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#お店 記事まとめ

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思想を持ったお店をつくったり、運営、デザインをしているひとやその感想などの記事をまとめるマガジンです。
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2019年12月の記事一覧

生ゴミを有機肥料に! manu coffeeと土壌の専門家が取り組むアップサイクル 〜特集:次世代のための食の循環①〜

はじめに自社焙煎した新鮮な豆を1杯1杯丁寧に抽出するスペシャルティコーヒーの専門店「manu coffee」。スペシャルティコーヒーブームが起こるずっと前からここ福岡の地にオープンし、現在福岡市内に5店舗を構えるまでに成長している。 そんなmanu coffeeが店舗拡大と並行して注力してきたのがリサイクル事業だ。約10年前からストローやカップ、牛乳パックなどのリサイクルに取り組んできた。ただどうしても解決できない問題があったと、manu coffeeの福田雅守さんは話

裏を見れば「本気度」がわかる。(テーブルの見極め方)

今日もお読みいただきありがとうございます。 前回「見えにくいところが大事で、それはテーブルの見極め方にも言える」ということを書きました。いよいよ本題に入ります。 人生のうちでダイニングテーブルを買う機会なんて、そうたくさんあるわけではないので、じっくりと、しっかりと選びたいと考えるのが普通です。けれど、頑張ってあれこれみているうちに「もうどうやって決めたらいいのかわかんない!」と混乱してしまうこともあるかもしれません。そんなときにもしかしたら少しお役に立てるかもしれない「

exhibition 2019

『土鍋で珈琲を淹れたら色々解決した』 主婦の楽園「百合珈琲」の話

兵庫県宝塚市には「小林」という駅がある。 「小林」と書いて「おばやし」と読む。 阪急電車の創設者であり、元テニスプレーヤーの松岡修造さんの曽祖父、小林一三さんに縁があると思いきやそんなことはない。 映画にもなった有川ひろさんの小説「阪急電車」で舞台になったことがあるものの、本当に知る人しか知らない駅である。 宝塚といえば「宝塚歌劇」 県外の人からは華やかなイメージが先に立つけれど、それは本当に歌劇場のある周辺に限られている。 私は大学生の頃、宝塚歌劇を農協のバスツ

063. 体調が悪くて、でも頑張って、なのに文句はつらいから

 風邪をひいたり、疲れがたまっていたり、体調が悪いけどしかたなく出勤という経験は誰しもあるでしょう。  だけどパプアニューギニア海産のパート従業員はフリースケジュールだから体調が悪ければ休めばいいだけ。  と、言いたいところですが、現実はそんなことにはなりません。だってパートさんは時給ですから、働きに行かなければお給料はもらえません。生活費のために、体調が悪くても出勤することもあるでしょう。  で、私は思ったのです。体調が悪いながらも頑張って出勤、だけどやはり動きは悪く

DAILY CLEANERS &CO-がアウトドアウェア用洗剤を開発するまで

2019年12月からクラウドファンディングサイト、Makuakeにてプロジェクトを開始しました。「ダウンジャケットや機能性アウター専用の洗剤」を作る、そんなプロジェクトです。 ※機能性アウターはTHE NORTH FACEとかPatagoniaとかでよく見るマウンテンジャケットなどを指します 光栄産業というクリーニング会社の2代目がどういう想いでこのブランドを立ち上げたかは別のnoteで記載をしているのですが、今回はどういうプロセスでこのプロジェクトを進めてきたのかまとめ

D2Cブランドと呼ばれる私たちがリアル店舗を次々に出店するただ一つの理由

あやうく本当に最初で最後のnoteになるところでした。こんにちは、DAYLILYのこばやしもえです。 さて、前回の「ただのPOPUP SHOPはもういやだ」からあっという間に半年以上経ってしまいまして、気づけば常設のお店が日本にも2店舗(日本橋と大阪梅田)にできました!最初の台湾の店舗も合わせると、アジアで3店舗、DAYLILYのお店ができたことになります。 そして、、、来年春には都内にもう1店舗出店を予定しています! 「そんなぽこぽこ店舗つくってバカなんじゃないの?D

