あなたの大事な1票が、悲しみと怒りに支配されませんように

昨日、本当に悲しい事件が起きました。多くの方が動揺していると思います。暴力で命を奪う事は決して許されません。この事件が起きたことを心から憂い、そして、このような形でお亡くなりになった安倍晋三氏に心から哀悼の意を表します。

そんな想いの中、この文をあげるべきか悩みました。
しかし、尊い一人の命が失われた悲しみと、政策方針によって1票を投じることは、同じ土台で考えるものではありません。「テロに屈しない」ということは、この事件で突発的感情で投票を決めない冷静さを求められている、ということだと思います。だからあげます。

民主主義のもと、選挙は予定通り行われます。
これまで、戦争を経験した多くの方々や識者が、日本の現状を危惧し、行く末を憂い、懸命に声をあげてきました。

昨日起きてしまった痛ましい襲撃事件とは別に、私たちは冷静に、私たちや未来を担う子供たちが生きるこの国にどうなってほしいのか、政策を通して判断し、それぞれの貴重な一票を入れることが求められています。

「戦争という過ちを繰り返さない日本」で在り続けてほしい。これまでの歴史上、正義の名のもとに、国が一辺倒になる時ほど、戦争の足音が忍び寄ります。
どうか、あなたの大事な1票が、悲しみと怒りに支配されませんように。