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#お店 記事まとめ

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思想を持ったお店をつくったり、運営、デザインをしているひとやその感想などの記事をまとめるマガジンです。
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2023年7月の記事一覧

doyoubiというマフィン屋を始めたきっかけの話

doyoubiは鎌倉にあるマフィンの店。 2019年に吉祥寺の井の頭公園近くにあるシェアキッチンで間借り営業を始め、それが土曜日だったので、覚えやすくdoyoubiと名付けました。 その後、西荻窪で初めて実店舗をもち、3年弱店を続けたのち、2023年1月に鎌倉で移転オープンしました。 いまは週2日、平日と土曜日に1日ずつオープンしています。 店主のわたし瀬谷薫子は、元々会社勤めの編集者兼ライター。雑誌やwebサイトで記事を企画し、執筆する仕事をしていて、週末限定でdo

カフェトリエでは「自分のお店を持つ」ことができます☕️

カフェトリエでの「開業」に興味がある方は、少〜し長いですが 以下、ご一読くださいませ。 カフェトリエが大切にしている事を通じて、お伝えできればと思います! 1:概要カフェトリエでは、 ・カフェ店主(朝カフェ・夜カフェ含) ・お菓子屋さん店主 ・カフェ併設〇〇屋さん ・その他カフェトリエの場所を活かせる「店舗業」店主 に、一歩踏み出し、自立・独立したい方への環境がございます。 会社員、各種個人事業主、大きなカフェのバリスタ、お菓子屋さんのスタッフなどなどを並行して営みながら

コーヒー屋をはじめて9年

今日7月31日で、僕がコーヒー屋 LIGHT UP COFFEE をはじめて、ついに9周年を迎えました。 この節目に今回はお店のこれまでを振り返りつつ、これからの展望を語ってみようと思います。 コーヒーとの出会い 学生時代にカフェのチェーン店でなんとなくアルバイトを始めたことから、僕とコーヒーとの関わりはスタートしました。 エスプレッソマシンを使ってコーヒードリンクをつくる仕事は感覚的に面白く、その中でラテアートというものを知りました。分かりやすくすぐに喜んでもらえて

1万人✕1回よりも、100人✕100回買うブランド創り

1万人が1回購買するよりも100人が100回買ってもらうブランドを目指すと言う事は、LTVを重視したブランド創りをすると言うことです。更に言えば、1万人が100回買ってもらえるブランドをその先に見据えています。今回2回目のクラウドファンディングを新店舗で行っています。同様のタイトルを1回目の時に書きました。そのアップデートしリバイバルします。 ちなみに、最後にMakuakeを2回やってみた成功するポイントも所感としてまとめます。 Makuake開始10日間で1000万円応援

繋げるか分けるか( #道具とか家とか地域とか vol.3 )

どんどん進んでる「家」の工事。現場では今、内装のパテと塗装作業がはじまって、外装もガルバリウム鋼板がどんどんついてます。つまり、いよいよ仕上げの段階です。 3ヶ月前のインタビューで、大工の中島さんが「一番楽しい瞬間」と言っていた工程ですね。 そんなタイミングで、中島さんと建築家のミユキデザインさんと集まる機会が作れたので、いろいろ話してみました。 1.変えたいところをどうやるか アオキ 中島さんはたしか「塗装が入り始めて完成間近になる時が一番楽しい、卒業式が近づいてるよ

京都サンガF.C.ファン感謝デーでの出店を終えて

ファン感謝デーからしばらく経ちましたが、改めて振り返りたいと思います。 今回は普段よーじやカフェで提供しているスイーツではなくこの日限定のラインナップでした。 今回の商品ラインナップ①紫のよーじやクレープ 税込800円 ②紫のよーじやスムージー 税込800円 ③紫のよーじやかき氷 税込500円 ④紫のよーじやフローズンソーダ 税込500円 我々の想定を超える大行列上記ラインナップでお客様をお迎えし、万全の体制でスタートを切るつもりでしたが、スタートから我々の想像を

移動販売車をはじめたら、「どこに向かっているんですか?」と訊かれた時、自信を持って答えられるようになった話

「ドケットストアはどこに向かってるんですか?」 そんな言葉を遠慮なく質問されるくらいにはフラフラしている自覚はある。 文具屋を始め、少しずつオリジナル商品を作り始めたのはいいけれど、作るアイテムはバラバラ。 ハードカバーノートのハードカバーだけ、ケーブルを保護するチューブ、レシートをスキャンするボード。 てんでばらばらで統一感がないと言われればその通りで、心配されるのもわかる。 ただ、そんな質問にもこれからは胸を張って答えられる。 ドケットストアは『北』に向かう……のだ

