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【エッセイ】「幸せ」を論理的に考え、一つの答えを出す

※この記事は私の「頭の整理」の為でもある

私は以前「幸せ」に関する記事を2本アップした。

これらの記事では抽象的な言い回しをした。
そして、私の考えは以下であった。

・「幸せ」という言葉が氾濫しすぎている
・「幸せ」は人から学ぶような事ではない
・「幸せ」は押し付けるようなものではない
・「幸せ」は人それぞれ

おそらく私なんかよりも、「幸せ」についてご存じの人は無数にいると思う。

今回は、前回の抽象的な言葉ではなく、
「幸せ」の具体的な意味を追求していきたいと思う。そして「幸せ」の本質とは。

ChatGPTを使い論理的に確認していく。


◆「幸せ」の定義


まずは一般的な「幸せ」について聞いてみる。

プロンプト
#幸せの定義を教えてください

幸せの定義は個人によって異なりますが、一般的には以下の要素が含まれます:

心理的幸福感:ポジティブな感情が多くネガティブな感情が少ない状態
主観的幸福感:人生に対する満足感や自己実現
社会的幸福感:良好な人間関係や社会的な支援
物質的幸福感:経済的安定や健康。

・幸せを感じる要因
自己受容、感謝の気持ち、前向きな思考、目標設定と達成

・ 名言
「幸せとは、何かを持つことではなく、何かを感じることだ。」-アルベルト・シュバイツ
「幸せは旅の目的地ではなく、旅そのものだ。」-エマーンン

これらを参考に、自分にとっての幸せを見つけることが重要です。

ほとんどの人にとって「幸せ」とは
こういうものなのだろう。

私も例に漏れず、このような事には「幸せ」という感情となる。

しかしこの「幸せ」という感情よりも、本質的な何か、つまりもっと深く知りたいと思っている。

◆「幸せ」は主観的な思想


「幸せ」という言葉は、
人間が作り出したもの。

ChatGPTで出されたような「感覚」を、
「幸せ」と人間が定義付けた。

この人間が作り出した「幸せ」という言葉の表面的な感覚ではなく、「幸せ」の本質的なモノを知りたい。

#プロンプト
幸せは個々が感じるものだと思います。
なぜみんな幸せとはこういうものだ、と他人に言い合っているのですか?
幸せが人それぞれ感じる事であれば、
幸せについて言い合うことなんてないと思う。

確かに、幸せは個々が感じることであり、主観的なものです。しかし、人々が幸せについて語り合う理由はいくつか考えられます。

理由1: 共感と共有
他者と幸せを感じる事で、自分の経験や感情を共有して、共感を得ることができます。これは社会的な繋がりを深め、人間関係を強化する手段となります。

理由2:学びと発見
他人の幸せの定義や経験を聞くことで、新たな視点や考え方を学ぶことができます。自分がまだ気づいていなかった幸せの要素を発見することもあります。

理由3: 支援とアドバイス
幸せについて話すことで、他人が困難な状況にある場合にサポートやアドバイスを提供することができます。これにより、他人の幸せに寄与することができます。

理由4:社会的・文化的な影響
文化や社会によって「幸せ」の概念は異なります。これを話し合うことで、自分の文化や社会的背景を理解し、他人のそれと比較することができます。

理由5:自己理解の深化
自分の幸せについて話す事で、自分自身の価値観や欲求をより深く理解することができます。これは自己成長や自己実現に繋がります。

結論
幸せは個々が感じるものであるため、その定義や感じ方は人それぞれ異なります。しかし、幸せについて語り合う事で、共感、学び、支援、文化理解、自己理解など多くのメリットが得られるため、人々は幸せについて語り合うのです。

「幸せ」は主観的であり、個々が感じるものであること。
・「幸せ」について語り合うことは、社会的や精神的にも多くのメリットがある。

ということは、「幸せ」は、個々の思想に基づいており本質的なものではない。

◆「思想」とは


「幸せ」は思想的なものという事がわかった。
ではこの「思想」とはなんなのか?

プロンプト
#思想とは何でしょうか。

・思想の独自性と影響
思想は個々が持つ独自の考え方や信念ですが、
以下のように他者や社会からの影響も受けます。

・個々の思想の独自
個人の経験:自分の人生経験や価値観に基づく
独自の解釈:同じ出来事でも人によって解釈が異なる.

・社会や文化の影響
表有された価値観:社会や文化が共通の価値観を促すが、解釈はそれぞれ。
教育とメディア:学校やメディアが情報や価値観を提供し、思想に影響を与える。

結論
思想は基本的に個々の独自のものであり、個人の経験や解釈に基づきますが、社会や文化に教育など外部からの影響も受けます。最終的には、各個人が独自の思想を持つことになります。

「幸せ」とは、思想である。
「思想」とは、個人が持つ独自の考え方や信念。

ここまでは、一般的な「幸せ」の話。
「幸せ」とは、個々が持つ思想のこと、
というのは繰り返し確認した。

ではここから、私が知りたい「幸せ」の本質を掘っていく。

◆「思想」と哲学」の違い


本質という言葉で思い当たったのが
「哲学」という事。

ではこれまで確認した「思想」と
これから確認する「哲学」の違いを確認する。

#プロンプト
「思想」と「哲学」の違いはなんですか

思想と哲学はどちらも人間の考えに関連していますが、
異なる点があります。

・思想
具体的な問題:社会、政治、経済など、具体的な事柄を扱う。
実践的:日常生活や社会の行動に影響を与える。
一例:マルクス主義(社会変革を目指す)、フェミニズム(男女平等を推進)。

