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阪神タイガース 記事まとめ

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2022年9月の記事一覧

阪神次期監督岡田彰布について

まずこの監督人事は明らかに、今岡、鳥谷、藤川球児という新しい生え抜き指導者世代につなぐため、彼らに経験を積ませ、適性を見極めるための「時間稼ぎ」です。 また優勝経験もあり、チーム作りの手腕にも長けた岡田ならば、現在フロントが指向する育成型のチーム編成という中長期的な編成方針にも合致すると見込んだのでしょう。 組織としては納得のいく監督人事です。

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自分のために、チームのために【9/27 対ヤクルト戦○】

「選手がまだ戦ってる途中でしょうが!」 例の報道を見たとき、心の中の黒岩五郎さんが声を荒らげた。 どこからどのようにして情報が公になったのか、どうしてこのタイミングだったのか、報道から読み取れないことは多い。 ただスワローズのリーグ優勝が決まった後に発表されたのは、優勝できなかった時点で今シーズンは終わり、そんな解釈をされた気がした。 ペナントレースはあと3試合が残っている。もちろん消化試合なんかじゃなくて、Aクラス入りするために選手やチームは必死に戦っている。 矢野監督

岡田監督で変わるもの

報じたら出禁―早くもこの密約は破られた。 9月27日朝刊、サンスポが次期監督に岡田彰布元監督が内定したことを報じた。 これを受けて、巷では賛否両論、個人的には賛否否否賛否否否否否否否否賛賛否否否両論が起こっている。 そして、ここでは岡田政権に変わるにあたり、これまでの矢野政権とはどのように変わるのかについて見ていこうと思う。 岡田采配の特徴一言で言えば、岡田采配の特徴は「贅沢に勝つ」である。 就任前年に獲得した金本知憲を筆頭に、就任後も積極的な補強を断行。前監督でリーグ

虎ログ🐯(9/19-25)

◇9/19(月) vsヤクルト 試合中止 台風14号接近のため。まあ、ヤクルトも移動できないしね。 後ひと試合、どこでやるんやろうか。 そして、讀賣が買ったため広島とともにゲーム差なし。結局逃げ切れず。 ◇9/20(火) vs DeNA ●(借金5) 今季15試合目の観戦。 試合は両投手のグダグダなピッチングを両打線がつかまえられないというグズグズな展開。 試合は8回裏に大きく動く。 陽川の同点ホームラン その後原口が逆転タイムリー! さらにサトテルが80

近況(2022年9月下旬現在)

さてさて、こんばんは。 学生最後の夏休みが、終わってしまいました。 というか気がついたら終わっていました。 大学では秋学期の授業がもう既に始まったようで、Instagramのストーリーを用いて情報共有している様子は、ある種この時期の風物詩かもしれません。年2回あるけど。 私はというと、正直まだ夏休みの気分です。というのも、現在取得済みの単位数は146。もう卒業が確定しています。卒業論文も私の学部は書く必要がありませんから、本当に休みです。何にも追われておりません。 夏休みが

引退試合を台無しにしたバント処理に感じた違和感。

9/21 阪神4-10広島 この日は糸井選手の引退試合ということもあり、 糸井選手の最後の勇姿を見ようと沢山のファンの方が来場されました。 セレモニーは感動しましたが、 試合の方は序盤からテンポが上がらない試合で 延長戦に突入し、 11回には6点を取られ、 更に試合終了した際には23時を回っており終電の影響で最後まで見れないという悲しい試合でもありました。 この試合は色々気になる場面はありましたが、 特に11回の岩貞投手の場面について振り返ろうと思います。 岩貞投手は先頭

虎ログ🐯(9/12-18)

◇9/12(月) vs 中日 ○(借金2) 才木も柳も相手打線に助けられる序盤戦。 このカードは貧打線かつ好投手の投げ合いになるので試合の進み方が早いのだが、今日はなかなかのグダグダ展開。 結果は、ケラーの来日初勝利とマルテの決勝タイムリー、そしてロハスのダメ押しホームラン。 助っ人残留レースでいうと、ガンケルが確定で、ケラーが濃厚、マルテは……怪我さえなければだが、難しい。ロハスも最近はダメダメだったが、ここに来てまた上昇機運。 次期監督次第なのだろうな。 試合

画竜点睛

おそらく今シーズン最後の先発登板になるであろう9/19ヤクルト戦。 前回(9/9)は中5日の登板で立ち上がりは非常に良かったものの黒星。 同じ内容を繰り返すのか、修正するのか。 注目の登板になります。 2022シーズン後半戦の登板を占う、来シーズンに向けた進化した藤浪晋太郎を完成させるための最後の仕上げ登板。 画竜点睛。 登板振り返りnoteはおそらく最後になるかもしれません。 今年から始めた振り返りも〆。 では、振り返ります。 振り返り 6回 96球 被安打2 奪三振9

阪神×ハルヒコラボイベント「涼宮ハルヒの球宴」にて声優の茅原実里さんが投球、見事ノーバウンドでストライク!