ブランド創りとは、想起シーン創り。

ブランド創りとは ブランド創りにおいて、大前提としてニーズを満たしたり、クオリティが高いプロダクトやサービスをつくることが最も重要であると思います。 いうなればプロダクトやサービスは骨格です。 まず骨格がしっかりとしていないと全体を保つ事すらできません。それがある程度形になっている前提として、ブランド創りにおいて何が大事かを考えてみました。 ブランドは目に見えないものです。 ブランド創りってなんだろうと考えながらMinimalを日々運営している中で、一つ自分なりに思

迷いに迷った2019年、最後の日。

(この記事はインスタからの転載し、note用に加筆修正を行なっています。久々のnote更新です。ご無沙汰しております。) まよう 【迷う】 ・ 〔動詞〕まぎれて、進むべき道や方向がわからなくなる。どうしたらよいか決断がつかない。心が乱れてよくない方向へ行く。欲望・誘惑に負ける。 死者の霊が成仏できないでいる。区別がつかなくなる。まぎれる。秩序なくあちこちへ行ったり来たりする。 布の織糸が弱り、糸が乱れかたよる。 ・ 2019年、最後の日。どーもどーも、(株)わざわざ代表の平

小さな本屋さんはじめます。@西日暮里BOOK APARTMENT

80人で運営する小さな本屋さんの棚主になりました。 本屋さんの場所は西日暮里駅前にあるビル内の西日暮里BOOK APARTMENTというところです。 こちらは「東京感動線」のプロジェクトとして、JR東日本が掲げる個性的で心豊かな都市生活空間の一貫で展開されているのだそう。 ここの運営は今年個展でお世話になったHAGISTUDIOさんが行っています。 宿泊施設「hanare」は2018年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)金賞を受賞されています。すごい!

止まない雨はない〜10歳の息子との関わり〜

一昨日は仕事納めの日でした。 今年、最後の発送作業と、切り分けたヤマブドウ石けんを成形したり、石けんのシール貼りやパッキングなどなど。 ピンクのコンフェッティが可愛いひるぜんのヤマブドウの樹液と果汁を使用したヤマブドウ石けんはお陰様でとても人気で、原材料の樹液がなくなってしまったので、このロットが今シーズン最後の製造になります。 次のヤマブドウ石けんを製造できるのは、ヤマブドウの樹液が採取できる4月下旬以降になりそうです。 と言うわけでヤマブドウファンのお客様は、なくなる

067. 分からなくても、聞いてはいけないこと

 同じことを聞かれても、Aさんにはイライラするけど、Bさんにはイライラしない。そんなことありませんか?  それを意識しながら作業する中で、ちょっと分かってきました。あの人はきっとイライラされるけど、この人はされないなと。

一人にしない5つの工夫

年末といえば忘年会。 今日も街のあちこちで様々な会合が開催されてますね。 僕はこれまで、大きく分けて3つのタイプの忘年会を経験してきました。 A : 打ち上げみたいな会 大きな会社に勤めていた頃は、なんせ社内に沢山の人がいるので仕事で関係している人とある種の打ち上げとして開催されるのが忘年会。なにか出し物みたいなものもあったりしました。 B : 戦友との再会 TENTという二人だけの会社を立ち上げてからは、なんせ二人で飲んでも仕方がないので、戦友と思えるような小さな会社

服づくりのイロハのイ

こんにちは。 少し前に「服づくりのイロハのイ」をブログで書いたんだけど、 noteにもあげてほしいというお声をいただきましたので、こちらにも記載しておきます。 最近ありがたいことに僕のツイッターやホームページを通じて「服づくりして欲しい!」だったり、「着物のリメイクをして欲しい」「子供服を作って売りたい!」などなどたくさんのお問い合わせをいただきます。 弊社でも担当者を置いて返信させていただくのですが、 残念ながらどうしてもお仕事につながらないことが多いです。 原