいです。

広告業界の啓発本とかにもよく書かれているので、おそらく本当にそういう雰囲気だったんだと思うのですが、今では考えられないですよね。

それくらい、デジタル広告の勢いは破竹です。

最初は、いわゆる「バナー広告」がデジタル広告の発祥だったらしいですが、当時はインターネット時代の黎明期ですから、「広告」が発展する以前に、ウェブ上のコンテンツ自体がまだまだ少なかった時代だと思います。

だからこそ、当時主流だったアナログ広告側の人間からすれば「デジタルが主流になるのは、もっと先」と思っていたと推察することもできます。

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