NOAH(ノア)@不登校ママ

元不登校&ひきこもりニートの母|6年前子ども2人が突然不登校に|失意のあまりSE退職|…

NOAH(ノア)@不登校ママ

元不登校&ひきこもりニートの母|6年前子ども2人が突然不登校に|失意のあまりSE退職|ありがとうの言葉の力で幸せになれると知り実践|不登校を乗り越える|Kindle本3部門1位獲得📙|ありがとうで心を軽くしませんか♪

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    毎週日曜日 不登校やひきこもりにまつわるエピソードや気づきを発信しています。ちょこっとお気軽にお読みいただけたら幸いです。

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アラカン不登校ママが電子書籍を出版して世界が変わった話

「本を出したい」 とある日曜日。夕飯を囲む食卓で、思いきって家族に伝えました。 「不登校のことが書きたくて。子どもたちにとっては思い出したくない記憶かもしれないけれど、お母さんにとっては大きな成長のきっかけになったから。前はすごくイライラしてたけど、今は笑って過ごしてるでしょう? この経験が誰かのお役に立てばいいなと思って」 突然の告白に全員無言。 重苦しい沈黙をやぶったのは、不登校を乗り越えて、今は専門学校に通っている娘でした。 「いいんじゃない? 書いてみれば」

    • ご紹介いただきありがとうございます!

      noteをはじめて約10ヶ月。 まだまだ初心者マークのわたしですが、記事をご紹介いただいたり、マガジンに登録していただいたり。 通知が届くたびに飛び上がって喜んでおります。 本当にありがとうございます! これまでの嬉しい通知をまとめてみました。 上達の探求さま初投稿記事『幸せが不登校の顔してやってきた』を『繰り返し読みたい記事』『おすすめ記事』に追加していただきました。 マガジン追加の通知を見るのは初めてだったので、心臓がドキドキしたのを今でも覚えています。 本当に

      • 不登校エッセイ#3 学ランなんて脱いじゃえば?

        学ランなんて脱いじゃえば? 中学校に入学してから数日後 息子が顔を真っ赤にして帰宅した。 「どうしたの?」 「暑くてのぼせた」 「学ラン脱げばいいのに」 「脱いじゃいけないんだよ」 真面目な息子。 規則には従うタイプ。 本人がそういうならガマンするしかない。 また別の日。 汗だくで息子が帰宅した。 首元までキッチリとめた詰襟が苦しそう。 「前を開けたら?」 「開けちゃダメなんだよ」 そしてゴールデンウイーク前のとある日。 「お母さん、半袖のシャツあ

        • 不登校エッセイ#2 限界だったから学校を飛び出して博物館に行った話

          もう限界だった 娘は中学1年のとき 別室登校をしていた。 教室に入れない生徒が集まる 特別な部屋。 娘を『別室』に送り届けた その足で仕事に向かう日々。 あるとき先生が不在で しばらく2人で 待つことになった。 静まり返った教室 ほこりっぽい匂い もう限界だった。 「今日は休もう」 「えっ?」 驚く娘の手を取って 学校を飛び出した。 家にいた息子も連れ出し 3人で電車に乗る。 平日の大冒険 行先は上野に決まった。 ガラガラの博物館 巨大な恐竜の骨

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          不登校エッセイ#1 遠ざかるランドセルを見て涙が出そうだった話

          涙が出そうだった 目の前に小学生の男の子がひとりトボトボ歩いている。 もしかして遅刻? それなら親も一緒じゃないといけないはず。 どうしたんだろう。 声をかけようか迷っていたら 横道からもうひとり男の子が出てきた。 先を歩く子に駆け寄っていく。 良かった。 ひとりじゃないんだ。 そうこうしているうちにもうひとり男の子が合流した。 3人で楽しそうに何やら話している。 さっきまで心細そうだった背中が頼もしい。 息子が不登校になる前 あんな風に友達と一緒に歩いてい

          不登校エッセイ#1 遠ざかるランドセルを見て涙が出そうだった話

          『読んでもらえるnote術』講座を受けてnoteが楽しくなった話

          「noteに記事を投稿するのが怖い」 noteの初投稿から8ヶ月。 記事を投稿するたびに、いつも不安が頭をよぎっていました。 「読んでくれる人はいるだろうか?」 「スキはいくつもらえるだろうか?」 そして7本の記事を投稿したところで とうとうこんな風に思ってしまったのです。 「記事を投稿するのが怖い」 そんな私がももんかさんの『読んでもらえるnote術』の講座を受けて、記事を書きたい、投稿したいと思えるようになりました。 講座で学んだことを思い出しながら、さっそく

