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2022年8月の記事一覧

災害を起こす"危険な雨量"を調べよう!

大雨が予想されると、天気予報が「九州で300ミリ、四国で250ミリ…」などと「雨量の予測」を伝えているの、見たことありますよね。 でも、「結局のところ300ミリとか200ミリってどのくらいヤバいの?」と思っている方も多いと思います。 実は「何ミリ降ったらヤバいのか?」は、お住まいの地域によって異なります。そこで今回は、災害を起こす「危険な雨量」をオープンデータで調べる方法を紹介します。 観測史上1位の雨に注目する危険な雨量の考え方は色々ありますが、今回は「観測史上1位の

球場カメラ部に守って欲しいルールとマナー

球場で自分の気の赴くままに写真を撮るのも、一つの観戦スタイル。プレーを撮ったり、”推し”を撮ったり、楽しみ方は無限大です。 しかし、どのような楽しみ方であれ、ほかの観客に迷惑をかけるようなことがあってはいけません。 というわけで、球場で写真を撮る人もそうでない人も快適に過ごすための、球場カメラ部の皆さんに守って欲しい「ルール」と「マナー」について書いていこうと思います。 (※この記事は基本デカめのカメラをお持ちの方を想定しています。) ◾︎ルールまずはルール。 これは

「南の島に住む」という幼い頃の夢を叶えてみた

2022年の夏、幼いころからの夢だった南の島で暮らすという妄想を現実化した。 昔から、一生のうちにやりたいことリストを作るのが好きだった。 きっとみんな、一度は書いたことがあるんじゃないかな。 小学生の頃から、自分のお気に入りの手帳には将来やりたいことや体験してみたいことがズラーっと並んでいて。 その中には「宇宙人に会いたい」という現実可能か?というような夢まで含まれている。 成長するにつれて、叶えた夢もどっかに行ってしまった夢もある。 毎年アップデートされるたくさん

生き残った特攻隊。

10年前に亡くなった祖父は、缶詰が大好きだった。押入れを開けると缶詰がたくさんあって、わたしが遊びに行くといつも、好きなの持っていきな。と両手にいっぱい缶詰をくれた。わたしはいつもみかんとかパイナップルとか甘いものばかり貰って帰った。 若い頃からずっと理容師として働いていた祖父は、亡くなる1週間前までお店に立っていた。明るくて穏やかで私のことを『モリモリ(名字に森がつくから)』と呼び、人を笑わせるのが大好きだった。 毎日の楽しみは、夕食後に安いウイスキーをチビチビと飲むこと

【女子アナ】辞めましょ。

146カ国中116位。日本のジェンダーギャップ指数の順位は相変わらず、先進国で最低レベルだという。背中がむずがゆくなるような居心地の悪さを覚える。 おこがましいかもしれないが、私たち【女子アナ】が日本の女性像に影響を与え、他の職業の女性にも迷惑をかけてきたのではないか。 【女子アナ】 私たちの通称だ。「女性弁護士」や「女性警察官」など、女性を強調した呼び方にさえ異議が唱えられつつある現代で、未だに「女子」とくくられる私たちの職業は不気味。 「器量・若さ・清潔感・素直さ・

世界の誰かの未来のために。#未来のためにできること

 私には子供がいない。でも、東南アジアのある国に、成長を楽しみにしている少年がいる。私は少年に手紙を書いたり、折り紙を送ったり、日本の風景の象徴ともいえる満開の桜の写真を送ったりしている。彼からは、毎年、年々身長が伸び顔つきも少し大人びてきている写真が送られてくる。感謝の手紙とともに。  毎月定額の寄付を決まった子供に送り、その寄付から子供の教育の費用や、子供が住んでいる地域の清潔な水の確保、食料の確保、医療体制の確保などに使ってもらうチャリティに参加しているのだ。  私は

なるべく砂を残したい。

日曜日。38℃。暑すぎる。 真っ赤にギラつく太陽が並ぶお天気アプリによると、午後は38℃になる。午前中も十分真夏日だが、出掛けるなら今だ。そう思い立って、お気に入りの電車の見える公園に繰り出した。 誰もいない。公園まるごと独り、いやわが家占め。雨にも風にも気温にも負けそうな私だけど、子ども達は元気いっぱいだ。熱を吹き飛ばすように翔けていく。 「おおきいおやまつくろー!」 5歳がザクザクはじめる。手伝うというか、一緒に作る。高い山を作るにはたくさん砂を集めなくてはならな

