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ChatGPTで「日本の名著」を要約する

私は、日本の「古典」があまり好きではない。

日本書紀や万葉集や古今和歌集
などなどを読んでみたいが、
読もうという気にはなれず「興味を持てない」

これは「古典の授業」が全く面白くないせいだ、
と勝手に思っている。

こういう時は、ChatGPT先生に
「古典」を簡潔に「要約」してもらうのが良い。

※noteでさんざん要約しておいて、こんなことを言うのはアレだけれど、要約だとそのモノの「本質」が見えにくくなると感じる。
なので、私個人は「要約」があまり好きな事ではない。

ということで今回は、
日本の名著「源氏物語」を要約していく。

やることは前回の「世界の名著」と変わらずに行こうと思ったけど、最後に方針転換せざるを得なくなり面白い感じになったので、最後までぜひ。

■前回の記事




■ChatGPTで要約

#プロンプト
源氏物語を要約してください

『源氏物語』げんじものがたり)は、
平安時代中期に紫式部によって書かれた日本文学の古典であり、世界最古の長編小説とされています。以下にその要約を示します。

・概要
著者:紫式部
時代:平安時代(11世紀)
構成:全54帖(巻)
ジャンル:恋愛、宮廷生活

主な登場人物
光源氏:主人公、桐壺帝と桐壺更衣の息子
紫の上:光源氏の最愛の女性
藤壺:光源氏の義母で、彼の禁断の恋の相手
頭中将:光源氏の親友
六条御息所:光源氏の愛人の一人
明石の君:光源氏のもう一人の愛人で、彼の子供を産む
薫:光源氏の息子

あらすじ
光源氏の誕生と幼少期:
主人公の光源氏は、天皇とその愛妾(アイショウ)の子供として生まれますが、母親が早くに亡くなります。彼は「光る君」と称されるほどの美男子で、多くの女性から愛される存在です。
若き日の恋愛と冒険:
光源氏は宮廷内外で多くの恋愛を繰り広げます。彼の恋愛は多くの女性との複雑な関係を生み出し、時には悲劇も伴います。
紫の上との関係:
光源氏は、幼い紫の上を見初めて彼女を自分の邸に引き取ります。彼女は光源氏の理想の女性となり、二人の関係は深まります。
政治的な陰謀と苦難:
光源氏は宮廷内の政治的な陰謀や、義母藤壺との禁断の恋など、数々の困難に直面します。しかし彼の美貌と才能で多くの困難を乗り越えます。
晩年と死:
光源氏の晩年は、彼の人生の多くの女性たちとの関係が再び表面化し、悲劇的な出来事が続きます。最終的に彼は静かにこの世を去ります。
薫の物語:
光源氏の死後、物語は彼の息子薫に焦点を移します。薫の恋愛や冒険もまた、光源氏に負けず劣らず波乱に満ちたものです。

主題とテーマ
愛と恋:多くの恋愛が描かれており、愛の儚さや複雑さがテーマとなっています。
無常観:仏教的な無常感が随所に見られ、人生の儚さを感じさせます。
宮廷生活:平安時代の貴族の生活や文化が詳細に描かれています。

『源氏物語』は、その豊かな描写と深い心理描写により、古典文学の傑作として評価されています。

源氏物語の大まかなところは知っていたけれど、
これでさらに理解が深まった。
しかしこれでは長いので、もう少し短く。

■さらに短く要約

#プロンプト
5行で要約してください

『源氏物語』は、平安時代に紫式部が書いた54巻からなる長編小説です。
主人公の光源氏は、美貌と才能で多くの女性と関係を持ち、宮廷内外で波乱の人生を送ります。
彼の最愛の女性紫の上との関係や禁断の恋が物語の中心です。
光源氏の死後、息子の薫の恋愛と冒険が描かれます。
主要なテーマは、愛と無常観です。

よくまとまっている。
これでも長いという人がいるので、もっと短く。

#プロンプト
1行で要約してください

『源氏物語』は、光源氏の波乱に満ちた愛と人生を描いた平安時代の長編恋愛小説です。

外国人に説明するときに、
これで良いかもしれない。

しかし「5秒で分かるようにしろ」
と、タイムパフォーマンスを最重視する人が言う。

■タイムパフォーマンスの極地

#プロンプト
3文字で要約してください

光源氏

主人公ですやん。
もう一回

源氏恋

まあこんなもんか。
ではもう一押し

#プロンプト
1文字で要約してください

確かにそうかもしれない。
では、生成AIならではの回答を

#プロンプト
0文字で要約してください

・・・何も出なかった
少しひねってみる

#プロンプト
何も出ないんですか?
頭を使って回答ください。

()
源氏物語の深さは言葉では言い表せません

うーん微妙。
では視点を変えて、こういうのを聞いてみる。

■これがChatGPT先生

#プロンプト
源氏物語を古典嫌いな1億人に、
思わず読みたくなるような販促
をしてください

もちろんです!古典嫌いな人々にも思わず手に取ってしまうような、魅力的な販促メッセージを考えてみました。
-----------------------------------------
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あなたが知らない「源氏物語」の秘密

恋愛の達人であり、イケメン貴公子の光源氏が織りなす恋愛模様は、現代のドラマも顔負け!ハラハラドキドキの展開が待っています。

禁断の愛に燃える:
義母との禁断の恋、親友の妻への片想い・・道ならぬ恋愛の数々があなたの心を掴んで離しません。

平安時代のリアルライフ:
平安貴族の豪華な生活と、彼らの悩みや喜びがリアルに描かれる。まるでタイムトラベルしたかのような体験ができます。

女性の力と知恵:
紫式部が描いた強くて知恵深い女性たちの物語。彼女たちの生き方に共感し、勇気をもらえること間違いなし。

こんなあなたにおすすめ!
恋愛ドラマが好きな人
歴史や時代劇に興味がある人
心に響く深い物語を求めている人
美しい日本語に触れてみたい人

今だけ特典!
初回購入特典:豪華イラスト付き解説書
限定特典:現代語訳付きで、読みやすさバッチリ!

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古典嫌いなあなたも、きっと「源氏物語」の虜になるはず。

さあ、一緒に千年前の恋愛ドラマの世界へ旅立ちましょう!

ちょっと読んでみたくなるね、これ。

■あとがき

「源氏物語」はすでにアニメ化されていたみたい。

最後のプロンプト「販促」についても、
アニメ化の時に使われていてもおかしくはない。

--
前回の「罪と罰」の時の0文字要約は、
さすがChatGPT先生とかなり感心したけれど、
今回はあまり上手い感じがしなかった。

なので、何がいいかなと少し考えた。

古典はみんな興味ないし、
それならみんなが興味を持てるような「販促」
という視点からプロンプトを打ってみたけど、
なかなか面白かった。

「古典は不必要」という風潮が広がっているけれど、数百年以上前に書かれたものがどういうものなのか、少しでもそれに興味を持って調べたり読んだりすることは大事だとは思う。

それは、コスパやタイパの考えを一旦お休みして、取り組む必要がある。

しかしそうは言っても、現状では「古典」に対して興味を持ってもらう必要がある。

それには「販売促進」のような活動を
もっとするべきことなのかもしれない。

そうしないと、
古い文化消滅の危機を感じる。


つづく。


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