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阪神タイガース 記事まとめ

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#日本シリーズ

もがいていても王者は意地を見せなくては。昨季の日本一の阪神がソフトバンクに2連敗。日本シリーズの再戦も十分にありえる。チームの命運は25歳右腕に託された

王者たるもの、もがいていても意地を見せなくてはいけない。昨季日本一に輝いた阪神がセパ交流戦で絶不調だ。パリーグ首位のソフトバンクには2連敗中。日本一連覇を狙う阪神には、日本シリーズで再戦する可能性もある。苦手意識は作りたくない。カード最終戦は25歳右腕に託された。勝って、王者の意地を見せたいところだ。 福岡で15日に行われた交流戦。阪神はパリーグトップを独走するソフトバンクと対戦した。 阪神は初回にいきなり3ランを浴びるなど、ビハインドの展開に。五回にもホークスの笹川吉康

年金も貯まって、車に自由に乗れて、音楽をストリーミングでいくらでも聴ける。何を勉強しても良い。気付いたら自分はとんでもないところに立っていました。

──『気付いたのが遅すぎたのか、ただ忘れていただけなのか』── ☆☆☆  2023年10月28日(土)。23時02分。  こんにちは。井上和音です。  「こんにちは。というかこんばんは。年賀らせです。どうしたのですかこんな遅くに井上さん。今日と明日はポケモンスリープでのグッドスリープデイですよ。早く寝たほうがいいポケモンに出会えますよ。え。どうでもいいような気がする? 書くのが終わったら早く寝ることを推奨しますよ。  まさか大学生活の二の舞を演じるわけにもいかないでし

野球好きでよかった②〜【これが岡田阪神の結束力】ピンチの場面に岡田監督含めコーチ陣が守備陣に細かく指示を送る2023.8.10〜

『マネーの虎』でよく出てくる「無類の◯◯好き吉田栄作…」っていう表現を敢えて借りるならば、“無類の阪神好き&無類の岡田彰布好き”の俺にとって2023年は阪神タイガースの応援に興じた一年であった。人のこと応援している場合じゃないんですが。 俺の場合、阪神の試合は『虎テレ』っていう月額660円という超良心的有料アプリで視聴するんですけど、ビジターゲームは配信していないので、例えば神宮で行われる阪神対ヤクルト戦は東京ヤクルトスワローズの公式YouTubeチャンネルでアップされてい

待つ

5年前にこんなツイートをした。 このどれが一番最初に実現したか。もちろん、皆さんはご存知だろう。 実に38年。待った。途方もなく、待った。次の図を見てほしい。 高校生だったYoshikiとToshiがXを結成した1982年に、僕は生まれた。1985年にバース、掛布、岡田の超強力クリーンアップを擁して日本一に輝いた時、僕は3歳になったばかりだった。残念ながら全く記憶にない。 だが、物心が付いたら僕はすでに阪神ファンだった。君が代よりも先に六甲おろしを覚えた。大阪人だった

久しぶりにビジター観戦したのは、日本シリーズだった

もう3週間ほど前の話になるのだけれど、京セラドームに日本シリーズを見に行ってきた。 わたしが観戦した試合は、11月4日の第6戦。阪神が3勝、オリックスが2勝していたので、この日阪神が勝てば日本一が決まる、負ければ翌日第7戦で全てが決まる、という日取りだった。 もう既に結果は出ているので、日本中の皆さんが周知のとおり、この日の阪神は負け、翌日の第7戦の最終戦まで日本シリーズはもつれこみ、最終的に阪神が勝利し、日本一となった。 わたしはこの見に行った第6戦で、阪神が勝利し、

ナカジマジック不発と虎のトラウマ

#47 オリックスは打線を固定しないで 135通りの打順でシーズンを戦った。 調子が上がらない杉本を1番に起用するなど、 選手の状態を見ながら柔軟に選手を使い、 育成も含めて誰にでもチャンスがある。 中嶋監督からのメッセージだ。 この起用は選手の理解がなければ成立しない。 データや相性を考えて毎試合打順を変えて 4番は4人目に打つ打者にすぎないのか? 選手を固定しないのは今の野球の流れである。 「4番がコロコロと代わっていてはアカン。 強い打線にはならんで。みんなが認める

阪神日本一と岩崎優投手と『アイキャントライ』〜必ず辿り着けるよ その時は笑って〜

2023年9月14日、阪神が「アレ」した。18年ぶりに。 2023年11月5日、阪神が日本一になった。38年ぶりに。 阪神タイガースは、先祖代々応援してきた球団。 河野家は、わきにわいた。 それだけじゃない。 優勝する瞬間、 CSを突破する瞬間、 日本一になる瞬間、 そのすべてのマウンドに岩崎優投手がいた。 彼の登場曲は『アイキャントライ』。 河野万里奈――私の曲だ。 こんなシナリオを書いたのは誰だ? できすぎだ、素晴らしすぎる、信じがたいよ。 神様じゃない。 このシナ

