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「かみかさ」第13話

雨が止んでいる事に、いのりは気づかず、傘を持たずに帰り始めた。

髪を丁寧に触られた感触。寒気がした。
「無理。本当にもう無理。」

しばらくして、水たまりに足を入れてしまった。
さっきまで雨降ってたんだ。
「あぁ。」
「傘、忘れた。」
溜め息を二度ついた。
とぽとぽと、引き返し美容院に向かった。


水たまりが教える
雨と傘

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ごめんなさい。詩に夢も憧れもありません。できる事をしよう。書き出すしかない。書き出す努力してる。結構苦しい。でも、一生書き出す覚悟はできた。最期までお付き合いいただけますか?