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【アルゼンチン食材でパパ料理】 Acelga(スイスチャード)のご紹介


ご訪問ありがとうございます。
アルゼンチンで父子の移住生活、気づいたことを発信しています。



〇 海外移住での食生活


海外生活でまず不安なのは食事面。旅行なら『コレ絶対食べよう!』って思うことでも、生活するとなると日本で好きだったものが食べられなくなるっていう不安が頭の中を占領していく。


事前の情報としては、米が安価で手に入るという情報だけがあった。これだけでも貴重な情報で、海外仕様の変圧式の炊飯器を真っ先に購入したことを覚えている。


移住がスタートしていろいろと思考錯誤していく中、結局のところは「アルゼンチンで手に入るものを美味しくいただく」ことが、何よりも自然なことなんだなって思えるようになった。


手に入る以上、ご飯からは離れることはできない。惣菜にはアルゼンチン由来のものを最大限に「おかず」として考えていくことが自然なんだと思うようになった。


醤油や味噌がなくてもできる料理、生活の中で無意識にそんなことを考えているようになっていた。




〇 今日紹介する食材




アルゼンチンの食材である【Aceluga】という野菜。
八百屋でも存在感のある大きな野菜で、最初は手が出なかった。


よく調べてみると、「うまい菜」や「スイスチャード」という言葉が出てきたことで、身近な野菜に思えてきたのも最近のこと。



これが「Aceluga」


こんな大きな束(わかりづらい?)で150~200pesoって価格。日本円にすると80~100円くらいの価格だろうか。とにかくすごい量なので、最初は使い切れないかとも思っていた。

でも、これを買うようになってホウレン草を買う必要がなくなった。ホウレン草もすごい量の束の割に、痛むのも早いので使い切るのに苦労する。
このAcelugaは日持ちしてくれるので、冷蔵庫の保管で常備できる優れものなのだ。

我が家では味噌汁の代わりに、肉の骨周りやスジを利用してスープを作る。文字にすると大変そうにも見えるが、アルゼンチンは肉を塊で購入するので、どうしてもスジや骨の端材が出る。それを取っておいて、スープのだしとして利用している。なので、我が家では「だしの素」系の食材を使用することがない。


そんなスープに入れる野菜として、ほぼ毎日登場するのがAcelga。これと玉ねぎでもあれば十分にスープになるので、ご飯のわき役としても十分に活躍してくれる。




〇 それだけを炒めて一品増やす


それだけ刻んで炒めるというだけのこと。野菜の半端があれば色目で使ってもいいし、葉っぱと茎で食感が違うので、これだけで十分におかずとして成立する一品になる。

ここではサラダ油を使っているが、バターやオリーブ油を使えばもっといい香りも出て高級?な感じにも表現できる。

挽肉やニンジンと炒める


ここでの味付けは塩のみ。胡椒を入れてもいいし、白ワインで香り付けするも良し。すぐに火が通るので、時間がない時のお弁当総菜にも役に立ちそうな予感もする。(お弁当は作らないけど)

とにかく万能で、味もクセがないのがこの野菜のいい所。スープには溶け出してくれるし、炒めれば茎のしゃきしゃきが良い感じになる。冷蔵庫で一週間入れっぱなしでも大丈夫なのも頼もしい存在。




〇 ブロッコリーとも相性がいい


アルゼンチンの八百屋さんでブロッコリーを買ったら、茎の長~い葉っぱのたくさんついたのを買うことになってしまった。重量で買うのでいらないかなとも思いつつ、せっかくだし茎と葉っぱも使ってみようと思った。



個人的にはブロッコリーは茹でるよりも、焼いたり炒めたりした方が美味しいと思っている。固さが気になるなら小さめに切ればいいだけだし。


ここでは、ブロッコリーの茎の皮をむいて、葉っぱも一緒に炒めてみた。
ニンニクのスライスと端材の人参を色目で使って、味付けは塩だけで炒めています。


肉料理として炒め物に入れるよりも、この大きさと存在感を利用してこれで一品にした方がいい野菜。そんな存在の野菜はあまり見かけない。
小さめのフライパンに溢れるほどの葉っぱが摂れるおかず。栄養面でも活躍するはずなので、ぜひ参考にしてみていただきたい。




〇 そして現在の試作品は



海外生活で作る「焼きそば」。海外にいると日本のジャンクなものが食べたくなる。その最たる例がラーメンだけど、ラーメンは将来の目標にしながらも、「焼きそば」ならできるかなぁと思案中だったりもする。



ウスターソースは市販品で手に入ったので、麺はパスタを代用して作っている。ソースの麺の味わいをもっとレベルアップしつつ、なかなかいい状態にはなってきているので、公開はもう少しお待ちください(笑)。


そして添え物の紅ショウガも、自分で漬物を作り始めています。添加物を使わない紅ショウガが作れたら良いんじゃないかと挑戦しています。


パパが家で作るレシピなので、量目はいい加減(いいさじ加減)でしかありません。詳しく聞きたい方は直接ご連絡くだされば惜しみなくお伝えしますので!


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