1985年の阪神日本一を振り返っている間に感じた昭和っぽい空気をシェア

 全国の阪神ファンのみなさま、このたびは38年ぶりの日本一おめでとうございました!優勝翌日に発行した東スポはというと、見開き仕様のスペシャルな紙面構成でお届けしました。これでもかとビールをかけられている岡田彰布監督の下がった目尻が幸せいっぱいで、実にほほえましい光景ですね。  それならば38年前の1985年はどうだったのかと思い、過去の紙面が収められている縮刷版を引っ張り出してきました。当時の一面記事を東スポWEBアプリでしか読めないアプリ限定記事として公開しております!!

「阪神の日本一」。もう昭和ハラスメントじゃない!38年ぶり2度目。平成をまたぎ、令和に達成。若者ファンも味わえる

阪神ファンの皆様、優勝おめでとうございます。38年間待つのは大変長かったと思います。そして若者の皆さんには初めての歓喜ですね。前回の日本一は1985年。昭和60年のことですから、生まれていなかった人も多いでしょう。ようやく老若男女の阪神ファンが日本一を分かち合える。阪神の「アレのアレ」は長く語り継がれるでしょう。 年配の阪神ファンが恍惚とした表情を浮かべて、日本一の思い出話をする。西武との頂上決戦。当時、日本シリーズはデーゲームで行われていました。 「バースだ!掛布だ!岡

阪神が優勝して思い出したこと

阪神が優勝した。38年ぶりだという。 今回で2回目であり、まだ1回しか日本一になったことがない。これは意外であった。38年ぶりというのだから、新卒で会社に入った人が定年を迎えるころだ。 そう考えると、あまりにもながい。きっと阪神の優勝を見届けられず、この世を去ってしまった熱き阪神ファンもいるのかもしれない。 長年待ちわびていた阪神ファンの方の気持ちを思うと、巨人ファンのぼくでも、阪神ファンの人には「おめでとうございます」と伝えたい。 そして、そんなことを思っていると、

見れて良かった「なんば線シリーズ」

今年の日本シリーズ。「阪神タイガース」VS「オリックスバファローズ」による59年ぶりの関西勢対決となった。 両球団の最寄駅が「“阪神電車”沿線」であることなどで通称「阪神なんば線シリーズ」と呼ばれ、注目がアツかった。これを記念したきっぷセットが即完したほど。 メディアは基本的に「阪神推し」が強過ぎるが、僕の知ってる人には熱狂的「オリックスファン」が2人ぐらいいた。 どっちのファンが多いのかは感覚的には分からないし、僕の地元には「虎」にちなんだ聖地もある。 ちなみに僕はい

阪神日本一、なんばで号外配布

 プロ野球日本シリーズは5日の第7戦で、阪神が7-1でオリックスに勝って4勝3敗とし、38年ぶり2度目の日本一に輝きました。  NHKがニュース速報で阪神日本一を伝えたのが午後9時44分。私は野球ファンではないので、大阪・九条の映画館「シネ・ヌーヴォ」で『不安は魂を食いつくす』を見ている最中でした。  22時すぎに終映し、映画館を出ると既に試合は終了。九条は、試合会場の京セラドーム大阪から徒歩9分前後の場所ですが、近くの商店街では、阪神、オリックスどちらのユニホームを見る

涙はきっと人を強くする。日本一連覇を逃したオリックスの宮城投手と宇田川投手。来季はもっと成長してマウンドに帰ってくるはずだ

勝負がある限り、そこには必然的に勝者と敗者が生まれる。勝者には歓喜、そして敗者には涙が伴ってしまう。今年の日本シリーズ。阪神が38年ぶりの日本一で沸く一方で、オリックスは2年連続の日本一を逃した。敗れた側の宮城大弥投手(22)と宇田川優希投手(24)のシリーズ中の涙が忘れられない。涙はきっと人を強くするはずだ。 5日にホームの京セラドームで行われた第7戦。3勝3敗で迎えた最終決戦。先発投手にかかる重圧は想像を絶するものだったろう。 シリーズ最終戦の先発マウンドは宮城投手に

“アレ”に届いた話

1981→ 私が野球好きになったのは、近鉄バファローズの本拠地であった藤井寺で生まれ育ったこと、阪神戦を試合開始から終了まで中継するサンテレビが映る環境にあったこと、さらに歳の離れた2人のいとこ(阪神ファンと巨人ファン)と一緒に暮らしていて、プロ野球についていろいろと教えてもらったことが大きく影響している。 そのいとこは毎年選手名鑑を買っていて、借りて読むことができたため、自分が生まれる前のプロ野球に関する知識も蓄えることができた。 私が明確に阪神ファンになったのは19