Nooon

「パッケージには叡智が詰まっている」。いろいろなパッケージにいちいち感動しています。

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最近の記事

六花亭のポテトチップス

一年くらい前になりますが、北海道は道東に行ってきました。 何しにって丹頂鶴の求愛ダンスを見に。 ジュエリーアイスも見ました。極寒の海岸で。 帰り際に六花亭本店でお土産をと物色していたところに出合ったこのポテトチップス。 あらかわいい。 商品名、ブランド名一切なし。潔し。 そしてこの絵柄を見れば『六花亭!』と思っていただける自信も感じます。 あまり広く流通させてないことも商品名なしでよいということにつながっているのかもしれません。 ちなみに賞味期限も短い設定です。 欲が

    • サッポロ生ビール黒ラベルエクストラモルト

      ビール好きです。 発泡酒・第3のビールでも問題なし。 なので通常お財布事情により迷わず発泡酒or第3に手を伸ばすのですが、この黒ラベルのエクストラモルトはジャケ買いしてしまいました。 日本の大手4社の缶ビールのデザインはある程度パターン化されているように感じているのですが、それはそれで分かりやすいし元々中身での差別化難しそうだしな、とか思っていたのですが、こちらはには『おっ!』と思いました。 大手さんの商品が並ぶコンビニでは私の目が引かれました。 正直、バドワイザーとかハ

      • お豆腐のパック

        今やスーパーやコンビニの店頭では充填豆腐がメインを張っていますが、その昔(40年前くらいまでですかね)はお豆腐はお豆腐屋さんに買いに行くかスーパーカブに乗ったおっちゃんが売りに来るのを買うのがメジャーな購入方法でした。 お豆腐屋さんに行くと大きな水槽の中にお豆腐が沈んでいて、お客さんの注文があるとおやじさんやおかみさんがお豆腐をすくって青いビニールの器に入れてビニール袋で包んでくれたのを覚えています。 一丁いくらだったかな。1980年ごろで70円とかだったのではないでしょう

        • ピアスの箱

          先日久しぶりにピアスを買ったのですが、その箱がなかなかおもしろいものでした。 一見普通のスリーブと中箱の組み合わせです。 少しテクスチャを感じるマットな用紙を使い、品のいいやや青みががったクールな印象のペールピンクのスリーブ。 ロゴは透明感のないマットなバーコ印刷?でしょうか。箱の質感に合ってる温度やや低めの感じがいいですね。 スリーブを取ってみると、マットな黒の中箱登場。よくあるパターンですが、紙が合紙っぽくていいですね。 うん、普通。 中箱を開く。 あれ、なんか

        六花亭のポテトチップス

          下町の名脇役。

          お酒を飲まない方は見たことがないかもしれないパッケージです。 下町の名脇役、宮﨑本店謹製・亀甲宮焼酎、通称『キンミヤ』。 かく言う私も、自他ともに認める酒飲みですが、この金の亀甲の中に宮のロゴは知りながら、ラベル全体やパッケージデザイン全体を知ったのはここ数年のことです。 焼酎はほぼ飲み屋でしか飲まなかったので、グラスに入ったキンミヤとグラスについてるロゴしか見たことなかったんですね。ボトルで注文とかもしない派なのもあり。 キンミヤさんとの関係は長年そんな距離感だったので

          下町の名脇役。

          牛乳石鹸と奈良ホテルのコラボ石鹸の箱

          ♪牛乳石鹸、よいせっけん♪というフレーズをお聴き覚えの方もいるでしょう。洗顔によい、と話題になり品薄になったこともありました。 言わずもがなのブランドが、クラシックホテルの西の雄・奈良ホテルと同じ年(1909年!)に創業したとのことで2019年に創業110周年記念でコラボされていました。 非売品で、対象期間の宿泊者にはプレゼントされたようです。私は奈良ホテルに泊まられた方にお土産としていただきました(対象期間は終了していると思われます)。 普通の赤箱じゃん、と裏を返すと牛

          牛乳石鹸と奈良ホテルのコラボ石鹸の箱

          ミントティーの箱

          おしゃれなパン屋さんのものらしいです。なんでも、『旅する紅茶』というコンセプトで数種類ラインアップされているようで、マッチ箱を模した小箱に中身のお茶と縁がある場所をイメージしたイラストがあしらわれています。 こちらはミントティーが入っていたのですが、イラストはモロッコをイメージしたもの。 お砂糖たっぷり入れて飲むべきでしたかね、、。 お茶を飲みながら箱を眺めてその地を想像する『妄想トラベル』は、旅に行きたいけどめんどくさい横着者や行きたくても旅ができない時にいいですね。

          ミントティーの箱

          ネクタイの箱。

          男性へのプレゼントのど定番と言えばネクタイ、と言うのは今は昔なのでしょうか。 最近はネクタイをされてない方も多いですが、支度としては、スーツの時はネクタイまでTPOに合わせてコーディネイトされてるととても素敵に思います。周囲への敬意も感じます。 さて、今回そのネクタイを贈る際のギフトボックスです。 黒のマットな貼り箱に金の箔押し。洒落感と程よい高級感があります。 そしてなんといっても窓。 窓のあるパッケージは、ワクワクの階段がつけられているようなものですね。 中身がちらっ

          ネクタイの箱。

          ピエール・エルメのマカロン箱

          以前ウエディング関係の仕事をしていたとき、『引菓子をマカロンにしたい』と言うお客様が結構いらっしゃいましたが、私はおすすめできませんでした。 すぐひびが入ってしまうんですよね、あのお菓子。なので縁起を担ぐ結婚式の引菓子にはとてもおすすめできなかったのです。 結構しっかりしたケースに入っていても、です。 でも、そのくらいデリケートだからこそ、あの食感を楽しめるのかもしれません。 しかし、マカロンの名手ピエール・エルメは流石でした。 マカロン3個でもしっかりとした貼り箱を採用し

          ピエール・エルメのマカロン箱

          袋型の箱。

          箱、と言えば四角い物が当たり前ですが、たまに袋型の箱を見かけませんか? 箱を袋に入れてさらに手提げ袋に入れて・・・、という手順を少し省いた形になるのでしょうか。 でも四角い箱よりちょっとあたたかみを感じたり、優しい感じがして食べ物や癒しグッズとの相性がいいように思います。実際にこの商品も電子レンジで温めて使うぬかを使ったカイロです。 温めて使うも「物」なのでデザインも暖色の赤を使い、ぬか「袋」が入っている「袋」型の箱なので布目のようなテクスチャーを表現したチェック模様です。

          袋型の箱。

          パッケージには叡智が詰まっている。

          はじめまして、こんちには。 パッケージを愛するNooonと申します。 このnoteは日々出会う素敵なパッケージに感動している私が、「素敵!よく考えられる!これ作った人すごい!!」というクリエイターに対しての賛辞を、独り言ではなく形として残したいと思い始めます。 パッケージ、とはいわゆる「包装」です。人、会社や団体などの人の集団の間でやり取りされる「物」があり、それを包む物のことです(多分)。 そもそも「物」をやり取りする際になぜ「包む」ことが必要なのかというと、バラバラに

          パッケージには叡智が詰まっている。