小娘

25歳になりましたまだまだ生意気でさ

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料亭

私は小さな料亭で働いている 料亭では毎晩おじさんが 料理やお酒を食べ飲み散らかす 何が面白いのか がははと大きな口で笑い、喋り、 座卓は常におじさんの唾が飛び散っている 社会ではえらいであろう人たちが集まる そんなお店だ ある日お客さんをよく観察してみた すると 「お前はげてんじゃねえよ」と笑いながら 部下の頭を叩く上司 「ミルク風呂❗️なんてのはどうですかねぇ。 お姉ちゃんなんかお風呂に入れちゃったりして」と 鼻の下を伸ばしながらあつかんを嗜むおじさん 「お

    • お母さんになった私へ-男の子ver-

      もしあなたの息子が 部屋でこっそり初めてのオナニーをしてても 見て見ぬフリをしてそっとしておいてあげてください 決して怒ったりしないであげてください あなたも小4のとき 訳もわからずリビングのソファに お股を擦り付けていたけど 両親は放っておいてくれたよね お母さんお父さん そっとしといてくれてありがとう あの時は自分でも 自分が何をしたいのか いま、何をしてるのか、 全くわかってなかったよ もし息子の息子が立派に成長していてもびっくりしたり、悲しくなったりしないで

      • お母さんになった私へ-もし女の子が産まれたら-

        もし、将来 自分の娘のスカートが短すぎて パンツが見えてても あまり強く怒らないであげてください あなたも20歳の時 みっっじかいスカートを履いて 歩くたびお尻のラインが見えていましたよ もし、将来 自分の娘が胸元が ぱっかーーんと空いた服を着ていても あまり強く怒らないであげてください あなたも21のとき胸元の空いた服をきて 電車に乗って、立ってるサラリーマンが上からおっぱいをジロジロ覗いてきて その時初めて露出の怖さを知ったでしょ あなたの娘もあなたと同じように経

        • 気遣い

          ある昼過ぎ、 帰宅途中の女子小学生二人組が 仲良さげに日比谷線に乗ってきた 1人は歯の矯正をしていて 1人は度が強そうな眼鏡をかけていた 小学生のうちから お金がかかっていそうなその姿に都会を感じる この時間の日比谷線は人が少ない 2人は座るとすぐにあやとりを取り出した 「これできる?」と得意げな眼鏡ちゃんは 慣れた手付きでホウキを作ってみせた 「できない!教えて!!」と 羨望の眼差しでそれを見つめる矯正ちゃん 私は、 「今でもあやとりってやるんだ」と 嬉しくな

        • 固定された記事

          20代前半

          20さい  成人式を迎えたが思考が赤ちゃん 21さい  お酒にハマる 22さい  インスタによって承認欲求の化け物に 23さい  止まらぬ欲求 お尻をインスタに載せ出す 24さい  早寝早起きにハマる、健康に目覚める 25さい  麻雀にハマる←いまここ

          20代前半

          えろい子は気の迷い

          これはAV男優の森林原人さんが 仰っていた名言です ほんとにその通りだと思うんですよ ほんっとうに 私は現在、25歳なのですが 生きてて日々えろくなくなってきてることを 実感しています ある平日、いつものように昼間に起きて 枕の横に置いてあるスマホを手に取り AVを見終わった後、電源の落ちた画面に映る自分に絶望しました 髪はボサボサで寝癖だらけ イッた後の自分は頭も心も空っぽでした オナニーのお陰で肌だけはツヤがありました 「AVばかり見ている人生ではいけない」

          えろい子は気の迷い

          ともだち

          友達はいい 友達は自分の狭くなった世界を広げてくれる 友達はいい 友達は生きるモチベを与えてくれる でも友達にもいろんな友達がいる いい影響を与えてくれる友達 悪い影響を与えてくる友達 子育てをする上で 1番重視しなくてはいけないことは 自分の子どもの周りにはどんな子がいて どんな子たちと仲良くしているか、 ということらしい 人間は良くも悪くも いろんな影響を受けて生きている その上で親や先生が どんなにいい影響を与えようとも その子どもがどんな友達と関わるかで

          ともだち

          でき婚

          「できちゃったから“責任をとって”結婚」というのがデキ婚と仮定して話を進めていきます 日本はまだまだデキ婚に厳しい 計画性がないだの 産まれてくる子どもがかわいそうだの 離婚率が高いからやめとけだの 本当にやかましい 「親に挨拶をし、顔合わせをし、婚姻届をだし 式を挙げ、旅行に行き、落ち着いたら子どもを授かるのが普通の流れだろう」 「普通」ってなんだろう 別にいつ妊娠したっていいし 子どもを授かることは素晴らしいことだ それなのに デキ婚をしていない「あなた方」

