阪神ファン。推しは鳥谷敬選手など多数。

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セ・リーグ2024順位予想

 今年もプロ野球の季節がやってきた。  昨季は38年ぶりに阪神が日本一を達成。岡田監督の下で選手たちが自分の能力を十二分に発揮した中で掴んだ栄光だった。  今年も最年長の岡田監督や、チームの顔であった三浦監督や新井監督、ミスタードラゴンズ・立浪監督などの面々に、今季から新たに巨人の黄金時代を大黒柱として支え阿部監督が就任。個性豊かなチームが揃う2024年のセ・リーグを占っていくことにしよう。  また今季の順位予想ではチームの順位を左右する、今季の活躍に特に大きな期待がか

    • 岡田監督と選手

      来たる3月31日、新生岡田阪神が開幕する。 最後の優勝監督として迎えられた岡田監督だが、現状を見る限り理想通りのチーム作りが出来ているようには思えない。 就任時のビッグマウスは影を潜めたが、その背景を振り返っていこうと思う。 戦力の過大評価仕上がらない先発陣  岡田監督にとって誤算だったものと言えばまずは先発陣であろう。エース青柳は直近の登板で打ち込まれ、貴重な先発左腕の伊藤将は故障で開幕アウト。ホープ枠だった西純や才木などもここまでピリッとしない結果が続き、新外国人

      • 2023 順位予想(パ・リーグ編)

        1位 ソフトバンク 予想開幕スタメン 4三森 6今宮 7近藤 9柳田 5栗原 3アストゥディーヨ Dホーキンス 8牧原 2甲斐 P東浜 大補強で優勝への準備は万端だ。近藤健介(元日本ハム)、オスナ(元ロッテ)、ガンケル(元阪神)らを補強して迎えた今季、ソフトバンクは優勝以外は許されない。エース千賀の抜けた穴こそ大きいが若手からの突き上げと圧倒的な救援陣で何とか穴埋めを図る。打線では新加入の近藤が潤滑油となりダイヤモンドを掻き回す。例年のように選手の怪我で優勝を逃す、なんて

        • 2023 順位予想(セ・リーグ編)

          1位 ヤクルト 予想開幕スタメン 8塩見 6長岡 4山田 5村上 3オスナ 2中村 9サンタナ 7内山壮 1小川 首位を定位置にしようと目論むヤクルト。 昨季守護神のマクガフがメジャー挑戦で退団するも、野手のメンツの濃さは今年も健在。 新外国人の投手がピリッとしない一方、新たに守護神に就任予定のセットアッパー・清水は実績抜群。 先発陣の層の薄さも気になるところだが、昨季圧倒的な差で優勝したことからも筆頭候補となるのは間違いないだろう。 2位 阪神 予想開幕スタメン 8

        セ・リーグ2024順位予想

          岡田阪神が「アレ」する方法

           新生岡田阪神が始動して約一月が経過した。 秋季練習も終わり、秋の安芸キャンプでこれからレギュラー候補たちをふるいにかけていく段階である。  そんな中、岡田監督と「アレ」するために必要なピースは何なのかを考えていきたいと思う。  岡田監督は今オフのFA補強を見送ることを表明した。 さすがにこの打線でFA豊作年に何もしないというのはどうかと思うが…一旦その可能性は排除して考えていく。 現役ドラフトに賭ける 今オフから開催される現役ドラフト。そこでの戦力補強も考えられる。今

          岡田阪神が「アレ」する方法

          2022ドラフト総括

          新生岡田虎の初めてのドラフトが終了した。 今年は1位の浅野翔吾(高松商高)の抽選こそ外すも、"育成路線の継承"が窺えた、阪神らしいドラフトだったといえる。 そんな今年のドラフトを振り返っていこう。 指名選手1位には中大の森下翔太外野手。大学日本代表の4番も務めたスラッガーで、中堅の守備も安定しているとの情報も。外野のポジションは中堅の近本以外は空いている。先輩の牧秀悟(DeNA)超えとの声もあり、岡田監督も森下を「即戦力」と明言し、来春の一軍キャンプ帯同を早くも決定。1

