プロ野球解剖学

「プロ野球を一から解剖し、新しい楽しみ方を発見する」ことをコンセプトにしたプロ野球メデ…

プロ野球解剖学

「プロ野球を一から解剖し、新しい楽しみ方を発見する」ことをコンセプトにしたプロ野球メディアです!

マガジン

  • 超選手分析!まとめ

    現在プロ野球解剖学で連載されている「超選手分析!」をまとめたもの。ARAさん(@arai_san_28)、らすかわさん(@suzu_rasu)が毎回一人の選手を徹底分析する人気連載です。

記事一覧

プロ野球解剖学をご愛読いただいた皆様へ

皆様、平素よりプロ野球解剖学をご愛読いただきありがとうございます。これまで4ヶ月間、皆様に面白いコンテンツを提供しようと日々取り組んでおりましたが、いよいよこの…

ブライト健太(上武大学→中日ドラコンズ)

これまでは投手についての分析を担当していましたが、今回は打者についての記事を書かせていただくことになりました。 今秋のドラフト会議で中日ドラゴンズから1位指名を…

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お股ニキの変化球の見方|お股ニキ式野球勉強法 #4

こんにちは。3度の飯よりもピッチングを見たり考えるのが好きなお股ニキです。今回はそんな私が一番好きと言っても過言ではない変化球の見方について説明させていただきま…

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今期巨人のターニングポイントとなった阪神との3連戦

ターニングポイントとなった3連戦の総括9月3日からの阪神戦は、今年の巨人にとってターニングポイントとなった。この1週間は、8月31日から9月5日までヤクルト・阪神との首…

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1980年代の巨人軍ショート物語|酔いどれのプロ野球昔ばなし #4

これは巨人のショートストップ争いに関する物語である。後に正ショートとなり名選手として名をはせる男と、どういうわけかそのショート争いに加われず、常に二軍で雌伏の時…

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新外国人選手の沼へようこそ

はじめに NPBの歴史において、外国人選手の存在は切っても切り離せません。NPB外国人選手第一号の堀尾文人さんに始まり、阪神バースの神懸かりな活躍に娯楽として楽しんだ…

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プロ野球解剖学終了のお知らせ

皆さま、平素よりプロ野球解剖学をご愛読いただきありがとうございます。 プロ野球解剖学は7月からnoteにおいてサービスを提供してまいりましたが、今月末をもちましてサ…

隅田知一郎(西日本工業大学→西武ライオンズ)|超選手分析

小園健太、森木大智、風間球打ら「高卒右腕BIG3」が中心視された2021年のドラフト会議でしたが、蓋を開けてみたら隅田知一郎投手に4球団が競合。1位指名を公言していた西武…

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あの選手が首位打者になったのはブラストモーション効果?|元球団アナリストが語るプロ野球の実態 #4

こんにちは。河村佳太(@pon_kawamura)です。 2016年から昨年2020年までの5年間、横浜DeNAベイスターズでアナリストをしていました。現在は野球界を離れていますが、この…

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ARAさんの連載終了のお知らせ

皆様、平素よりプロ野球解剖学をご愛読いただきありがとうございます。 本日は読者の皆様にお知らせがございます。本サービス開設当時より「超選手分析」を担当してくださ…

【保存版】プロ野球ファンなら絶対にフォローした方がいい15のアカウント

昨今、プロ野球ファンにとって「SNSで情報収集をすること」が当たり前になっています。しかし、SNSには数え切れないほどのユーザーがおり、一体誰を見れば良いのかわからな…

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伊藤大海(日本ハム)|超選手分析 #11

今回取り上げる投手は、宮城大弥投手(オリックス)、早川隆久投手(楽天)らと熾烈な新人王争いを繰り広げている日本ハムの伊藤大海投手。 伊藤投手は大学生の頃からSNS…

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球界再編〜僕がプロ野球に絶望した日〜|酔いどれのプロ野球昔ばなし #3

それを知ったのは、もう間もなく梅雨に入ろうかという日のニュース速報だった。「近鉄とオリックスが合併」唐突のようにも見えるが、僕には「ああ、やっぱり来るべきものは…

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「外国人選手の調査」について解説します|元球団アナリストが語るプロ野球の実態 #3

はじめにこんにちは。河村佳太(@pon_kawamura)です。 2016年から2020年までの5年間、横浜DeNAベイスターズでアナリストをしていました。現在は野球界を離れていますが、…

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藤浪晋太郎(阪神)|超選手分析! #10

今回は読者の方からいただいたお題、『藤浪投手が新人で勝てた理由と現在勝てない理由(成績が良かった時と悪かった時でどう違うのか)』について考察したいと思います。 …

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プロ野球が100倍楽しくなる打者の見方|お股ニキ式野球勉強法 #3

打者を見る目を養う勉強法私は、多くの野球人が「投手脳」か「野手脳」のどちらかに分かれると思います。両方を兼ね備えている人は少なく、同じ野球と言っても投手と野手、…

