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#編集 #ライター 記事まとめ

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編集、ライター、コンテンツ、メディアなどに関する記事をまとめていきます。
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#エッセイ

【蒐集を通じたメメントモリ】棺桶に入れる思い出の品を、生きてるうちに自分で集める【死を想え】

皆さんは、普段、メメントモる(死を想う)ことはありますか? 私は、辛い事があった時や、怠けてしまいそうな時、『まあ、皆、百年後は死んでるしな』と思う事にしています。 そうする事で、逆に心が軽くなったり、頑張れるのです。 今回は、私がライフワークにしている、『死んだ時に棺桶に入れるピンクのモノを、旅先で一つ集める』事を通じて収集した特別な物たちを皆さんに紹介したいと思います。 私が死んだら、こいつらを棺桶に入れて、そしてさよならを言ってね。 なぜ『旅先』で『ピンク』の

私の最終回はいつだろう

  花王の広告が、なんだかググッと泣きそうになって。泣いたかも。 次男の幼稚園の送り迎えを思い出したんです。最後の登園日。幼稚園の靴箱の前でいつものように門の前で見守っている私に手を振る次男。その姿が教室に消えた途端、私、泣いてしまったんです。「あー、今日でもう終わりなんだ」って。日常が終わる瞬間。その日の晩はカミさんに登園時の話をして、黒糖焼酎ロックを飲みながらまた号泣しました。   やー、別に良いパパってわけではないですよ。「めんどくせー」と思いながらカミさんとかわり

大納言、中納言、少納言。"小”納言じゃないの?

焼肉屋に行き、白いご飯を頼む。 このとき、メニューには、 なんて書いてある。 ごく自然な表現だ。 さて、大河ドラマ『光る君へ』に”清少納言”が登場した。 ”清少納言”の”少納言”とは職名だ。 現代でいうと、”営業部長”や”経理課長”といったものと言っていいだろう。 では、この”~~納言”という役職を位が高い順に並べてみよう。 おっかしいだろッ。 「大、中」と来たら、次は「小」なのではないか? 国語教師として何の疑問も抱かなかったが、『光る君へ』をきっかけとして急

「書く」と「自由」はイコールである《水曜日のエッセイ by 逢志亭あーや》

  水曜日の記事は文章クラブ『放課後ライティング倶楽部』メンバーさんが担当です。だいたい2ヶ月くらいで順番がまわってきます。   ◆   だが、しかし。「自由と不自由は紙一重」も真理だよなぁ。   書くという行為は、言葉や文字を使って自分の思考や感情を表現することです。   空白のページに文字や絵を書き込むことで、自分の思考や感情を表現し、アイデアを形にします。 空白は、新しい物語を創造し、新しい視点を発見するための土壌となります。   なるんですけども。     あまりに

【商業出版する方法+301】担当著者でありクライアントさんの新刊が発売されてますよ、って件。

元KADOKAWAのビジネス・実用書出版プロデューサー+編集者+ビジネスコンサルタントの渡邉です。 KADOKAWA時代〜私独立後の出版プロデュースに至るまで…長くお世話になっている、著者でありクライアントさんでもある“中道あん”さんの新刊が発売されています。 それがこちら。 この本自体を私がプロデュースしたのではないですが、、 私がコンサルを提供している期間中に本となったのは以下の作品 「罪悪感」はもはや日本人病ですが、この感覚から脱却するのが令和の生き方。 内容

【3分要約・読書メモ】10倍売れるWebコピーライティング

ご覧頂き誠にありがとうございます。 今回は「10倍売れるWebコピーライティング」についての記事となります。 著者バズ部 株式会社ルーシーが運営するWebマーケティングメディア コンテンツマーケティングやSEO、ソーシャルメディアの分野で最先端のノウハウを公開している。 まとめ本書は、デジタルマーケティングに携わるビジネスパーソンの教科書として是非読んでいただきた一冊。 セールスのルール/原理原則について書かれており、BtoCビジネスだけでなく、BtoBビジネスにも使え

【自主企画】臆病者がライターになるために、大好きな人にインタビューをする。

「いきなり本番の仕事をするのは怖い!」 これは、そんな臆病者の私が、ライターになる想いを捨てられず、思い付いた自主企画です。 それは、身近な大好きな人たちの手を借りて、インタビューを体験してみよう!というもの。 臆病で、不器用で、何もできない。それなら、そんな自分を認めて、周りの人の手を借りてみよう。 きっとこの企画を通して、大好きな人をもっと大好きになり、少しずつライターになる自信もついていくはず。そう信じて、企画しました。見守って下さると嬉しいです。 企画概要臆病