・哲学
抽象的な問い:存在、知識、倫理など基本的な問いを探求する。
理論的:論理的かつ体系的に考える。
一例:「我思う、ゆえに我あり」(デカルト)、カントの「純粋理性批判」(認識の限界を探る)

まとめ
思想は具体的で実践的な問題に焦点を当てます。
哲学は抽象的で理論的な問いを探求します。

このように、思想は日常や社会の具体的な問題に対処し、哲学は根本的な問いに対する理解を深めることを目指します。

「幸せ」という抽象的な問いを探求
これは哲学という事がわかる。

そして哲学とは、根本的な問いに対する理解を深める行動、という事も分かった。

では「幸せ」を、
これまでの思想ではなく哲学的に考える
そしてそれは「幸せ」の本質へとつながる。

◆「幸せ」の本質とは


ここまで来てようやく、私の知りたかった事となる。つまり「幸せ」の本質的な意味

#プロンプト
幸せの本質とは何ですか?
幸せという言葉の定義は、皆が思想的な意味合いでよく使います。
そうではなく、幸せの本質が知りたいのです。
哲学的な事だと思われますが、分かりやすく出力してください。

幸せの本質は非常に複雑で、哲学的に多くの視点から考察されています。以下は、誰にでも分かりやすい形で幸せの本質を探るための主要なポイントです。

・幸せの本質
内面的な満足感

自己受容:自分自身を受け入れ、肯定すること。自分に満足している状態。
心の平安:不安やストレスがなく、心が穏やかであること。

関係性の充実
人間関係:家族や友人との良好な関係や絆。
社会的つながり:コミュニティや社会とのつながりや支援。

自己実現
目標達成:自分の目標夢を追求し、それを達感すること。
成長と学び:自分が成長し、新しいことを学び続けること。

物質的な満足
基本的なニーズ:健康、経済的安定、安全など、基本的な生活必需品が満たされていること。
快適な環境:住環境や生活環境が快適であること。

・ 幸せに関する哲学的視点
エウダイモニア(アリストテレス)
エウダイモニアとは、ギリシャ語で「良い魂」を意味し、アリストテレスはこれを真の幸福と考えました。これは、倫理的な生き方と自己実現を通じて達成される持続的な幸福を指します。

快楽主義(エピクロス)
エピクロスは、快楽を追求することが幸福の本質であると考えましたが、ここでの快楽は一時的なものではなく、持続的で内面的な平和を意味します。

実存主義(サルトル)
サルトルは、幸福は自分自身の存在を自由に選択し、その選択に責任を持つことで達成されると考えました。個人の自由と自己決定が重要です。

・結論
幸せの本質は、内面的な満足感、良妊な人間関係、自己実現、そして基本的な物質的ニーズの充足にあります。哲学的には、エウダイモニア、持続的な快楽、そして自己決定と自由が幸せの本質とされています。
これらの要素が組み合わさることで、真の幸せが達成されると考えます。

・思想的な「幸せ」とは、主観的であり個々が感じるもの。
それは、心理的、物質的、社会的なものである。
これは世間一般で考えられている「幸せ」

本質的な「幸せ」とは、内面的な満足感、良妊な人間関係、自己実現、そして基本的な物質的ニーズの充足である。

あれ、「思想的な幸せ」と「本質的な幸せ」が「同じような意味」に見える。
これはいったい何なのか。

さらに、哲学者により「幸せ」の定義が異なる。
ここをもう少し掘ってみる。

#プロンプト
哲学者によって幸せの定義が違います。
ということは、幸せについてはそれぞれの哲学者の思想で語っているのでしょうか?

はい、その通りです。幸せについての定義や理解は、哲学者それぞれの思想や哲学的立場によって異なります。以下に、いくつかの代表的な哲学者とその「幸せ」に関する考え方を紹介します。

幸福の定義は哲学者によって異なり、それぞれの思想や理論に基づいています。主な哲学者の幸福論を以下に要約します。

アリストテレス: 幸福は徳(アレテー)を実現することによる理性的な活動。
エピクロス: 幸福は痛みのない状態と精神的な平安を追求すること。
カント: 幸福は道徳的義務を果たすことによって得られる。
ミル: 幸福は「最大多数の最大幸福」を目指す功利主義的な原則に基づく。
ニーチェ: 幸福は自己実現や自己超越を通じて得られる個人的な力や創造性の発現。

このように、幸福についての理解は哲学者ごとに異なり、多様な視点があります。

◆まとめ


哲学者により「幸せ」の定義がバラバラ。
そしてそれは哲学者の思想的な話ということ。

古代の哲学者たちがそうであったように、
「幸せ」は個々の思想という事が分かった。

・「幸せ」は個々の思想
・「幸せ」を共感しあうことは重要
・「幸せ」の本質は、思想的な意味合いと変わらない。

以上から、世間一般で嫌と言うほど言われている「幸せ」という事は、表面的なものであれ陳腐なものであれ決して間違いでなく、その言葉を交わし合う行為は必要という事が分かった。

それと同時に本質的な「幸せ」が、
世間一般の「幸せ」とほぼ同義なのも分かった。

◆あとがき


長い記事となったが、私は「幸せ」というのがどういうものかが大まかにわかった。
整理するととてもスッキリする。

いつかどこかで、
哲学者の本は読む必要があると思う。
今読んでもおそらく半分も理解できない。

そして、この「幸せ」というものについて、
疑問がまだある。

・幸せが全てポジティブな事なのか、
・幸せと幸福の違いetc.

それらについては、
また何かの機会で書こうと思う。

「分からない」ことを考え、
自分なりの結論を見つける。

それが、私にとって「幸せ」の一つなのだ。


つづく。


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