          でき婚

          完璧なせんぱい

          職場の先輩に 仕事ができてコミュ力高くて 面白いエピソードいっぱい持ってて、 かっこよくてやさしくて女の子にモテモテで 後輩男子からもモテモテで、、 みたいな人がいる 一言でいえば、非の打ち所のない人 先輩は性格もいいし話しやすいので 他の上司に飲みに誘われると 頭を抱えて断る理由を探しだす私でも、 先輩からのお誘いには2つ返事で行く (この人を今からNさんと呼ぶことにしよう) それはなぜか Nさんといく飲み会は とにかく気持ち良くなれるのだ なんて言ったって

          完璧なせんぱい

          うれしい変化

          お久しぶりです 中々更新してなかったですね 気が向いた時書ければいいので これくらいがちょうどいいかなと、、 さいきん、私自身の中で うれしい変化がありました それは以前に比べて 自分の体を大切にできるようになったことです 具体的にやってることはこんなこと ・早寝早起き ・朝起きたらベッドメイキング (寝る前の自分のため) ・毎日たくさんの野菜を摂ること ・ウルフルズ爆音でかけて筋トレ ・お酒を控える ・朝日を浴びながら早朝犬の散歩 以前までの私は 自分の本能に従

          うれしい変化

          俺の密かな夢は合コンでばったり息子に会うことですねby50代商社マン

          最近料亭のお客さんでこんなことを 言っている人がいた 「俺の密かな夢は合コンでばったり息子に会うことですね」 この人は下座の1番下の席に座っていたので この場では1番下っ端になる 言葉が悪いがそのような分際で 酔っ払ってこんなことをいうのだから 堅かった場の空気もこの人に救われて 少し和んでいるように思えた それにしても 堅い接待の席で 羽目を外して酔っ払える彼は羨ましいものだ そんな彼からでたこの言葉は 彼の本当の願いなのだろう 私は、もし自分がこの人だったら

          俺の密かな夢は合コンでばったり息子に会うことですねby50代商社マン

          夜の女

          料亭にくるお客様は 社長や政治家、医者が多い そしてそれらに連れられて来店するのが 銀座の女である 夜の女といっても 地方のキャバクラやガールズバー、 パパ活女子とはわけがちがう 今日は私が料亭で見てきた 銀座の女たちの特徴を紹介していく まず、銀座の女は年中薄着である ほとんどの人がワンピースだ 寒ければ上からダウンを着る それだけである 基本タクシー移動のため 暑かろうが寒かろうが関係ないらしい 次に、銀座の女のバックは地雷である 「いらっしゃいませ」

          夜の女

          自動車講習会

          免許の更新に行ってきた 初めてかつ、免許更新の期限が切れていたので 講習は2時間にも及んだ 『期限が切れてしまった理由を下記からお選びください』という項目の1番上に 『海外旅行』とあった 案の定パスポートも期限切れではあるが ちょうど今、オードリー若林の カバーニャ要塞の野良犬を読んでいるのもあり、 何も考えず『海外旅行』にチェックし、提出した 『82番の人〜❗️』 自分の番号が呼ばれた 『期限が切れた理由が海外旅行ということなので パスポート見せてください』

          自動車講習会

          ギャルとアラフォーサラリーマン

          家で集中できない時 私は決まって喫茶店にいく 昔から喫茶店がすきだ 喫煙者ではないが タバコが吸えるところだと尚いい 充満するタバコの匂いは 嬉しいものではないけれど 小洒落たカフェにいるカップルの会話を聞くくらいなら髪の毛と服にタバコの匂いがつく方がマシなのだ 先日、『ハリーポッターのホグワーツの図書館のような空間』という口コミに惹かれて小洒落た喫茶店に行った 一階がカウンター、二階はテーブル席 お店は日曜日の朝から激混み カウンターの一席だけが空いていた

          ギャルとアラフォーサラリーマン

          デブはデブでも

          私はデブが苦手だ まずデブはくさい なんか知らないけど常に汗くさい 1日お風呂に入らないだけで 皮膚に油が乗って 豚骨スープのような異臭を放ち出す そして次に性格がだらしない 体が重いせいで 仕事もプライベートも堕落している 自分も5キロくらい太ると 友達と予定は立てないわ、 何もしたくないわで ベッドの上で1日が終わることはザラにあるので 太っていることの影響の大きさはよくわかる 先日、料亭に大企業の息子と名乗るデブがきた 顔より先に目に入ったぽっこり出たお腹

          デブはデブでも

          大人になるって

          料亭には毎日いろんなお客さんがやってくる 高級料亭なので若い人はほとんど来ない お客さんの年齢層は高めで 40歳から65歳くらいの人がほとんどである 私は今24歳 年齢的には立派な『大人』になったわけだが 体ばかり成長して(いやん) まだまだ心は子どもだなと実感する日々である 料亭で働くようになってから こんな大人にはなりたくないな、と思う人ばかり 目についてしまうようになった 良くいうと反面教師で自分の行動を見直せるようになった 悪くいうと人の粗探しがうまくな

          大人になるって