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ラグビー 記事まとめ

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note公式のラグビーマガジンです。ラグビーにまつわる素敵な投稿を紹介していきます。
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2021年9月の記事一覧

コーチングは信頼の積み重ね

先日県内でも有数の実力校と試合をする機会を頂けた。 強いチームというのは「意思決定」「行動選択」の早さが違う。個人でもチームでもそれは顕著に表れる。だからこそ日々チームとしての「意思決定」や「行動選択」またそれが個人で起因するものであっても柔軟に対応できるチームが強いチームだと思う。 合同チームはどうしてもこの点では上回ることは難しい。どちらかというと試合前のゲームプラン、戦術及び試合中の戦略をいかに遂行できるかが試合の内容を左右する印象だ。 私たちの試合前に嬉しいことがあ

廣瀬俊朗と車いすラグビー(後編)

RUGGERSオリジナルコラム 筆:廣瀬俊朗 1981年生まれ、大阪府吹田市出身 元ラグビー日本代表キャプテン 株式会社HiRAKU 代表取締役 NPO法人 Doooooooo 理事 スクラム・ジャパン・プログラムアンバサダー ※前編はコチラ 東京2020パラリンピックを振り返って  車いすラグビーについて、今回の東京2020パラリンピックに至るまでの道程や、僕の想いを前編のコラムで書いた。後編では今大会について振り返りたいと思う。  いよいよ東京パラリンピックが始まっ

今月の振り返り~9月編~

みなさんこんにちは!岸岡智樹です! 今月は現役ラガーマンジャーナリスト兼新米ラグビーコーチとして活動し、ラグビー界の先駆者となるべく自身の活動の他に、本業である"選手"というところに時間を割いていた月になります。 👆は先月のものと全く同じことを書いていますが、その理由はやるべきことが8月と9月で変化がなかったということでしょう。 2つの捉え方ができ、「一貫性がある」「芯がある」という捉え方と、「成長していない」という捉え方があるように僕は感じました。 おそらくどちらも当

ジョーディー・バレット、キックの前「少しだけ息を止めました」と語る。

土曜日の夜、オールブラックスがスプリングボクスに19-17で勝利した終盤のペナルティを蹴る前に、ジョーディー・バレットはキャプテンのアーディー・サヴェアに相談しませんでした。 その必要はありませんでした。タウンズビルで3本のペナルティーと1本のコンバージョンを決めたバレットは、まさに絶好調でした。 スプリングボクスは17-16でリードし、両国間の100回目のテストで勝利を手にしようとしていましたが、交代して入ったオールブラックスのミッドフィールドバック、クイン・トゥパエア

オールブラックスのコーチ陣は、今頭を悩ませている。

今週のゴールドコーストでは、オールブラックスのハイボールワークだけでなく、土曜日の南アフリカ戦でのブレイクダウンの不備も注目されています。 オールブラックスは土曜日、タウンズビルのクイーンズランド・カントリー・バンク・スタジアムで世界チャンピオンのスプリングボクスを19-17で破り、両国間の100回目のテスト、そして100年目の対戦を成功させただけでなく、1週間の余裕をもってラグビーチャンピオンシップのタイトルを獲得し、2021年の無敗記録を維持しました。 しかし、今シー

サム・ケレヴィを世界最高のセンターにしたボーデン・バレットとの「おまけ」

彼はオールブラックのスターであり、最近の記憶では最も多くのブレディスローカップの痛みをもたらした選手でもあります。 しかし、ボーデン・バレットは、サム・ケレヴィが世界的なセンターになるのを助けることで、ワラビーズが今月から3連勝し、世界ランキングを再上昇させる上で、重要な役割を果たしています。 バレットは、ニュージーランドのラグビーから離れていた期間を利用して、1月に日本のトップリーグであるサントリーサンゴリアスのケレヴィと合流しました。そして、ワラビーズのセンターは、可

ジョージ・ブリッジのキャッチミスに対するジョーディー・バレットの反応。

オールブラックスのフルバックであるジョーディー・バレットは、土曜日にタウンズビルで行われたスプリングボクス戦で、ジョージ・ブリッジがハイボールで不運な目に遭ったことについて、あまり落胆していないという。 オールブラックスのバックフィールドには、31回のテストに参加しているブリッジが、試合開始早々、この安心感が脅かされ、そのこぼれ球がスプリングボクスにこのテスト唯一のトライをもたらしました。 日曜日に行われた会見で、バレットは、一見、正規のボックスキックのように見えたボール

