のやまやの

日常で思うことを、言葉にしていこうと思う。 さらに、感銘をうけた作品の、あとがきを書く…

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日常で思うことを、言葉にしていこうと思う。 さらに、感銘をうけた作品の、あとがきを書くつもりで綴る妄想記「妄想あとがき」も。楽しんでもらえれば幸いです。Twitter→@noyamayanote

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《動くピクトグラム誕生秘話》と《予算10億の真相》〜発売中止の開会式公式プログラム拡散?どうなるオリンピック閉会式〜

ショーディレクター解任報道により、急きょ発売中止となった、幻の「開会式プログラム」。その中の、演出・小林賢太郎氏のインタビューを読んだ私は、この記事を書かねばならないと思った。インタビュー内容は後述するが、とにかく、私が知りうる限りの事実を、正確に、わかりやすく、順を追って、ここに記そうと思う。その上で、あなたなら、この問題をどのように捉え、どのように考えるのだろうか。 ❶小林賢太郎、問題のコントとは2021年7月22日、組織委員会の橋本聖子会長は、開閉会式のショーディレク

    • あなたの大事な1票が、悲しみと怒りに支配されませんように

      昨日、本当に悲しい事件が起きました。多くの方が動揺していると思います。暴力で命を奪う事は決して許されません。この事件が起きたことを心から憂い、そして、このような形でお亡くなりになった安倍晋三氏に心から哀悼の意を表します。 そんな想いの中、この文をあげるべきか悩みました。 しかし、尊い一人の命が失われた悲しみと、政策方針によって1票を投じることは、同じ土台で考えるものではありません。「テロに屈しない」ということは、この事件で突発的感情で投票を決めない冷静さを求められている、と

      • 戦前の日本は、 ソ連と米英から「国を守る為」と、 【国家総動員法】を通し、戦争の道に邁進した。 今の日本は、 中国と北朝鮮から「国を守る為」と、 【集団的自衛権】を通し、憲法9条を改訂しようとしている。 「国を守る」という常套句は、いつの時代も、政治家による国民への目眩しだ。

        • 戦争を知らない私が8.15に想うこと。

          TBS『戦後76年「つなぐ、つながる」SPへいわとせんそう~戦場からのメッセージ』を観た。25歳のりゅうちぇるさんが、沖縄のおばあから聞いた話を一生懸命、彼の言葉で話していた。沖縄では、6.23沖縄慰霊の日に、”うーとーとー”というお祈りをするらしい。1年に1度、この日だけでも平和を祈ろう、と。20代の若者がその想いを発信すること、素直に素敵だと思った。 日本全国にとっては、8.15がその日になるだろうか。 私は今日、平和への想いを馳せたい。戦後76年。これからの日本が、戦

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        《動くピクトグラム誕生秘話》と《予算10億の真相》〜発売中止の開会式公式プログラム拡散?どうなるオリンピック閉会式〜

        • あなたの大事な1票が、悲しみと怒りに支配されませんように

        • 戦前の日本は、 ソ連と米英から「国を守る為」と、 【国家総動員法】を通し、戦争の道に邁進した。 今の日本は、 中国と北朝鮮から「国を守る為」と、 【集団的自衛権】を通し、憲法9条を改訂しようとしている。 「国を守る」という常套句は、いつの時代も、政治家による国民への目眩しだ。

        • 戦争を知らない私が8.15に想うこと。

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          2本

        記事

          幻の”MIKIKOチーム版”と消えた165億。クリエイターだけが傷つけられたオリンピック開会式。閉会式を終えた今も組織委員会はだんまりのまま…

          はじめに。私は、小林賢太郎氏の熱烈なファンではない。そんな私が、オリンピック開会式演出の突然の解任劇について記事にしたのは、この問題が、個人のみならず、クリエイターへの冒涜であり、エンターテインメント全体の問題だと捉えたからだ。 小林氏の汚名が返上されれば済むという話ではない。 そもそも、まかり通ってはいけないことが起きたのだ。 MIKIKO氏も被害者。傷つけられたのはクリエイターばかりだ。 上記記事と重複する内容だが、多くの方の目に触れ、考える機会になることを祈って、こち