「編集者になろう」と思ったあのころの圧倒的な尊敬を忘れてはいないか。

「編集者になろう」と決めたのは大学2年生の4月でした。松家仁之さんの授業を受けて、編集者に強烈にあこがれてしまったんです。松家先生は新潮社を退職なさったあと、当時ぼくが通っていた大学で特別招聘教授として勤務されていて、エッセイを書く授業、インタビューをして記事にまとめる授業、出版のこれまでとこれからを考える授業などをご担当されていました。 ぼくは運よく出版社に入社して、紆余曲折ありつつもなんとかいま編集者として働いています。営業と兼務しながらではありますが一般書編集部に在籍

商業ライティングと物書きのプライドの折り合いのつけ方~「求められる情報の提供」と「読んでいて楽しい」は両立できる?~

みなさんこんにちは、堀詩です! まだ上着は必要ですが徐々に春めいてきましたね🌸梅の花がふんわりと街にピンクを添えているのを見ると「また1年が始まるんだなぁ」と前向きな気持ちになります。 2月の頭に『詩の小箱』という自身のホームページを開設しました。 大学2年生の春、大学のホームページで学生記者の募集を知り、初めて記事を書いたのが昨年6月。自分の言葉に金銭的価値が生まれることに驚きと喜びと誇りを感じ、将来ライターとして生きていきたいと思うようになりました。 さて、ホーム

推しのクリアファイルを飾ってみたい。

前半は「推しのクリアファイル」を飾ってみたい。 後半は「今週のクリアファイル」の紹介だよ。 推しのクリアファイルを飾ってみたい。クリアファイルが好きな人なら一度は思う 推しのクリアファイルを飾ってみたい。 今日はクリアファイルを飾りましょう。 数百円で叶っちゃう、クリアファイルの世界へようこそ。 推しのクリアファイルを飾るのに必要な3つもの ・推しのクリアファイル 推しはもちろん、好きなキャラクター、好きな俳優さん、 動物・・キミのスキなものをスキなだけ。 ・

アラカン不登校ママが電子書籍を出版して世界が変わった話

「本を出したい」 とある日曜日。夕飯を囲む食卓で、思いきって家族に伝えました。 「不登校のことが書きたくて。子どもたちにとっては思い出したくない記憶かもしれないけれど、お母さんにとっては大きな成長のきっかけになったから。前はすごくイライラしてたけど、今は笑って過ごしてるでしょう? この経験が誰かのお役に立てばいいなと思って」 突然の告白に全員無言。 重苦しい沈黙をやぶったのは、不登校を乗り越えて、今は専門学校に通っている娘でした。 「いいんじゃない? 書いてみれば」

小泉進次郎氏のおかげ(!?)で、ちょいバズった河合塾「駅看板」のコピー。

2017年春。競合コンペに勝ったおかげで、河合塾 近畿エリアの広告を担当することになった。2018年の春に開校する「河合塾 神戸三宮校」。そのキャンペーンは、漫画『ちはやふる』に登場するキャラクターたちを使い、交通広告を中心に、関西のあちこちで大々的に展開された。残念ながら、そちらのビジュアルは、著作権の兼ね合いもあり、ここには載せられない。とは言っても、「河合塾 ちはやふる」でググれば、見ることができます。関西では少なからず話題になり、多くの方がポスターなどを撮影し、SNS

【2024/1/28】5感で書くクリエイティブ・ライティング講座

東京・金沢・名古屋・京都・福島など全国で開催し、「自分の書きたい作品がのびのびと書けるようになった!」「創作活動が楽しくなった!」とご好評いただいていた文章ワークショップ「5感で書くクリエイティブ・ライティング」のオンライン講座を、約2年ぶりに開催いたします。 「創作モード」に没入し、作家の脳を追体験する4時間半 上手な文章を書こうとすればするほど、書けなくなるのはなぜでしょう? 人に伝わる文章を書こうと思っていても、いざパソコンや紙に向かうと余計なルールや思考(「うま

「自分はこんな人です」が言えないライターさんへ。

人と比べてもキリがないのはわかっているのに、落ち込んでしまうことってないですか? わたしは、定期的に「つよみつよみつよみつよみ……」とよく迷走しています。自信がないときこそ、ないさがしではなく、あるものさがし! ということで、れみふくさんの編み出された「自分の文章の売りってなに?」が一発でわかる方法をやってみました。 結果、「自分はこんな人です」が言えるようになって自己肯定感も上がったので、まとめておきます。 あるものさがし分析3ステップ褒められた言葉を集める わた