下町の名脇役。
お酒を飲まない方は見たことがないかもしれないパッケージです。
下町の名脇役、宮﨑本店謹製・亀甲宮焼酎、通称『キンミヤ』。
かく言う私も、自他ともに認める酒飲みですが、この金の亀甲の中に宮のロゴは知りながら、ラベル全体やパッケージデザイン全体を知ったのはここ数年のことです。
焼酎はほぼ飲み屋でしか飲まなかったので、グラスに入ったキンミヤとグラスについてるロゴしか見たことなかったんですね。ボトルで注文とかもしない派なのもあり。
キンミヤさんとの関係は長年そんな距離感だったのですが、今や欠かさず1.8L(一升ですな)パックをキープするほどの仲になってしまいました。
なにが私とキンミヤさんをそんな親密な仲にしたか?
そう、パッケージです。
もちろん味わいも、クセが少なく飲み飽きず、私の好みにどストライクなのですが、きっかけはパッケージです。
ここ数年夏場に『シャリキン』と称してキンミヤをシャーベット状態に凍らせて飲むのが流行り、今や定番化しているのですが、ある日私も流行りに乗り家飲み用に買ってみようかなー、と酒屋さんでキンミヤを探してみました。
『なにこれ!…かわいい…』
この浅葱色と金をベースにしたさわやかな色使い、焼酎のくせに(偏見)かわいらしい小花なんか散らしちゃって。レトロ感を醸すフォントと、奥ゆかしいのか大胆なのかよくわからん『下町の名脇役』というキャッチ。
…すべてが私の中の『こうあって欲しい』ところにぴたっとハマってました。
経済的に紙パックを買っていて、このデザインも大好きですが、200mlワンカップとかこれまたかわいいんですよね。
もちろん商品の品質がしっかりしているのが大前提ですが、パッケージがファンを作るきっかけとなることもあることを我が身を持って実感したのでした。
パッケージ、大事。
特に嗜好品、パッケージ大事。
宮﨑本店 キンミヤページ
日本酒のお燗瓶もめっちゃかわいい…。
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