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ひとり旅の向き不向きについて




ロンドンからオランダ・アムステルダムへ移動してきました。

とっても資本主義を感じたロンドン。
ブリティッシュスーツに身を包んだ英国紳士?いや普通のビジネスマンかを眺め街歩きを楽しんだロンドン。
知り合いの先生に勧められて観た人生初のミュージカルや、
高いお金出して食べなくても良いよなあと思いつつ観光の意も込めフィッシュアンドチップスを食べたロンドン。




普段の一人旅の目的地を選択する時、私は個人的に友達とは行かなそうなニッチな旅先を選択するので、ロンドンのような大都市をひとりで旅するのはあまり馴染みがなく、賑わう観光地に脇目も降らず、カメラ片手にひたすら街を歩いていました。

とはいえ3日間滞在していたので、いくつかは観光も。
一つはテムズ川沿いを歩いていた時にとても興味がそそられ、高いチケット代を払ってでも入りたいと思ったのがロンドン塔でした。
宮殿でもあり要塞でもあり処刑場でもあり。
ロンドンの歴史を知るには観ておかねばならないという義務感に駆られ、観た次第です。




ロンドン塔に入る前に、夏目漱石が“倫敦塔”という小説、訪問記録という方が近い気がする、を書いていたことを知り、目を通してみました。それが実際にロンドン塔を目にしてから読むととても面白くて。訪問後にも読んでみましたが、同じ場所であのような空想にふけり、当時に処刑された人々の思想に思いを馳せることができるのは、とても感受性深く、そしてそれを言葉で表現できるというのは本当にプロ、そして天才なんだなと実感しました。

ロンドン塔だけでなく、ナショナルギャラリーに行ったり戦争博物館に行ったりと、歴史に触れる機会が多かった今回の旅。歴史は興味はありつつ、領域外で詳しくないけれど、日本の歴史を語る上でもイギリスはついて回るだろうなと。これを機に日本以外の視点でこれまでの世界の歴史に触れることができてとても良い経験になりました。


それにしても、現地で働いている人なの観光客なのか、本当に様々な人種が集まっていて、時には英国紳士とは?とその概念を疑うこともあったけれど、色々な国の人と関われてすごく楽しかったです。





ひとり旅をしながら、ひとり旅の向き不向きについて考えていました。

唐突ですが、私はひとり旅にとことん向いている人間だと思います。

ひとり時間が苦ではない
新しい土地に行くことが好き
新しいものをみることが好き
挑戦が苦ではない
計画を立てることが得意
ほとんど好き嫌いなくなんでも食べられる
少しのトラブルは気にならない
失敗もいい経験だったとポジティブ変換する
人見知りしない、誰とでも話せる
行動力がある
比較的体力がある
移動時間が苦にならない
美術館や博物館が好き
人の目が気にならない
どこでも寝れる

など。

強いていうなら英語が話せないことくらい。(強いていうならというより結構大事。)

「自分はひとり旅なんてできない」と言われる度に、
私が観たことない景色を、ここまでお金や時間を費やしてまで、そしてひとりでも、目にしたいと思うのは何故だろうと内省します。

兎に角、新しい景色を知り、新しい経験をして、新しい知識を手に入れることが大好きなんですよね、それでいて、行動力(とはいっても、行きたい観たいといった欲求が抑えられずに後先考えず行動してしまっているだけ)、得意の計画力が伴ってくる。わたしが日本では飽き足らず海外でも一人旅を実行してしまうのも、なるべくしてこうなっているような気がします。

あとは個人的に、なんでも美味しく食べられることとコミュニケーション能力も最大の武器かと。英語が話せなくても笑顔さえあれば、誰かしらが助けてくれる。笑顔が万国共通だということを旅に出てから実感する毎日です。




そしてついにこの旅の本命、オランダに辿りつきました。
この時期のオランダは、チューリップの時期で激混みのようで。
国立美術館やアンネフランクの家などはすでにチケットが売り切れてしまっていました。残念すぎる。

とりあえず一番の目的はチューリップなので、その日は無事に観光できると良いなあ。


そろそろ宿の人にお願いしていた洗濯が終わるころなのでこの辺で終わりにします。
旅の記録はまたそのうちゆっくり書けたら良いなと思います。


それではおやすみなさい。












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