          『読んでもらえるnote術』講座を受けてnoteが楽しくなった話

          不登校を受け入れる過程は死を受け入れる過程と同じだった

          アメリカの精神科医エリザベス・キューブラー・ロスが提唱した『死の受容過程(5つのステージ)』をご存知でしょうか。 終末期の患者やその家族が死を受け入れるまでに経験するとされる心の過程を表したもので、現在ではさまざまな悲しみや失望、困難な状況に直面した時の人々の反応を説明するフレームワークとして広く用いられています。 私が不登校を受け入れるまでの過程も、この死にゆく過程の5つのステージと同じ道のりをたどっていました。 すべての人が同じステージを経験するわけではなく、順番も

          不登校を受け入れる過程は死を受け入れる過程と同じだった

          ~ケセラセラ~愛情不足に悩んでいた不登校ママがおじいちゃん先生の言葉に救われた話

          「愛情不足だと思います」 保育園に通い始めて1年ほどたったある日。先生からそう言われ、頭が真っ白になった。 システムエンジニアの仕事に就いて14年。契約社員で時短勤務の制度もなく、残業が当たり前。延長保育を申請し、お迎えは夜の7時。それでも間に合わずに8時まで延長することもあった。 子どもと一緒にいる時間は少なく、迎えに行っても疲れた顔をしている私を見て、先生はそう感じたのかもしれない。 その言葉はグサリと胸に刺さり、何年も抜けることはなかった。 それから12年後。

          ~ケセラセラ~愛情不足に悩んでいた不登校ママがおじいちゃん先生の言葉に救われた話

          電子書籍『ありがとうの魔法で叶う:不登校ママが幸せになる方法』

          この度、電子書籍を出版しました。 おかげさまで「新着ランキング3部門 1位」「売れ筋ランキング3部門1位」を獲得することができました。ありがとうございます。 本書の中身をご紹介 ■はじめに 「不登校を受け入れられない」 「子どもに怒りをぶつけてしまう」 「自分を責めてしまう」と悩んでいませんか? 実は私がそうでした。 子どもが不登校になった時、どうしていいのかわからず、子どもを責め、学校を責め、そして自分を責めました。 まるで世界が崩壊していくような感覚。この世から

          電子書籍『ありがとうの魔法で叶う:不登校ママが幸せになる方法』

          不登校児の親が見た『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』

          映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』 映像も音楽も人物もすべてが美しい映画でした。反面、いろいろな問題を含んだ「痛み」を感じる映画でもありました。 「いじめ」「マスク依存症」「自傷行為」「ヤングケアラー」「離婚」「血のつながらない父親」 いじめや不登校を経験した2人の子を持つ母親として、映画の中に感じた「痛み」を紐解いていきたいと思います。 ※ネタバレ含みます あらすじ マスク依存症 高校生の茜はマスクが手放せません。 マスクを忘れてしまった日。バスの

          不登校児の親が見た『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』

          9月1日に生まれて~不登校児の親として思うこと~

          「始業式」「関東大震災の日」 子どもの頃は9月1日があまり好きではありませんでした。 今は「子どもが一番天国に旅立つ日」 不登校児の親の私が、9月1日に生まれた意味を考えたいと思います。 誕生日を忘れられる日 私が子どもの頃、ほとんどの学校が9月1日に始業式を迎えていました。 同級生はみんなソワソワ。 夏休みの宿題は終わったのか。 家族旅行でどこに行ったのか。 どちらのほうが日焼けしているか。 席替えをしたら誰のとなりがいいか。 そんな話題がひしめく中、 私が

          9月1日に生まれて~不登校児の親として思うこと~

          幸せが不登校の顔してやってきた

          「不登校を受け入れられない」「子どもに怒りをぶつけてしまう」「自分を責めてしまう」と悩んでいませんか? 実は私がそうでした。そして大抵のお母さんが同じ悩みを抱えています。なぜなら、今まで信じていた世界がガラガラと崩れていくから。 これは、私が不登校の苦しみから抜け出し、不登校に感謝するまでの5年間のお話です。 「不登校に感謝なんてできるの?」はじめは私もそう思いました。そんな方もよければ最後まで読んでみてください。不登校に感謝できる日が思いのほか早く来るかもしれません。

          幸せが不登校の顔してやってきた