むっちゃん、サッカーの付き添いで南米へ

2022年1月~アルゼンチンへ 言語もできない50歳シニア世代の海外移住と 12歳から…

むっちゃん、サッカーの付き添いで南米へ

2022年1月~アルゼンチンへ 言語もできない50歳シニア世代の海外移住と 12歳からの南米サッカー留学を綴る。 El momento es ahora. エル モメント エス アオラ 意味:今がその時! Instagram @haruisiii むっちゃん

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アルゼンチンで人生初の救急車に?!

そんな事態がこんなに早く起こるなんて思ってもみなかった。サッカーとフットサルの生活、ケガは付き物だと思うけれど最初のケガが救急車ってのもとんだハプニングだった。 1.それはいつものフットサル そろそろ五ヵ月が経過するフットサルの練習。今は週に一回の参加にさせてもらって、移動時間の負担を軽減していた。 ハードな練習をするイメージではないけれど、今日は最初から紅白戦をやる雰囲気で、子供たちのテンションも上がる。 2.そして5分も経たないうちに ガシャン!と乾いた音が響いた

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    • 『迷ったらやらない』という人生

      当時の時給550円は決して自慢できる収入じゃない。 人の役に立てることが楽しかったことだけは覚えている。 でも、さすがにそれは迷った。 両親にも相談できなかった。 親も何かを察したのか「高校だけは卒業してくれ」 と突然言われてさらに迷っていた。 アルバイトなのに人から頼られることが 楽しくて仕方がなかった。 次男だったこともあって家族にも頼られていると 実感することがなかったのかもしれない。 何かと誰かが付き添っていたりして 自立したいという欲求が強くなっていたこと

      • アルゼンチンで観た日本映画   Perfect Days (ネタバレあり)

        今まで日本では日本の映画を観るという機会もなく、多くを語るほどの見識もないがアルゼンチンで日本の映画を観て、何とも不思議な気持ちになった。 結論から言うと『THE東京』 舞台は東京。そこで暮らす男性の日常が描かれている。 その景色一つ一つが、海外で観ることによって何とも感慨深い景色の連続だった。東京スカイツリーや首都高速での運転席の景色は、当時見ていたものと全く同じもので、アルゼンチン人にどう映っているのかも気になっていた。 毎日繰り返されるだけの日々 平凡な日常をル

        • 小学生のチーム移籍はリスクなのか?

          我が家の子供たちがジュニア(U12世代)から卒業して随分経つ。 ここで書き残しておきたいことがあった。 それはジュニア世代サッカーとの出会い ウチには当時4歳差の男子兄弟がサッカーをしていた。 兄の低学年の時には育成サッカーの知識もなく、人気のサッカースクールに通って満足していた。 ある時、スクールの指導者から『どこかチームに入れた方が良い』とのアドバイスをいただいて、近所のスポ少を巡ってみることにした。 2つのスポ少を体験に行って、本人が行きたいというチームに所属した

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          アルゼンチン移住から2年 そこに見える景色

          この1月でアルゼンチン移住から2年が経過した。 訳が分からないままの1年目と比べ、穏やかに 終わることのできた2年目だったように感じている。 とにかく毎日が手探りだった日々から 何とか人の役に立つことがしたい気持ちになった。 父子間では『できることは自分でやろう』と お互いに声をかけながら過ごしてきた。 14歳だから一人で外出することは許される。 (12歳未満は一人で外出できないのがアルゼンチンのルール) 学校やサッカーの練習、日々のルーティンについては できるだけ

          アルゼンチン移住から2年 そこに見える景色

          『住めば都』と言うけれど

          アルゼンチンに降り立ってから2年が経とうとしている。 今で精一杯だった一年目は、W杯のアルゼンチン優勝で全てを浄化されたような締めくくりだった。 そして二年目は、アルゼンチン大統領が交代となった。詳しいことまでは理解できていないが、混沌としていることだけは理解している。 そしてこんな記事を思い出した。 心配事はいつも心のどこかにあるもの。 心配事のない生活なんてあるはずもなく、本能的に心配事を探してしまっているのかもしれない。 でも、支え合う家族や仲間のおかげで心配

          アルゼンチンサッカー 育成年代記録 2023 ~U14(9na)のサッカー環境は~

          ご訪問ありがとうございます。 アルゼンチンからお送りしています。 〇 育成年代のサッカーは アルゼンチンのサッカー環境で、ハードルが高いのがスケジュールを把握するということ。日本では、試合の日程やレギュレーションが調べたらわかるし、それが当たり前だと思っていた。 アルゼンチンでは 『今週末はリーグ戦があるのか?』とコーチに聞いても 『私たちも何も聞いていないんだ』と返事が来ることが常。 つまり、リーグを開催する主催者と、チームを管理するコーチの窓口になる立場での連絡網

          アルゼンチンサッカー 育成年代記録 2023 ~U14(9na)のサッカー環境は~

          ~アルゼンチンより~        無駄と不便は生きる上で大切なこと

          ご訪問ありがとうございます。 アルゼンチンからお送りしています。 先日、こんなブログ記事を見かけた。 アルゼンチンにいると、幼少期に育った頃(80年代くらい?)の日本と似ていると感じることがすごく多い。 普通に生活していてもアトラクションみたいなハプニングの連続で、どうしても日本の便利さと比較してしまう。 不便なことが当たり前だと割り切れた時に気づいた事。 不便な中にこそ、逞しく生きるための知恵と術がある。 不便な中で知恵を出して考えてみる。 生きていく中でどんな需