#251 なにがおきてもリーダーの責任。ちょっともがき中。

 好きな日に連絡無しで働くエビ工場(無断欠勤OK)・パプアニューギニア海産の武藤北斗です。  組織の運営というのは本当に難しいなと思う日々ですが、どんな組織でも完璧などありえるはずがなく常に問題を抱えているのが普通ではないかと思います。  しかしその抱えているものが、具体的な大きな事象として組織や従業員個人に影響を与えてはいけません。残念ながら起きてしまうことはありますが。

珍しい魚を売る方法

はじめまして。サカナバッカ中目黒店長のokabeです。 自己紹介をしますと、小さいころから魚が好きで水産系の大学に進学後、鮮魚店で働きました。その後、水産冷凍商材の営業職や、市場バイヤー、鮮魚ECの出荷管理などを経験したのち2015年にサカナバッカ中目黒のオープンメンバーとしてフーディソンに入社しました。 サカナバッカは都内に9店舗あって、路面店ほか東京駅などのエキナカにも出店している魚屋です。今ではメディアなどにもちょこちょこ出させていただいております。 さて、タイト

【1期生卒業感謝祭のお知らせ🎉】アナザー・ジャパン初トラベルブックをつくりました

みなさん、こんにちは!池田彩月です! 本日はみなさまに重大なお知らせと熱い想いをお伝えしたくnoteを執筆させていただきました。ちょっとだけ長いのですが最後までご一読いただけると嬉しいです。 2023年8月6日でアナザー・ジャパン1期生は卒業し、2期生へとバトンを繋ぎます。 振り返れば、2022年8月の開業から1年間、お客様に「新しい発見」と「懐かしさ」を届けるために日々試行錯誤を重ね、たくさんの皆様のご協力があったからこそ、ここまで活動してくることができました。 アナザ

"自分でやりたい"人のための、ちいさなブランドのはじめ方・続け方 ( 8/5 透明書店×NIR IDENTITY & BOOK トークイベント)

ブランド活動に役立つトークイベントやります!はじめまして!私は「NIR IDENTITY & BOOK」という、「読書家の読書生活をもっと自由に!」を掲げながら、ちょっとユニークな読書用品を作るブランドの発起人・Akaneと申します。本や読書がとても好きです。 NIR IDENTITY & BOOKは私の二つ目のブランドで、過去にアパレルブランドの立ち上げもしていたため、期間にして5年、種類の異なる2つの個人ブランド運営を経験しているのは、珍しいかもしれません。(1つ目の

【いい店の人と考える、これから先のいい店って? vol.7】平松佑介さん(銭湯〈小杉湯〉代表)

時代が大きな転換期を迎えている今、お店というもののあり方も大きく変わりつつある。 お店というのは、住まう人や訪れる人と地域を結びつける、街にとっての窓みたいなものなのではないか。そう考えたとき、これから先の街を、社会を、そして住まう人を元気にしていくような「いい店」とは一体どういうものなのだろう。 お店を始めたい人も、既にやってる人も、いい店が好きな人も、みんなが知りたいこれから先の「いい店」のことを、実際に「いい店」をやっている方に聞いてみたい。今回登場するのは、東

#250 クーラーの温度設定

 好きな日に連絡無しで働くエビ工場(無断欠勤OK)、パプアニューギニア海産の武藤北斗です。  いよいよ夏本番になってきました。昔はクーラーつけずにどこまで耐えられるかと頑張っておりましたが、近年は熱中症の恐れもありますので無理せずクーラーをつけるようにしています。  さて、ここで気になるのがクーラーの設定温度や風量などです。皆さんの会社では何か決まりなどあるでしょうか?パプアニューギニア海産ではどんなルールがあるのか、お話ししたいと思います。

これからの日本のコーヒー、価格と質

日本のコーヒーシーンはこれからどうなっていくんだろう。 勝手にわくわく、色んな妄想をしている。 日本で一番飲まれているであろうコンビニコーヒーは100円台前半。楽天で売れてるコーヒー豆は1g 1円。一方スペシャルティコーヒーは1杯500円、豆は1g 8円はする。 なんとなく流れを見ていると、おいしいコーヒー、素晴らしいコーヒーはもっと値段が上がっていくと思う。もう東京では1杯600円、700円は普通で、飛び抜けた体験には2000円も3000円もつく。 実際生産地でのチェ