スタッフと面談して見えたこと。
スタッフとリーダーで面談する新しい取り組みの、前半が終了しました。
仕事に楽しさを見出してほしい、ただのjobではなくLIFEの中のjobという位置付けで今後のキャリアを広く捉えられるように支援した。
そういった思いから、始まった取り組みでしたが実際に話をしてみると、なかなかそうもいかない現実がありました。
● メンタル的に不安定な人が予想以上に多い
話を聞いてみたらからこその事実ですが、予想以上にメンタル的に不調を抱えている人が多いことがわかりました。
家庭に悩みを持っているパターンあるいは、個人的な認知の歪みに起因するようなパターンとですが、仕事を楽しむ以前の問題だなと思われるケースが数例ありました。
これは話をしてみないと見えてこないことであり、改めてこの面談をやって良かったと思った反面、聞いた以上どのように支援していくのかを考えていかないといけないなと感じました。
● 若手が多い職場だからこその課題も
自分の職場は若手が圧倒的に多いです。20代から30代前半の職員が病棟スタッフの半数近くを占めています。
そのためプライベートでのライフイベントも多く、有望だと思われていたスタッフが突然退職したり、結婚・出産で抜けたりという事態がよく起こります。(素晴らしいことですが)
そして、産休/育休明けから戻ってくるスタッフもそれなりに多いわけですが、それぞれに対する支援が十分でないなとも感じます。自分たちで選んだことですが、それでも一定期間キャリアに間を空けた時のその後の、積み上げ方はすべて本人まかせというのは、ちょっと大変かなと思います。
そういった課題を持っているスタッフも一定数いました。
● 頑張りたい。でも自分の痛みがない範囲で。
そして、仕事を頑張りたい、もっとできるようになりたいと願っているスタッフも一定数いますが、少し疑問を感じることもありました。
勉強したいけど、お金を出してまで学びたくないし、職場内で得られるものがあれば、、、という考え。
確かに自分たちの仕事は勉強会にしても本にしてもそれなりの金額がするため一般的企業からしたら自己研鑽としての費用が増える傾向にはあると思います。
自分自身も5年目までに各種勉強会や学科参加を通して、100万近く投資してきているので、お金がかかることは認めますが、それでも「学びたいのに、他人任せ」というスタンスには正直疑問がありました。
プライベートも充実させたい。それはわかります。
ただこの受身的な姿勢が仕事が楽しくない、成長につながっていないのだなと感じました。
能動的に学ぶ習慣がある人は、自分で成長していきます。
それなりにやりたいけど、身銭を切ってまで、、、。
そんな声がとても印象的でした。
● 面談を通して
明らかに自分たちの時代とは、仕事に対する姿勢や学ぶことに対しての考え方が変わってきているなと、感じました。
今の時代にあった仕事の楽しみ方、深め方が必要なのだと思いますが、自分たちの仕事は患者さん相手なので、ある程度自分から学ぶことも必要です。
身銭を切ってでも学びたい。実際にお金を払う必要はないかもしれませんが、そのくらいのマインドで学んでもらうためにはどうしたら良いのか。
それが課題だなと改めて感じました。
面談を行ったからこそ見えてきた課題に対して、何ができるのか改めて考えていきたいなと思います。
それでは今日も最高の1日にしましょう!!🔥
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