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プロ野球解剖学をご愛読いただいた皆様へ

プロ野球解剖学をご愛読いただいた皆様へ

皆様、平素よりプロ野球解剖学をご愛読いただきありがとうございます。これまで4ヶ月間、皆様に面白いコンテンツを提供しようと日々取り組んでおりましたが、いよいよこの記事がプロ野球解剖学の最後の記事になります。

思えばこの4ヶ月間、楽しいことばかりではありませんでした。本メディアは有料記事を取り扱っているので、絶対に買ってくれた方を後悔させないような記事を作らなければいけない。そんな思いの中で記事を作

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ブライト健太(上武大学→中日ドラコンズ)

ブライト健太(上武大学→中日ドラコンズ)

これまでは投手についての分析を担当していましたが、今回は打者についての記事を書かせていただくことになりました。

今秋のドラフト会議で中日ドラゴンズから1位指名を受けたブライト健太選手の打撃について考察していきます。

1.シンクロ打法ブライト健太選手の打撃で、まず最初に目につくのは「タイミングの取り方」です。

棒立ちに見える構えから、パワーポジションに入る事(股間の右側に深い皺が入っているのが

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お股ニキの変化球の見方|お股ニキ式野球勉強法 #4

お股ニキの変化球の見方|お股ニキ式野球勉強法 #4

こんにちは。3度の飯よりもピッチングを見たり考えるのが好きなお股ニキです。今回はそんな私が一番好きと言っても過言ではない変化球の見方について説明させていただきます。

第1回・第2回の内容とも重なる部分や繋がる部分があると思いますので、合わせて見ていただけると幸いです。

👉 野球(投手)の見方の原点|お股ニキ式野球勉強法 #1
👉 投手を見る上で重要な7つのポイント|お股ニキ式野球勉強法 #

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今期巨人のターニングポイントとなった阪神との3連戦

今期巨人のターニングポイントとなった阪神との3連戦

ターニングポイントとなった3連戦の総括9月3日からの阪神戦は、今年の巨人にとってターニングポイントとなった。この1週間は、8月31日から9月5日までヤクルト・阪神との首位攻防の6連戦。初戦は打撃戦を制して、2戦目はエース・菅野智之の力投もあり、現在首位を走るヤクルトに2勝1分といい滑り出しを見せた巨人軍は、このまま独走体制に入ると思われた。

3連覇に向けてこの勢いがある状況で、9月3日から9月5

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1980年代の巨人軍ショート物語|酔いどれのプロ野球昔ばなし #4

1980年代の巨人軍ショート物語|酔いどれのプロ野球昔ばなし #4

これは巨人のショートストップ争いに関する物語である。後に正ショートとなり名選手として名をはせる男と、どういうわけかそのショート争いに加われず、常に二軍で雌伏の時を過ごさざるを得なかった男、川相昌弘と上田和明。この二人のプロ野球人生のコントラストを追って見たいと思った。

川相昌弘。この名を知らないプロ野球ファンはあまりいないであろう。バントの名手として、通算犠打世界記録を打ち立てた選手。そんな川相

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新外国人選手の沼へようこそ

新外国人選手の沼へようこそ

はじめに
NPBの歴史において、外国人選手の存在は切っても切り離せません。NPB外国人選手第一号の堀尾文人さんに始まり、阪神バースの神懸かりな活躍に娯楽として楽しんだ近鉄ローズや西武カブレラのホームラン争い、そして王貞治の年間ホームラン記録を更新したヤクルトバレンティンなど、メジャーで大成せずとも球史に名を遺すプレイヤーも数多く存在しました。

そんな中で、今回は外国人選手の1つである「新外国人選

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プロ野球解剖学終了のお知らせ

プロ野球解剖学終了のお知らせ

皆さま、平素よりプロ野球解剖学をご愛読いただきありがとうございます。

プロ野球解剖学は7月からnoteにおいてサービスを提供してまいりましたが、今月末をもちましてサービスを終了させていただくことになりました。

これまでご愛読いただきました読者の皆さまに深く御礼申し上げますとともに、この度のご案内となりましたことをこころよりお詫び申し上げます。

隅田知一郎(西日本工業大学→西武ライオンズ)|超選手分析

隅田知一郎(西日本工業大学→西武ライオンズ)|超選手分析

小園健太、森木大智、風間球打ら「高卒右腕BIG3」が中心視された2021年のドラフト会議でしたが、蓋を開けてみたら隅田知一郎投手に4球団が競合。1位指名を公言していた西武ライオンズが見事に当たりくじを引き、交渉権獲得となりました。

今回の記事では、今年のドラフト会議で最も高い評価を受けた男、隅田知一郎について考察していきます。

1.全日本大学野球選手権でのピッチング
今春の全日本大学野球選手権

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あの選手が首位打者になったのはブラストモーション効果?|元球団アナリストが語るプロ野球の実態 #4

