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40歳妊婦とつわり

辛いつわりを乗り切れたのは、梅干しと味噌、漬物のおかげでした。
(今回はつわりについて徒然と書いています)

四十路妊婦のつわり

わざわざ、四十路と書くこともない、と言われそうなのだけど
(何歳でもつわりってあるんでしょ、と言われそう)
やはり今回の妊娠は今までと違うって思うことが多い気がしています。
今までと違う、というのは「今まで」があるから感じることであり
(当たり前だけれど)
「今まで」を語らなければ、今回の特別感は伝わらないよなぁ。

なので少しだけ、今まで、を書き出すとすると。。。

最初の妊娠のつわり


多分3回の妊娠の中で一番つわりが重かったのは第1子の時だと思います。
会社員をしていたので特に以下症状は辛かった、、、。

電車に乗れない(気持ち悪い)
イライラする
息苦しくなる
考えがまとまらず泣きたくなる(仕事にならない、、、当時の職場の方々にはご迷惑おかけしました)

つわりに加えて、
カフェインやアルコールはNG、お刺身などの生物NG、など、嗜好品がダメと言われると摂取したくなっちゃって、それもストレスになったり(今では上手に付き合えますが)。
初めての妊娠では、自分の体が妊娠状態になるのが初めてで、全く様子がわからないので、手探りの中、仕事に行き、妊娠の時期ごとの注意ややっておいた方がいいことなどをネットサーフィンで読み漁り→不安になり、体調不安定になる、みたいな感じでした。

最初の妊娠後から、感覚が敏感になった部分があると思っていて。
たとえば、匂いが気になったり、自分の体調の変化に気づいたり、と、主に自分にベクトルがある部分について。
第1子出産後から、柔軟剤の香りや、電車内の香水やシャンプーなどの匂いが気になってしまい、目の奥がツーンとする感覚や、頭痛、気持ち悪さを感じるようになりました。今では家の中の洗剤などは無香料が基本。

産後は、腰痛や手首の腱鞘炎に悩まされ、自分以外の命をお世話する大変さにまみれていたなぁ。
体調のトラブルが多い分、自分の身体に意識を向ける時間がとても多くなり、体調が落ちる気配を感じとることができるのだけど、どうやってそれを解決(ストレス発散するとか、休養をとるなど)すれば良いかわからず足掻いていたなぁ。

2回目の妊娠出産

妊娠中の体調はすこぶる良くて、つわりの時期はだるさやめまいがあったものの、結構動けていたと記憶しています。
生活環境が第1子の時とは異なり、個人事業主で働いており、仕事の調整ができて余裕を持って過ごせていたからかなと思っています。
妊娠から出産後にかけて、自分の体調の変化をより感じとることができるようになり、それなりに対策を立てることができるようになったのはとても良い傾向でした。この日は休養する日、と決めるとか、セラピストさんに頼るなど。これは私にとっては大きいことで、「休む」ということがなかなか大手を振ってできない性格なので、今までの経験を経て培った感覚だなと思います。

そして今回の妊娠によるつわりの様子

夕方から急に体が冷える
スマホ2分見て顔を上げるとめまい
立ち上がると立ちくらみ
トイレをでるとめまいでよろめく
寝起きからだるい
口癖が「疲れた」
呼吸が浅くなる
気がつくと気持ち悪い
食後胸焼け胃もたれ
食欲減退、かと思えば過食
家族が酷い目に遭うイメージが巡る
悪夢を見る
過去の感動シーンを思い出し嬉し泣き
過去の辛いシーンを思い出し泣き

これは妊娠発覚後から妊娠中期、後期の手前までこんな調子。
体の冷えや、めまいは顕著で、なんとなく冷えるなぁとかなんとなくくらっと来た、ではなくて、もうガッツリその状態がガバッと来ました笑
疲労感や冷えやめまいは、今までで一番感じやすかったなと思います。
妊娠後期は、胸焼けや胃もたれの症状は残り出産まで続いていました。

今回特徴的だったのは
亡くなった親しい方への記憶、想いが幾度となくリフレインして
何か意味があるの?
と考えちゃうほどでした。

2011年に東北の震災、父が亡くなるということがあり、その後第1子出産したのは2013年。さまざまなことがあり、2022年に第3子を出産することになったわけですが、

第1子出産から8年ほど、その間、いろんな別れがあったからなのかなぁ。
命と死は一緒だって思うところがあるので、そう感じるようになったからかなぁ。
出産は命を産み出すけれど同時にいつか死んでしまう個体を存在させるのだからなぁ。

なんとも生産性のない、よく整理のつかないことを考えながら
つわりの症状と付き合っていました。

食の対策

今回の妊娠では胃もたれ、胸焼けが辛かった。。。
食べたいのに食べると辛い、というのは本当に、楽しみな食事なはずなのに、楽しみ度が7割くらい減ってしまう。
食欲がない時には、梅干しのお茶漬け、梅味噌おにぎり、漬物や梅干しを口に放り込む、などで優しいご飯を食べていました。
これがね、
すごいのね、
梅や味噌、胃が落ち着くんです。
一時期、
おかゆと梅干しと漬物、おかゆと味噌とアマニオイル、という組み合わせに、たまにしらすが入るという食事が続いたんですが
全く飽きないし、美味しいし、胃が辛くなくって本当に助かりました。

こちらのエゴマオイル、納豆にかけたりサラダにかけたりお粥に混ぜたり、とっても美味しい!絞りたてを配送してくれるのも嬉しい!

つわり、その実は

お腹に赤ちゃんがきて、体がいろんな反応をしてつわりというものがあるのだ、と認識していたのですが
これはあくまで私の経験から、つわりの程度は、妊婦のストレスによるのかも、と思うになりました。
ほんの少しでも心配事があったり、憂鬱なことがあると、つわりってのは表面に出てきてアピールするみたいなんです。
毎日の生活にそれほどストレスがなければ、いつもと変わらずにいられる程度のつわりのようです。
妊婦さんは、ストレスがかからないよう、無理なく、気持ちよく過ごしましょうね!
自分を大切に、時には甘やかしてあげるくらいが丁度良い人もいるかもしれません。
妊娠は病気ではないですが、お腹に赤ちゃんを育てるという自分の命をかけた大仕事。
妊婦である自分を誇ってください!

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