ラグビーW杯の感動に会いに行こう!「エコパスポーツミュージアム」
シズオカ・ショック
世界中のラグビーファンを沸かせた静岡での衝撃を覚えていますか。ラグビーワールドカップ2019™日本大会で、世界的にはラグビー中堅国でありティア1とは壁があると思われていた日本が、世界ランキング2位(当時)のアイルランドを撃破したジャイアントキリング(大番狂わせ)です。
シズオカショックの会場となった静岡県・エコパスタジアム内「エコパスポーツミュージアム」ではワールドカップの思い出が展示されています。
(注)
イベントなどにより閉鎖している日があるので、事前に調べてから出かけることをお薦めします。
ラグビーワールドカップ2019™日本大会記念コーナー
ミュージアムに入って一番目に入るのは、ラグビーワールドカップ™日本大会記念コーナーです。ラグビーワールドカップ2019™日本大会でエコパスタジアムでの試合は4試合、8チームがプレーしました。
9月28日(土) 日本 19-12 アイルランド
10月4日(金) スコットランド 61-0 ロシア
10月9日(水) 南アフリカ 49-3 イタリア
10月11日(金) オーストラリア 27-8 ジョージア
8チームの中には優勝した南アフリカ、決勝トーナメントに進んだアイルランド、オーストラリアも入っています。その8チームの代表メンバのサイン入りジャージが飾られています。
ジャージの隣の撮影スポットには、シズオカ・ショック の日本vアイルランド戦で、実際に使用された人工芝が、後半18分に逆転トライを決めた福岡選手のサインとともに。人工芝には触れることもでき、気分は2019年に戻ります。
人工芝のさらに隣には、日本 vs. アイルランド戦で、日本チームからアイルランドチームに贈られた模造刀が。この刀は、日本チームから各チーム、会場、相手チームのMoM(Man of the match:日本チームの選手が選ぶ最優秀選手)に送られたことでも話題になりました。
五郎丸歩選手モニュメント(ミュージアム入口)
静岡県 x ラグビーといえば、ヤマハ発動機ジュビロでプレーした五郎丸歩選手。ラグビーワールドカップ2015™南アフリカ大会でキッカーとして日本の得点に貢献、大会のBest15にも選出された名フルバック。日本ではキック前のルーティンの静止が「五郎丸ポーズ」として人気を博しました。
ミュージアムの入り口では五郎丸ポーズのブロンズ像が出迎えてくれます。(個人的感想では、顔も本当に似ています!!)
記念モニュメント(ミュージアム外)
ミュージアムの外にも記念碑があります。アイルランド戦後半18分にアイルランド選手を振り切って逆転トライを決めた福岡堅樹選手をモチーフにしたモニュメントです。高さ2.66m、幅1.3mの大きなモニュメントはエントランス広場内正面入口近くに設置されています。
ミュージアムの外なので、いつでも会いに来られるスポットです。
(写真はイベント日のため、モニュメント周辺に看板あり)
あの感動に会いに行こう!「エコパスポーツミュージアム」
エコパスポーツミュージアムのある小笠山総合運動公園エコパは東京・名古屋から新幹線+東海道本線で。東京駅からは2時間ちょっとで到着します。試合観戦やイベントの機会に、ちょっと寄り道してみませんか。
(後記)エコパにはきっと来たくなる。だって静岡のラグビーは面白くなるから
2021年6月、全国のトップリーグ、トップチャレンジリーグチームの先陣を切って、ラグビー新リーグ「JAPAN RUGBY LEAUGE ONE」参入に向けた新会社設立が発表されました。
代表取締役社長を務める山谷拓志氏は、バスケットボールのBリーグの栃木ブレックス(現・宇都宮ブレックス)の初代社長としてクラブチーム立上に携わったスポーツクラブ経営のプロ。その山谷氏に託されたヤマハ発動機ジュビロは日本代表クラスのスター選手は多くないものの、強いFWを武器にトップリーグ制覇実績のある強豪チームです。
ラグビーワールドカップ2019™日本大会を成功させた自治体(静岡県)
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(スポーツクラブ経営のプロ + ファンに愛されるチーム)
すでに、CRO(クラブ・リレーションズ・オフィサー:サポーターやスポンサーとクラブを繋ぐ「クラブの顔」的存在)に五郎丸歩氏を起用、これまでになかったスポンサー会社との提携、静岡県と連携したクラウドファウンディングなど、他チームに先駆けた動きを活発に見せています。
東京からも名古屋・大阪からも「近くて遠い」静岡県。
「これから来ることはあるんだろうか」と思ったけれど、これから面白くなるかもしれない。これから、静岡県のラグビーが楽しみです。
サポートはラグビー関係のクラウドファウンディングや寄付に充てます(例:ブラインドラグビーのイングランド遠征)。「いいな」と思ったら、サポートをお願いいたします。