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#編集 #ライター 記事まとめ

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編集、ライター、コンテンツ、メディアなどに関する記事をまとめていきます。
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#出版

文章を早く書く意義とは?

文章が早く書けるようになるといろいろなことが可能になってくる。 例えば、毎日ブログを書いている人は、 その時間の長さが5分の1位になったらどうだろうか? メルマガやKindle本を書いている人にとってもそうだ。 時間をかけたくないからといって、AIに行ってしまう人も多いが、 やはり出てきた文章を手直しすることもしているので、 時間にしたら大差は無いかもしれない。 しかも、自分の言葉で書いた方がしっくり行く。 私はKindle出版プロデューサーをしているが、 人に文章を

編集者はこれまで、編集「部」が育ててきた。

2012年の5月、未経験ながら出版社に転職し、「編集者」と書かれた名刺を持たせてもらいました。 はじめて出社した日、契約書にサインしたぼくの字を見て当時の社長が「今井くんは字が雑だね! 頭の速さに手がついてきてないんだよ。〇〇くん(すごく著名な編集者の先輩)もそうだった。きっといい編集者になるよ」と褒めとも慰めともとれるような、いずれにしてもうれしいひと言をかけてくれたのを覚えています。もちろん僕の場合、ただ字が下手なだけだったんだけど。 それから今日まで12年。出版社

編集者は「上手な文章」を求めているのか

そう思って、私のnoteを読んでくださっている方もいるかもしれません。 では、「上手な文章」とはいったいどういうものなのでしょうか? 「上手な文章」のイメージはありますか? 流れるように読むことができて、論理構成もバッチリで、人の心を動かす魅力にあふれた文章。 手を入れる箇所が見当たらないような一文字一文字にまで配慮が行き届いている文章。 そんなイメージでしょうか? 「上手な文章」より求められるもの編集者の立場から言うと、ライター、ブックライター、文筆家など、「書

なぜ締め切りを守れないライターには良い文章を書く人が多いのか?

締め切りがあるから原稿を書く  締め切りを1ヶ月過ぎた原稿がまだ上がってきていません。  何度も催促して、ようやくライターから「書けたも同然です。今日中には」という連絡がきたのは3日前。さすがに催促の文言も言い訳の引き出しもお互い尽きてきた感があります。  締め切りを設定して、原稿を上げてもらうのは編集者の大事な仕事ですが、これがなかなか悩ましい。  締め切りを破るライターには、良い文章を書く人が多いからです。 (あくまで私の経験上ですが)  真っ先に思い出すのは名コラ

「編集者になろう」と思ったあのころの圧倒的な尊敬を忘れてはいないか。

「編集者になろう」と決めたのは大学2年生の4月でした。松家仁之さんの授業を受けて、編集者に強烈にあこがれてしまったんです。松家先生は新潮社を退職なさったあと、当時ぼくが通っていた大学で特別招聘教授として勤務されていて、エッセイを書く授業、インタビューをして記事にまとめる授業、出版のこれまでとこれからを考える授業などをご担当されていました。 ぼくは運よく出版社に入社して、紆余曲折ありつつもなんとかいま編集者として働いています。営業と兼務しながらではありますが一般書編集部に在籍

著者×編集者対談|「中に人が入ってる?」ユニークな『そとねこ』カレンダー

「中に人、入っていませんか?」人間味あふれる写真が大人気『そとねこ』カレンダー馬場はるか(以下、馬場) 沖さんの壁掛けカレンダー『そとねこ』、おかげさまで今年も非常に好評です。7年目になるこの『そとねこ』に加えて、今年から卓上カレンダー『そとねこmini』も発売できました。製造部数も認知度も上がり、レビューやアンケートで読者の皆さんからの熱いコメントも増え、本当に嬉しいです。 沖昌之さん(以下、沖) ありがとうございます。馬場さんが膨大なデータの中から、「そこ出してくる?」

ゆるっと新企画スタート。SPBSの編集部の連載「本が読めない」

SPBSは企画編集会社。本を店舗で「売る」だけでなく、本を「作る」仕事もしています。 編集部ではSPBS創業当初から、奥渋谷の本店と地続きのガラスの奥の空間を拠点に、本や雑誌、ウェブメディアなどさまざまな媒体の編集を行なってきました。 コロナ禍以降はフルリモートとなり、メンバー同士顔を合わせることはめっきり少なくなりましたが、オンラインでコミュニケーションを取りながら、日々業務に取り組んでいます。 (最近は出社する機会も増え、対面で会議をしたり、ランチやお茶をしたりと、

【ご報告】元編集者がnoteとスマホでKindle出版…できました!