あの選手が首位打者になったのはブラストモーション効果?|元球団アナリストが語るプロ野球の実態 #4

こんにちは。河村佳太(@pon_kawamura)です。

2016年から昨年2020年までの5年間、横浜DeNAベイスターズでアナリストをしていました。現在は野球界を離れていますが、この度ご縁があり、筆者がこれまで経験してきたプロ野球界のアナリストの実態や野球界におけるデータ分析について文章を書くことになりました。

第4回を迎える今回は、多くの選手のバッティングに大きな影響を与えたブラストモー

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ARAさんの連載終了のお知らせ

ARAさんの連載終了のお知らせ

皆様、平素よりプロ野球解剖学をご愛読いただきありがとうございます。

本日は読者の皆様にお知らせがございます。本サービス開設当時より「超選手分析」を担当してくださっていたARAさんの連載が、両者の方針の違いにより本日付で終了することが決定いたしました。それに伴い、本記事公開時点よりARAさんが執筆した以下の記事は全て削除されます。

佐藤輝明(阪神)|超選手分析! #1
杉本裕太郎(オリックス)|

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【保存版】プロ野球ファンなら絶対にフォローした方がいい15のアカウント

【保存版】プロ野球ファンなら絶対にフォローした方がいい15のアカウント

昨今、プロ野球ファンにとって「SNSで情報収集をすること」が当たり前になっています。しかし、SNSには数え切れないほどのユーザーがおり、一体誰を見れば良いのかわからない方も多いでしょう。

そこで、今回の記事では、プロ野球解剖学の執筆者が厳選した「プロ野球ファンなら絶対にフォローした方がいいアカウント」を紹介します。ぜひこの記事で紹介された方々をフォローして、ご自身のプロ野球ライフを豊かなものにし

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伊藤大海(日本ハム)|超選手分析 #11

伊藤大海(日本ハム)|超選手分析 #11

今回取り上げる投手は、宮城大弥投手(オリックス)、早川隆久投手(楽天)らと熾烈な新人王争いを繰り広げている日本ハムの伊藤大海投手。

伊藤投手は大学生の頃からSNSやYouTubeを利用して積極的に情報発信しているので、今回は伊藤投手の過去の発信に関する個人的な見解も含めながら、投球動作について触れていきます。

1.大学4年~今季途中までの投球動作
今回は投球フォームからの考察になりますので、参

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球界再編〜僕がプロ野球に絶望した日〜|酔いどれのプロ野球昔ばなし #3

球界再編〜僕がプロ野球に絶望した日〜|酔いどれのプロ野球昔ばなし #3

それを知ったのは、もう間もなく梅雨に入ろうかという日のニュース速報だった。「近鉄とオリックスが合併」唐突のようにも見えるが、僕には「ああ、やっぱり来るべきものは来たのか」と、その前からなんとなくこういうことがあるのではないか、という心構えができていた。そう、予兆はいくらでもあったのだ。あの頃の不景気極まりなかったプロ野球においては。

その予兆とは。オリックスにも近鉄にもハッキリしたものがあった。

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「外国人選手の調査」について解説します|元球団アナリストが語るプロ野球の実態 #3

「外国人選手の調査」について解説します|元球団アナリストが語るプロ野球の実態 #3

はじめにこんにちは。河村佳太(@pon_kawamura)です。

2016年から2020年までの5年間、横浜DeNAベイスターズでアナリストをしていました。現在は野球界を離れていますが、この度ご縁があり、筆者がこれまで経験してきたプロ野球界のアナリストの実態や野球界におけるデータ分析について文章を書くことになりました。

第3回を迎える今回は、チームの順位に大きく影響すると言われる外国人選手につ

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藤浪晋太郎(阪神)|超選手分析! #10

藤浪晋太郎(阪神)|超選手分析! #10

今回は読者の方からいただいたお題、『藤浪投手が新人で勝てた理由と現在勝てない理由(成績が良かった時と悪かった時でどう違うのか)』について考察したいと思います。

1.スランプの始まり
改めて言う必要もないのですが、藤浪晋太郎投手は長いトンネルから抜け出せないままでいます。

2013年のルーキーイヤーから三年連続で二桁勝利をマーク。プロ入り3年目の2015年には、最多奪三振のタイトルを受賞。日本球

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プロ野球が100倍楽しくなる打者の見方|お股ニキ式野球勉強法 #3

プロ野球が100倍楽しくなる打者の見方|お股ニキ式野球勉強法 #3

打者を見る目を養う勉強法私は、多くの野球人が「投手脳」か「野手脳」のどちらかに分かれると思います。両方を兼ね備えている人は少なく、同じ野球と言っても投手と野手、捕手では別競技の感覚すらあると感じています。野手出身の人は投手のことは完璧にはわからないですし、逆もまた然りです。

野手脳か投手脳かでいうと、私は完全に投手脳となります。とにかく投手と捕手が理想通りのボールを投げて、配球をして、完璧に抑え

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