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#写真 記事まとめ

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写真や撮影テクニック、写真に関する記事をまとめていきます。
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2020年9月の記事一覧

GRⅢを買った話、と写真業15年目のわたし

毎度どうも、ほさかです。 最近GRⅢというRICOHコンパクトデジカメを買いました。 とっても軽くて持ち歩くのに便利で、底なしにかっこいいカメラです。 GRといえば森山大道さんなんですけど(GRの監修もされてます)、20代の時に先輩んち行って絶版の超レア写真集見せてもらった時に 『この先の人生、デジタルで撮って色抜いただけのモノクロ写真は外に出せねえ…』っていうほど衝撃を受けた写真家さんです。 とにかく、めっっちゃカッコイイので気になる方はぜひみてみてね。 GRハイトーン

オンラインだと、いつもより酒が進むなあ

思い通りにテーブルフォトを撮るための基礎知識 #1 ゴールを設定しよう

訳あって、こんなことを書くことになりました。3回に渡ってテーブルフォトの基本を説明していきます。どこにでも書いてあるようなことかもしれませんし、ヒーコの記事でも同じようなことを書いているので、もう読んでるよっていう方はスルーしてください。初めての方は、ご興味がありましたら読んでみてくださいね。 初回はゴールを設定することの意味についてです。テーブルフォトに限らず、写真を撮るときには、何をどう表現したいか、テーマは何か、などのゴールを設定して、完成形のイメージを作ることが大切で

はじめてのnote、渋谷PARCOでの写真展。

いまさらnoteをはじめて書くなんて、ネクタイの結び方を知らない大学1年生の春みたいな甘酸っぱい恥ずかしさがありますが、どうやらnoteに時効はありませんから、勝手に良しとしましょう。 市町村一周の旅をしていた間、自分のサイトを更新していましたが、なにせこれからの文章を残す場所としては中途半端なので、noteをはじめてみよう!と、思いました。noteには「気づく」という動詞の意味もありますし。言い分です。 渋谷PARCO、ほぼ日曜日さんでの写真展書きたいことは、個展のこと

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鎌倉と横浜

お知らせ|「しんしん」のギャラリーがオープンしました!

写真家 澁谷征司さんによる、SIGMAオリジナル短編映画「しんしん」のPicture Galleryが本日オープンしました! 本編の演出補助・撮影も担当されている澁谷さんの作品で、写真でも「しんしん」の世界観を是非お楽しみください! 掲載されている作品も、本編同様すべてSIGMA fpで撮影されています。 今回のギャラリーの制作にあたり、澁谷さんから意識したポイントを伺いました。 映画の流れを写真の目線で辿ります。(映像とはまた違う感触の) 登場人物は父母息子に絞り、息

被写体との距離感が良い写真について考えて続けたこと

好きな写真家の方が、Twitterである写真家についてこう評していた。 「被写体との距離感が良い」 もちろん褒め言葉なのだが、当時の私は「そんなん写真見てわかるもんなの?」と思っていた。実際、私はわからなかった。 スマートフォンのカメラ性能が上がり、一眼レフもお手頃な価格で手に入るようになった。様々な特性を持ったSNSが発達し、作品を発表できるチャンスが均等に与えられた。誰もがクリエイター(写真家)を名乗れる時代、素人とプロを徹底的にわけるものが何か、私にはわからなかっ

she loves you

出会いはありふれたものだった。 友人になんとなく誘われた日帰りドライブ旅行のLINEグループの中に、彼女はいた。 誰に撮ってもらったか分からない、寂しげな表情の横顔アイコンに何故か惹かれた。 前日の夜、集合場所や時間のやり取りの時、彼女の選ぶ一つ一つの言葉遣いが好きだと感じた。 まだ会ってもいない、声も聞いていない相手に、僕の心は揺れていた。 旅行当日、友人が運転する車に同乗して、彼女はやって来た。 車のドアを開けた時に合った眼差し、肩より少し長い髪、細く白い指先に塗られ

フォトジェニック系グルメ雑誌っぽい写真が、たった一枚の板を買っただけで簡単に撮れた話。

最近引っ越しました。 日当たりメインで必死で探した物件がこちらです。 景色もよくて、居心地がよく、本当に引っ越してよかったなぁと思ってた矢先に、さらにある料理系サイトから取材の依頼がありました。 それは、仕事関係でもNINOFARM関係の取材でもなく、料理好きとしての我が家のキッチンの取材だったんです!もう嬉しすぎます。 昔からずっと見ていたサイトのキッチン特集に掲載されるそう。 どこからの取材かは、写真の中にヒントが。10月ごろにまたお知らせします。 いやしかし

コメディ野生生物写真賞2020年のファイナリスト (1)

お待たせしました、コメディ・ワイルドライフ写真賞は、熾烈ではあるがフレンドリーな競争(なんのこっちゃ?)を勝ち抜いたファイナリストたちを発表しました。 この賞の趣旨はコンテストを通して野生動物保護への認識を深める、つまり写真コンテスト(競争)と野生動物保護(友好・保全)の2本立てなんですね。 コンテスト自体は締切ったが、40人ほどのファイナリストから10月22日に受賞者が選ばれるので、そのための投票が現在進行中。この賞を主宰するサイトページからお気に入りの画像をクリックし

Profile.

Profile. Rinco Koyama / Woman / Photographer / film / snap / Portrait. 写真家。 『愛しくて切ない』日常風景をテーマに、琴線に触れた被写体をフィルムカメラで撮影しています。 写真活動3年で自主制作にて写真集を10冊発表。 フィルムカメラで『その人の美しい瞬間』をテーマにポートレート撮影も行っています。 【経歴】 2018年12月 フィルムカメラで写真を撮り始める 2019年10月 GENIC1

アイピースカップをなくしたことのある全ての人へ。紛失防止ホットシューカバーがめっちゃ良い。

カメラを使っている人によっては、全然意識せずに使っていると思うのですが、皆さんこれが何かわかりますでしょうか? そう、それはアイピースカップファインダーを覗くときに目元にフィットするパーツです。日頃お世話になっているカメラの一部分ですね。 気が付くと、いなくなっているにくいやつ。。。特に登山やアウトドアで撮影しているとやりがちなんですが、ふとしたはずみに外れて紛失することがあります。ロケ撮影をしている最中や山行中に外れてしまい、私も何度か紛失しています。地味にショックが大

シグマ会津工場からです。

今回はSIGMA広報部では初となる、会津工場社員の登場です。SIGMA fpで会津工場周辺の雰囲気をレポートしてくれました。 工場の中の様子と、Iさんのお仕事については次回以降に続く……かもしれません。 今日の当番|I シグマ会津工場からです。 今年は残暑が厳しいですが、8月の終わり、fpと24-70㎜ F2.8 DG DN | Artを持ち出して会津工場から裏磐梯方面に家族サービスを兼ねて、撮影に出かけました。 と言う訳でスタートは会津工場です。SIGMAの工場はこ