9月18日、阪神甲子園球場にて「涼宮ハルヒの球宴」として開催された阪神-ヤクルトの試合に先立ち、アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』にて長門有希の声を担当した声優の茅原実里さんがファーストピッチセレモニーにて投球。見事ノーバウンドでストライクを決めました。 茅原実里さんの投球をスポーツ新聞記事にて!デイリー 日刊スポーツ サンスポ スポニチ 各スポーツ新聞社系の記事リンクをまとめました。私は野球のことは分からないので子細についての言及は避けますが、おおむねどの記事も と、そ

全力疾走の藤浪! 来季は必ず勝ち運が戻ってくる!!

2022/9/18 18時 甲子園 ●0-1(東京ヤクルト) 自身の忙しさと、いま一つ雰囲気とゲーム内容に盛り上がりがないのが相まって、勝負どころの9月であるにもかかわらず投稿を休んでしまっておりました。 そんな中、ネット裏の素晴らしい席をいただいての久々の観戦。本音の希望は「村上のホームランを観て、タイガースが勝つ」。なんとなく周囲のタイガースファンもそのように思っているよう。村上選手の申告敬遠に対して明確に「えーーー!」。 球場観戦・良席観戦ならではで感じれたのは、

去る両雄へ

2022年シーズンをもって引退することを表明した福留孝介、糸井嘉男の両選手。複数球団を渡り歩き、走攻守揃った名外野手との呼び声高かった2人は、ともに36歳シーズンに縦縞に袖を通した。性格や振る舞いは違えど、貴重なベテランとして、もちろん戦力としても長く阪神に貢献した2人に、勝手ながらも、感謝を伝えたい。 福留は、2013年シーズンから阪神に加入した。中日で日本を代表する打者となり、MLBでも活躍した男の新加入は、同じく新加入の西岡剛、大物新人の藤浪晋太郎とともに、前年5位に

虎メダルはふざけてなんかいない ~某評論記事を読んで~

2022年シーズン最後の「伝統の一戦」はジャイアンツの勝利で幕を閉じた。 試合が終わった後、日刊スポーツから試合の評論コラムがアップされた。評論を担当した人は複数球団で活躍し、コーチ経験も豊富な某球団のOBだ。タイガースでコーチをつとめた経験もある。 評論コラムでは試合の明暗を分けたポイントについて解説したのち、タイガースのベンチについて触れていた。佐藤輝明が先制のホームランを打ち、矢野監督が虎メダルを授与した場面だ。 「メダルをかけるパフォーマンスを喜ぶファンもいるのだろ

惜別野球人【糸井嘉男、能見篤史篇】

 福留孝介に続き、平成末期の阪神を支えた2人が引退を発表した。それぞれ晩年は代打の切り札、救援と全盛期の活躍はなかったものの、不惑となってからもここ一番の勝負強さは光るものがあった。今回は、そんな2人にハイライトを当て、前回同様に思い出に浸ろうと思う。 「パテレ」で見た衝撃の身体能力 この選手はパリーグ公式のYouTubeチャンネルで日ハム、オリックス時代の映像を見ていて、その突出した身体能力からうまれる大リーガーのような守備、走塁はいつか球場で彼のプレーを見たいと思ってい

2塁ベース上の昂り【9/11 対中日戦○】

佐藤輝明がグラウンドであんなに感情を爆発させたのは、一体いつ以来だっただろう。 2塁ベースに到達したところで両手を大きく動かして4度手を叩いた。あふれる感情が抑えられず、思わず仕草に出る。それだけこの打席にかけていた。 6回のピンチをしのいで迎えた裏の攻撃。5番・原口文仁の懸命なつなぎの打席で2アウトながら満塁のチャンスとなった。打席には佐藤輝。今シーズンはほとんどの試合で4番をつとめてきたが、9月6日の試合から6番を打っている。この日みたいにチャンスで巡ってくることも少な