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働くママ世代の方との面談-働くママとして子供からどうみられたいか-

昨日は目標面談の前の対話の時間をもらった。
相手は子育て世代真っ只中のママさん先輩。

自分自身にも子供ができて、数年前よりは子育ての大変さもわかるつもりだし、その中でどう働いていくのかは難しさを感じてもいる。

● 家庭が一番
話していく中ですぐに出てきた言葉。
やはりみんな家族が一番。当たり前だけど。
子供を保育園に預けてしまうことにも罪悪感を感じながら働いている。
その人は自分自身は幼稚園育ちで、13歳くらいになるまでは母も専業主婦として家にいたため、母が働くというイメージがなかなか持てなかったよう。
そのため今自分が働いているという状況自体が難しさを感じていると。

● 仕事への思い
お金は必要だから働かないいけない。
でも家族が最優先であり、キャリアをどう歩もうとかはあまり考えられていないと。でも貢献したい気持ちは多少なりともある。

だから聞いてみた。
「働くママとして子供からどうみられたいか」と。
そしたら表出された。

⭐️ゆとりのあるママでいたい。

現状は帰る時間もギリギリになりやすく、家に帰っても家事に追われるためイライラしてしまうことも多いと。
だから今よりも早く帰るようにして、子供との時間/家庭での時間をもっと気持ち的にゆとりのある状態にしたいとのこと。
そのためにどうするか尋ねると、係の仕事(事務的な業務)の効率をあげることを言った。

早く帰りたい⇨係の効率を上げる⇨業務負担が減り早く帰れる⇨子供との時間が作れる⇨在りたいママでいられる

というロジックが出来上がった。

● ママと面談して思ったこと。
キャリアは、組織の中で考えてはいけないということ。
職場にいるとどうしても、その組織の中でどう成長していくか、どう進んでいくかが問われる。
もちろん大事なことなんだけど、働くママとしての評価はあまりしてもらえないのが現状。

だからこそ、長いライフサイクルの中で今自分がどこにいて、何を求めているのかを自分自身が把握すること、その上でどんな自分で在りたいかを探ること。
そこから出てくる目標に対して、今の職場をどう使えるか。
そんな視点が大事なんだなと感じた。

みんながみんな、臨床スキルを高めていく必要はなくて、ママさん世代にはその人たちにしかできない役割があると思う。(後輩ママさんのメンタル支援や具体的な子育ての解決策の提案など)
それぞれがそれぞれの役割を担うことができれば働きやすい職場になれるのかなと思った。

普段は時短だったり、早く帰ることのプレッシャーでなかなか周囲とコミュニケーションを取る機会も少ないママさん世代。
でも話してみると本当にたくさんのことを感じていて、自宅でも母という役割と家事という仕事がある。
男性ももっと育児、家事に参加していく必要があるし、それでもキャリアを諦めなくて良いバランスを見つけていく必要があるなと感じた。

目標面談のための事前面談だったけど、自分自身も学びになったし、少しでもママさん世代が気持ちよく働いていけるように微力ながらサポートしていきたいと感じた。

今日も最高の1日にします!!🔥

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