RGスナイマンが、試合に復帰。

スプリングボックのロック、RG・スナイマンの復帰は、マンスターがセルCシャークスを42-17で下したユナイテッド・ラグビー・チャンピオンシップの開幕戦では脚色されたかもしれませんが、それ以上に大きな意味がありました。 スナイマンは、デビュー戦でアイルランドのクラブに所属していましたが、わずか7分間の出場にとどまり、ラインアウトから激しく倒れて膝の靭帯を断裂し、予想以上に長期の離脱を余儀なくされました。 スプリングボクスのブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとのテストシ

ラグビーW杯の感動に会いに行こう!「エコパスポーツミュージアム」

シズオカ・ショック 世界中のラグビーファンを沸かせた静岡での衝撃を覚えていますか。ラグビーワールドカップ2019™日本大会で、世界的にはラグビー中堅国でありティア1とは壁があると思われていた日本が、世界ランキング2位(当時)のアイルランドを撃破したジャイアントキリング(大番狂わせ)です。 シズオカショックの会場となった静岡県・エコパスタジアム内「エコパスポーツミュージアム」ではワールドカップの思い出が展示されています。 (注) イベントなどにより閉鎖している日があるので

部員紹介第7弾「金潤歩」

部員紹介第7弾はフィジカルが売りのhurricanesでウェイトリーダーを任されている4年金潤歩選手(大阪朝高)をご紹介します❗️ 大阪人だけあってコミュニケーション能力が高く同期や後輩全員から親しまれる潤歩選手の半生と魅力に迫っていきます! 大阪府大阪市の出身で名探偵コナンの舞台にもなった梅田スカイビルが有名な場所で育ちました🕶(ちなみに前回紹介した趙選手と同郷です) 幼少期 幼少期から天真爛漫な子どもだったそうです。幼稚園では鼻に石を詰める遊び最中に石が取れなくなり

プレミア15sのタフさ

今回はプレミア15sのタフさについてお話したいと思います。 私自身、このリーグでは3試合しか経験しておりませんし、10チームのうちの1つのチームにしか所属したことがないので全てを語れるわけではありませんが、こちらの世界を何も知らなかった私にとって衝撃的な出来事などを話していきます。 ちなみに近況としては、9月4日に開幕戦を迎えてから3週連続で試合をして、今週はお休みです。 リーグの日程 リーグの大まかな日程についてですが、9月から(決勝まで残った場合)翌年6月頭まで予

#33 「選手」の価値を超えて

スポーツにはたくさんの感動があります。 快勝の試合、接戦の試合、惜敗の試合。 肉体の限界を凌駕するようなプレー、胸のすくような頭脳プレー。 とにかく強い、とにかく速い、とにかく高い、その卓越した能力。 試合前後も含めた、友情、ライバル、先輩後輩、古巣などのヒューマンストーリー。 新人選手の活躍、ベテラン選手の貢献、傷病からの復帰。 そんな名場面の数々に、マルガオ(筆者)は幾度も涙を流してきました。 ところが。 今回のnoteの主役がプレーしている姿を、ファン歴の浅いマルガオ

🏉リーグワン2022プレシーズンマッチ

*ヘッダー写真と本文は少し関係ありますがほとんど関係ありませんがお。 2022年1月7日開幕予定の 🏉#リーグワン ! 現時点で各チームのSNS、公式webサイトからなかぴーが拾ったプレシーズンマッチの日程ですがお🐯 (各チームの公式youtubeチャンネルのリンクも紹介させていただいてます!) *キックオフ時刻, HOST-GUEST, (スタジアム)の順で表記していますが、HOST/GUESTは一部推定ですがお🐯 *随時試合結果を更新しておりますがお🐯 (Excel

All Blacks player ratings: ジョーディー・バレット、スプリングボクス戦で大活躍。

オールブラックスは、スプリングボクスとの歴史的な100回目のテストマッチで勝利を収めました。 土曜日の夜、タウンズビルで行われたこの試合で、ニュージーランドは、クイン・トゥパエアのジャッカルによるペナルティ獲得し、ジョーディー・バレットのペナルティゴールにより、19-17でライバルに勝利しました。 この結果、ニュージーランド代表は2021年ぶりの優勝を果たし、1週間後にはラグビーチャンピオンシップのタイトルを獲得し、フリーダムカップも保持することになりました。 クイーン