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【アルゼンチンサッカー観戦記】 女子のプロサッカーを観戦してみた


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父子のアルゼンチンサッカー留学での日々、感じたことを配信しています。


アルゼンチンが秋晴れとなった心地いい午後に、女子プロサッカーの試合を観に行く機会があった。
アルゼンチンにいながらプロのサッカーの試合をスタジアムで観ることもない生活、二年目にもなりそろそろ行動範囲を広げていこうかなと思っていたところだった。

そして、そのチームには今シーズンから日本人が所属しているということなので、平日の午後に開催される試合を観ることになった。


〇 C.A.Excursionistas のホームグランド


実はここに来るのは二回目になる。実は前回、ホームゲームのデビュー戦を見届けにきたのだが、運営側のトラブルで直前に中止になってしまった。
その時の半券を提示すれば入場できるということだったので、忘れられることなく入場することができた。

・その時のお話

こんな感じの入り口

ブエノスの繁華街から少し入ったところにあるスタジアム。決して大きい施設ではないが、住宅街に突如現れる雰囲気があった。
驚いたのは500pesoという入場料。息子の育成年代の週末のサッカー観戦の入場料と変わらないことがちょっと不思議だった。



〇 その日本人選手とは

江頭一花という日本人選手。今シーズンからこのチームでプレーする選手で、試合でのプレーを間近で見てみたかったのだ。

これから試合が始まる

今日の対戦相手はリーグで現在2位の Uai Urquiza というチーム。実はこっちのチームも思い入れがあって、ウチの息子が昨年在籍していたチームで、女子のプレーを見たことがなかったのでそこにも注目していた。

・UaiUrquiza 所属当時の様子

試合は平日の15時からなので満員とはいかないものの、試合が始まるころには席も埋まっていった。
中には「EGASHIRA」の名前入りのレプリカユニフォームで応援するファンの姿もあり、日本人選手の人気が少しづつ上がっていることも実感できた。



〇 試合結果は


いい試合をしつつ、スコアレスドローが見えてきた一瞬で失点してしまった。悔しい負けとなってしまったが、緊張感のある試合だったと思う。

互角といっていい戦い、しかし女性とはいえ体格がしっかりしていて、90分走っていてもバテない、それがUaiUrquiza の印象だった。シンプルなサッカーなのに、失点シーンあたりはずっとUaiUrquiza のペースだった。



〇 そして Egashira 選手は

後半からの出場だったが、スタンドの人気は一番だった。ボールを持つたびに『イチー!イチー!!』と歓声が上がっていたのは、日本人として誇らしい風景だったと思う。

ボールを持てば何かが起こる、そんな期待を持って見ているから0-0の場面で後半から出場すれば、ファンは興奮するし応援にも気持ちが入る。


そこに500peso以上の価値を引き出すことができれば、もっと入場料収入も期待できるだろうし、アルゼンチンにもたらす影響も大きくなるような気がした一戦だった。


一人の日本人女子選手の挑戦の今後がとても楽しみになってきた。



〇 お知らせ


こちらのTwitterでは、定期的にEgashira選手の情報が配信されています。本人の声を聴く生配信も定期的にあるので、海外でのプロ生活への質問をすることができる場としても楽しめます。

アルゼンチンが遠くなくなったインターネットの時代。アルゼンチンで戦う日本人の挑戦は、現地でどう評価されているのか、活躍する毎に変化していく周辺環境も配信されています。
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