こんにちは、くろめがです。 みなさま大ーー変、長らくおまたせいたしました! こちらの記事を受けて制作を続けていたKindle本ですが、とうとうリリース日が決まりました!涙 2023年5月3日からAmazonにて販売開始いたします! すでに予約開始しておりますので、GWのオトモに! ぜひご予約ください^^ ちなみに、発売日から、Kindle Unlimitedに登録している方なら無料で読むことができます! ▼商品ページはこちら▼どんな本になったのか、ちょっとだけ紹介さ

【新刊】『アウトプットチャレンジ:自分を変えるための30の行動』を発売致しました!

こんにちは! ぶちょうにゃ! 【新刊】『アウトプットチャレンジ:自分を変えるための30の行動』を発売致しました!  自分の出版やnoteなどの「アウトプット」のコツを30に纏めた本です! なにか「発信」したい方にはおススメの本です!  良かったらどうぞにゃ!  *********************************************** 【『アウトプットチャレンジ:自分を変えるための30の行動』という本を出版しました!】 【著者】吉田彩・議論

1冊の本が出来上がるまでー339BOOKSはチームプレーで出版をサポート!

こんにちは!339PLANNINGのライターの「ゆー」です。 先日、合同会社339PLANNINGの出版事業である339BOOKSについて、代表の今野正輝さん=通称こんちゃんにインタビューしました。 今回はもう少し掘り下げて、「339BOOKSで出版するって、具体的にどんな流れなの?」ということをお聞きしていこうと思います。 ――先日のインタビューでは「339BOOKSってどんな会社なの?」ということをお聞きしました。今日は出版の流れについて、もう少し詳しく聞かせて下さ

堀川理万子さんが描く、しあわせな「こども時間」 ~童話『アンニンちゃんとパオズ』ができるまで~

花のにおいを感じ、虫の羽音におどろき、五感をいっぱいに開いて、どんなことにもワクワクドキドキした、しあわせな「こども時間」。 noteを読んでる大人のみなさんにも、きっとそんな記憶がよみがえってくる、ちいさなおはなし7話がおさめられた童話集『アンニンちゃんとパオズ』ができました! 『アンニンちゃんとパオズ』を制作している間は、担当編集のわたしにとっても、ワクワクドキドキの素敵な時間だったので、みなさんにもお伝えできたらなと思います。 出会いあれは何年前のことでしょう。

クラフトプレス(Craft Press)=小さな手づくり出版の可能性を考えたくて、イベントを開催します

2023年3月10日(金)の夜に、本づくりのあたらしい潮流『クラフトプレス』をテーマとしたイベントを開催します。主催は、Huuuuと藤原印刷、Camp Inc.の三社。 個人やスモールチームのつくる、小規模ながらも個性とこだわりに溢れた出版=『クラフトプレス』という概念について語り合い、考える場になります。 これからの本づくりについて、一緒に話して考えてみませんか? ▼イベント概要はこちら この「クラフトプレス」という概念はまだ、あまり多くの人に知られていません。だか

見やすい校正記号とは? 著者校のときに注意してほしいこと② (暫定版)

前回は著者校・訳者校のときに知っておいていただきたいことをまとめておきました。 今回はその続編です。著者校のときに用いる「校正記号」の使い方について気を付けていただきたいことをまとめておきたいと思います。前回書いた通り、ゲラに入れた朱字を人の目で見て、人の手で修正していく訳ですから、読みやすい方が修正する人には優しいですし、ミスや事故も起こりづらくなります。では読みやすい・分かりやすい朱字ってどんなものなのでしょうか……。そのすべてをお伝えすることは難しいと思いますが、押さ

初出版💛本が生まれるまでのプロセス

講師仲間の木下芳隆さん。 2021年から執筆していた本が、ついに1月26日に発売されることに💛出版を思い立ってから、本が生まれるまでのプロセスを振り返ってみました😊 2021年12月 出版実現したい!2020年から企画書を作成。2021年には、第2稿を執筆。足掛け3年。。 「何とか出版したい」と、第2稿を執筆 研修やセミナーの仕事が忙しい中、執筆を続けていました。 2022年1月 編集者の疑問点や修正点がビッチリ! 提出した原稿が、編集者から戻ってきます。疑問点や