          ~アルゼンチンより~        無駄と不便は生きる上で大切なこと

          ジュニア世代のサッカー挑戦2022 ~クラブチーム選び①~ Argentinos Juniors他

          ご訪問ありがとうございます。 父子でアルゼンチンに移住して、サッカーに挑戦する日々。 サッカー環境を求めてアルゼンチンに来たはいいが、所属チームの確約があるわけでもなく、現地についてから自分で探すことになる。 言葉の問題や学校、練習グランドまでの移動手段など、わからないことだらけのままアルゼンチンに降り立った親子の話です。 体験からは一年以上経過しての記事になります。そこに来るまでの紆余曲折が多過ぎて、体験を文章化することも困難な環境下でした。 アルゼンチンでの移住生活が

          ジュニア世代のサッカー挑戦2022 ~クラブチーム選び①~ Argentinos Juniors他

          【ライターとしての出発点】Kindleから発売された自身の著書

          ご訪問ありがとうございます。 アルゼンチン移住の日々、そして父子での生活で気づいたことをお伝えさせていただいております。 〇 ふとしたきっかけで 今回、Kindleから『海外移住』についての著書を発売することになりました。とは言っても、ご依頼をいただいて書いたのが1年前のことで、自分で読み直しても新鮮なくらいの記憶でした。 丁寧に校正もできていないので誤字もあるうえ、著書というほどのことでもなく、あくまでも経験に基づくことを書き記しているような文章なのです。 ただし

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          アルゼンチンの11人制 2023 vs Racing (育成年代)U-14 ~ダイジェスト動画あり~

          アルゼンチンでの育成サッカー(U14)の体験レポート。 父の付き添いの主観で感じたことをここで綴っています。 移籍したチーム(CAPlatense)での2023年シーズンが始まった。とはいえ、もう6月の下旬にさしかかっていた。早いリーグでは4月から開幕していることを考えると、それだけで焦る気持ちもあったのも事実。 アルゼンチンの育成にはフィジカル検査があり、規定上検査を受けないとリーグ戦に参加することができない。その事前の手続きから漏れていたり、雨で中止が続いたりもして、

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          【思春期メモ】アルゼンチン移住生活におけるデジタルデトックスのルール

          ご訪問ありがとうございます。 父子のアルゼンチンサッカー留学での日々、感じたことを配信しています。 〇 アルゼンチンという国では アルゼンチンでは、子供だけで外出することが法律で禁じられている。安全面での配慮のことで、12歳までは大人が付き添わないと外出できない。 日本では当たり前だったこととのギャップ、というよりも世界各国ではそれが当たり前だということを、海外生活を始めてから知った。 日本にいた頃、社会勉強という意味で6歳から一人で電車に乗ってサッカーの練習にも行かせ

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          【アルゼンチンサッカー観戦記】 女子のプロサッカーを観戦してみた

          ご訪問ありがとうございます。 父子のアルゼンチンサッカー留学での日々、感じたことを配信しています。 アルゼンチンが秋晴れとなった心地いい午後に、女子プロサッカーの試合を観に行く機会があった。 アルゼンチンにいながらプロのサッカーの試合をスタジアムで観ることもない生活、二年目にもなりそろそろ行動範囲を広げていこうかなと思っていたところだった。 そして、そのチームには今シーズンから日本人が所属しているということなので、平日の午後に開催される試合を観ることになった。 〇 C.

          【アルゼンチンサッカー観戦記】 女子のプロサッカーを観戦してみた

          【アルゼンチン食材でパパ料理】 Acelga(スイスチャード)のご紹介

          ご訪問ありがとうございます。 アルゼンチンで父子の移住生活、気づいたことを発信しています。 〇 海外移住での食生活 海外生活でまず不安なのは食事面。旅行なら『コレ絶対食べよう!』って思うことでも、生活するとなると日本で好きだったものが食べられなくなるっていう不安が頭の中を占領していく。 事前の情報としては、米が安価で手に入るという情報だけがあった。これだけでも貴重な情報で、海外仕様の変圧式の炊飯器を真っ先に購入したことを覚えている。 移住がスタートしていろいろと思考錯

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          【アルゼンチンW杯U20観戦記】vsコロンビア戦 ~折鶴に例えてみた~ @Estadio unico DIEGO armand MARADONA

          ご訪問ありがとうございます。 アルゼンチンでの移住生活の出来事を綴っております。 アルゼンチンに降り立ってから、サッカーの試合を観戦することもなかったのだが、U20のワールドカップに日本代表が来るってことなので、重い腰を上げて会場に向かうことにした。 1.会場に到着 大きなトラブルもなく会場に到着する。スタジアムのあるLaplataは住んでいるエリアからは2時間ほどの場所。 手荷物の検査は厳重で、ペットボトルや水筒の他、雨模様だったのに折り畳み傘も持ち込むことができなか

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          【アルゼンチンW杯U20観戦記】vsコロンビア戦 ~折鶴に例…

          【思春期メモ】アルゼンチンで思春期男子と向き合うコツとは

          ある日の我が家の会話 不機嫌な息子が突然こんなことを言い出す。 子『ねぇ、夕飯って食べなきゃいけないの?』 父『どうした?具合でも悪いのか?』 子『食べたくないって思ってても、結局食べるし・・』 何だか歯切れの悪いトークが続く。 父『具合悪いならすぐに寝るしかないんだよね』 とか言いながら 父『だったらゲームもスマホも触れないけどね』 と、息子の娯楽である伝家の宝刀を抜いて威嚇してみる。 子『わかったよ、食べるよ。』 そうは言いつつも、いやいや食べさせる必要もないと思

          【思春期メモ】アルゼンチンで思春期男子と向き合うコツとは