未来の生き方は限界集落に聞け

 宮城県石巻市の牡鹿半島に位置する蛤浜。私はここで夫と暮らしながら「浜の暮らしのはまぐり堂」というカフェを営んでいる。  蛤浜は住民わずか3世帯7人の小さな集落だ。住民構成は70代前後のご夫婦が2組、その下に夫を含めた40代が2人、そして30代半ばの私である。蛤浜を含むこの牡鹿半島部の浜々は3.11で大きな被害を受けた地域でもあり、震災後の人口流出は著しく、近隣の浜々でも高齢化は進む一方だ。    だが美しい海と山とに囲まれたこの浜に生きる人々と関わりを深める中で、私は「果

姪と地球

姪がいる。いま6歳。今春、小学生になった。弟夫婦にできたひとりっ子。ダンスと習字が好きらしい。不妊治療の末、諦めた途端授かった子で、44歳で父親になった弟は、こちらが照れて目をそらすほど我が娘を溺愛している。 100年後、長寿であれば、姪は106歳になる。彼女の目に映る世界は、どんな姿をしているだろう。 半世紀近く前、小学校で未来の地球を絵に描いたことを覚えている。クラス全員が小さな手に大きな絵筆を持ち、空飛ぶ車や料理するロボットを画用紙いっぱいに描いた。エアコンがまだ珍

冷蔵庫からSDGsを考える

 SDGsについて書こうと思ったら、様々な分野にわたる多くの項目があるので、限られた文字数では書き尽くせそうにありません。 92歳の母にSDGsについて聞くと 「最近よく聞くけど、私にはよう分からんわい」と首をかしげていました。 母には難しいだろうなと思いながら 「あのね、お母さん、国際社会共通の目標として、世界の150ヵ国以上の国のリーダーが集まって、2030年までに持続可能な開発目標を掲げたんよ、その目標が17あるんよね、それがいろんな分野に渡っとるけん、一括りにする

ハンディミシンを使ってパジャマを作りたかった

小木です。 こちら、小木の寝床です。 この寝床をよく見てほしい。 枕元に布の塊が隅っこのほうに追いやられているのが見えるでしょう。  これは何かというと、そう、タオルケットだ。 広げてみるとこんな感じ ご覧の通りこのタオルケットはかなり年季が入っている。 それもそのはず、このタオルケットは15年間、小木が使い倒してきたものだ。愛着があるゆえにこんなボロ雑巾みたいな見た目になってしまったが、これがないと眠れないくらい大切なものだ。  しかし、そんなボロ雑巾を抱きな

プロのパティシエが「CRAFT BOSS タルト」をつくってみた

大好きなサントリーCRAFT BOSS。 こちらを使ってコーヒータルトを作りたいと思います。 まずはキャップの形状をシリコン取りをする準備。 通常シリコン取りは、元となる型を置いてその上にシリコンを流すのですが、 僕は型を浮かせて取る事が多く、 少しトリッキーな装置を作ります。 チャッキリ(ドロッパー、デポジッター)というパティシエが使用する道具の 固定台にクラフトボスをセットします。 これのために作られたのかと思うほどフィットしました。 凝固剤(sosa)の蓋で高さ

「パワポでよく見かけるアレ」のランプシェードを作った

「パワポでよく見かけるアレ」と言って伝わるでしょうか。パワーポイントのファセットと呼ばれるテーマです。良いデザインであることから、色々なところで見かけます。 作ってくまずはイラレでかたどります。 くらべてみてもなかなか良いのでは無いだろうか。 こういうものづくりをする人に「そもそもなんで作ろうとしたのか」という質問は野暮だ。無駄なもの作りする人は、たいてい理由は全くない。 締切15分前に#やってみた大賞の存在に気づいたので、今日作ったものを投稿しました。

モスクワ地下鉄の全駅の写真を撮った

2021年6月の1週間で、モスクワ地下鉄のすべての地下鉄駅で途中下車して、駅の装飾の写真を撮ってみた。 2021年5月15日に、モスクワ地下鉄は、創立86周年を迎えた。 ロシア連邦では、0と5のつく年は、盛大にお祝いをする習慣がある。本来なら、2020年5月15日が、85周年で、創立85周年を盛大にお祝いする予定だった。しかし、パンデミックにより、ロックダウン中。2020年にお祝いをすることはできなかったため、翌年の86周年にイベントが行われた。 そのイベントは、始発から