ホロコースト史を教材にしたアクティブラーニング
第二次世界大戦時のホロコースト史を教材にしたワークショップを体験してみませんか。
NPO法人ホロコースト教育資料センター(Kokoro)では、全国の学校や大学、自治体、地域グループなどからご依頼をいただき、これまで1,200回を超える授業やワークショップを実施してきました。
ホロコーストとは、第二次世界大戦時にナチ・ドイツおよびその占領下のヨーロッパで起きた迫害・虐殺。約600万人のユダヤ人が殺されました。ほかにも障害者、同性愛者、ロマなどの人々も犠牲となりました。この歴史は、すべての人々に差別や偏見、憎しみの恐ろしさについて警鐘を鳴らしているとして、国連は加盟国に対して教育の場で取り上げようと呼びかけています。特に、持続可能な開発目標(SDGs)の目標4「質の高い教育をみんなに」の達成のために、ユネスコがホロコーストを教材にした人権教育、シティズンシップ教育を推進しています。
アクティブラーニングを取り入れて問いづくりや対話を通した主体的な学びの場をぜひ体験してみてください。
中学・高校の教員6名様を無料でご招待します。
ご応募を心よりお待ちしています。
▼こんな方におすすめです
・ホロコースト史の概要を知りたい
・アクティブラーニングに興味がある
・問いづくり(QFT)に興味がある
【開催日時】
2022年5月31日(火)20:00 - 22:00
2022年6月5日(日)14:00 - 16:00
※両日の内容は同じです。ご都合の良い日時をお選びください。
【会場】
オンライン(zoomを使います)
【参加費】
無料
【対象】
中学・高校教員、各回先着6名様
【内容】
①問いづくりワークショップ
②ビデオ上映(15分)
③質疑応答
④ドイツ連邦共和国大使館共催・8月の日独高校生交流イベントのご案内
こちらからチラシをダウンロードできます
このワークショップは、「問いづくり」を取り入れて実施します。教える側からの「発問」ではなく、学習者が「質問」を作りだすことで主体的な学びに繋げます。一人ひとりの発想を尊重し、民主的な学習の場をつくります。
※「問いづくり」(Question Formulation Technique、QFT)とは
アメリカの市民運動から生まれた教育手法で、問いをつくる・分類する・変換する・選ぶというシンプルな作業を通して、「発散思考」「収束思考」「メタ認知思考」を育むことを目的としています。あらゆる人々が民主的な意思決定に参加できる仕組みづくりにも繋がります。ハーバード教育大学院でコースが提供されており、マイクロソフトやグーグルなどの企業でもこのメソッドが採用されています。日本では、NPO 法人ハテナソン共創ラボがファシリテーター養成講座を開催しています。参考図書 : 「たった一つを変えるだけ~クラスも教師も自立する『質問づくり』」(新評論刊)
これまでに参加された皆様のアンケートより
参加申込はこちらから受け付けています。