          幻の”MIKIKOチーム版”と消えた165億。クリエイターだけが傷つけられたオリンピック開会式。閉会式を終えた今も組織委員会はだんまりのまま…

          漫画「ルックバック」の修正は必要だったのか?エンタメ規制と想像力

          エンターテインメントが好きで、素敵な作品を見て想ったこと、見知った良い言葉を忘れないように、と、noteを始めた。ただ、筆不精なもので、相当突き動かされた作品に出会った時だけ、自分のその時の気持ちの記録用に書くつもりだった。 まさか、おかしいと思った問題に声をあげるため、自分が文字を起こす日が来るとは思わなかった。 一つは、「小林賢太郎氏のオリンピック開会式ショーディレクター解任」。そして、もう一つが、この「藤本タツキ氏の『ルックバック』修正」だ。 小林氏の件はこちら。

          漫画「ルックバック」の修正は必要だったのか?エンタメ規制と想像力

          「批判」と「中傷」の違い。

          有難いことに、この1週間で、私の書いた記事を10万人以上の方が閲覧してくださいました。ありがとうございます。どんな受け取り方でも構わず、沢山の方の考えるきっかけになれたら、と書いた記事でした。 できれば、「小林賢太郎氏の名前を今回初めて知った」「今回の件自体よく知らない」という方に、一人でも多く広がることを祈っています。 また、今回の問題を言語化できずに苦しんでいる方には、誰かと会話する際の手助けになる文であれば幸いです。いくらでもコピペしてください。 今回、記事をしたた

          「批判」と「中傷」の違い。

          イスラエル新聞で、ユダヤ人記者が、小林賢太郎氏の解任撤回を求む。過剰な《キャンセル・カルチャー》に警鐘。

          世界が呆れる日本の《キャンセル・カルチャー》「古いホロコーストジョークは、開会式ディレクターを解任する理由にはならない」。ヒヤっとしただろうか?これは、イスラエル新聞の、ユダヤ人記者が書いた記事のタイトルである。 この内容は、別の記事の項目と重複するが、改めて、こちらに記事立てすることにした。なぜなら、その記事「《動くピクトグラム誕生秘話》と《予算5分の1削減で10億の真相》〜発売中止の開会式公式プログラム拡散?どうなる閉会式〜(※題変更)」は、小林賢太郎氏の件の問題につい

          イスラエル新聞で、ユダヤ人記者が、小林賢太郎氏の解任撤回を求む。過剰な《キャンセル・カルチャー》に警鐘。

          BASARAは日本の誇り

          小学生の頃、夢中になって読んだ本を読み返した。 田村由美先生のBASARAである。 何度も読み返していたからだろうか、大人になって久しぶりに読むのに、セリフの細部までよく覚えていた。ページをめくる前にセリフが頭に浮かぶ。どれだけ読み込んだかわからない。それほど心に刻まれる言葉が多い物語だ。 今読んで気づくことは、死が目前にあっても、決して死なせない為、死なない為にこれほどあがいている作品は他にないということ。 普通の物語ならば、ここで死ぬのではないか、というところで、

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          鬼滅の刃。最終回は作者の「供養」

          ●勝手に妄想あとがき 感銘をうけた作品の、あとがきを書くつもりで綴る妄想記。楽しんでもらえれば幸いです。 ※下記、ネタバレを避けたい方はお控えください。 鬼滅の刃を読み終えて、、、 原作の最終回を読み終えて、原作ラストに賛否両論が渦巻いていることを知った。 たしかに舞台が現代になったことで、「鬼滅の刃」の世界は崩れた。 読者の振り落とされ方は、ラストの無限城の鳴女の三味線でベべンっと様がわりする部屋に振り落とされる感覚と似ているのかもしれない。激しく動揺する。乗り切れず

          鬼滅の刃。最終回は作者の「供養」