          2022ドラフト総括

          電撃トレードの光と陰

          逆襲を期す岡田阪神に新たなピースが加わった。 18日、阪神は江越大賀、齋藤友貴哉と日本ハム・渡邉諒、髙濱祐仁との2対2の交換トレードを発表した。 両者ともに打撃に期待がかかる内野手。そんな2人について掘り下げていきたい。 2選手の特徴渡邉は2013年ドラフト1位で東海大甲府高校から日本ハムに入団。いずれはトリプルスリーを狙える逸材として期待されていたものの数年は芽が出ず。しかし、2018年に二塁のレギュラー格に定着。その後も「直球破壊王子」の異名を持つ豪快なバッティング

          電撃トレードの光と陰

          '22補強ポイントまとめ

          2022年シーズンも佳境を迎え、間もなくストーブリーグが始まろうとしている。 その中で、阪神は岡田彰布新監督の就任を始め、チーム再編成が求められており、激動のオフを迎えることが予想されている。 今回は、ドラフトやFAなどで阪神が補強しなければならないポイントなどを各ポジションごとに見ていこうと思う。 先発投手リーグ屈指の先発陣を誇る阪神に特に大きなテコ入れは必要ないとは思うが、逆に引き留めなければならないところがある。 それは、西勇のFAと藤浪のポスティングだ。 今年

          '22補強ポイントまとめ

          岡田監督で変わるもの

          報じたら出禁―早くもこの密約は破られた。 9月27日朝刊、サンスポが次期監督に岡田彰布元監督が内定したことを報じた。 これを受けて、巷では賛否両論、個人的には賛否否否賛否否否否否否否否賛賛否否否両論が起こっている。 そして、ここでは岡田政権に変わるにあたり、これまでの矢野政権とはどのように変わるのかについて見ていこうと思う。 岡田采配の特徴一言で言えば、岡田采配の特徴は「贅沢に勝つ」である。 就任前年に獲得した金本知憲を筆頭に、就任後も積極的な補強を断行。前監督でリーグ

          岡田監督で変わるもの

          補強は正義

          結論から述べると、今オフの阪神は補強をしまくるべきだ。では、具体的にどのポジションの誰を補強すべきかについて述べていこうと思う。 ここまでの補強状況昨オフには主に外国人の入退団が目立った。5番を打ったサンズと守護神スアレス、また二軍調整を続けながらも外国人枠の関係で出番の少なかったエドワーズも退団。また代わりに先発候補のウィルカーソンと守護神候補ケラーを獲得。両者ともまずまずの活躍を続けているが、サンズの穴は全く埋まっていないと言えるだろう。 本来ならロハスJrにこの穴埋め

          補強は正義

          今こそ若手を使う時

          夏に入り、一軍メンバーに変化が現れてきた。 6月に入り、島田がスタメンに定着してきた。まずまずの成績を残しているが、それでもやはり打線の強さが戻らない。 4番の佐藤輝は甲子園では約3ヶ月間アーチを描いておらず、またその代わりとして期待されたマルテも故障で再度リハビリ組へ。そんな中で陽川、北條などの中堅組がスタメンに連日名を連ねているが、これに「待った」をかけたい。 体たらくな中堅野手組金本政権時代から本格的な若手育成に舵を切った阪神だが、その当時「金本チルドレン」と呼ば

          今こそ若手を使う時

          5番糸原が批判される理由

          目を疑うような情報が飛び込んできた。 開幕まであと3日と迫った今朝、糸原健斗が開幕5番を務めることが決定的となったのだ。 しかしこれにファンから批判が相次いでいる。 これがなぜなのか、分析してみようと思う。 大山という存在もともと、5番打者は大山悠輔が務める予定だった。 大山は20シーズンはHR王争いに絡むなど、ここ数年の阪神打線の軸と言っても過言ではない存在だ。 昨年までは4番を務めていたが、大砲タイプの佐藤輝の台頭により今季は4番を明け渡すことになった。 しかし、

          5番糸原が批判される理由

          8人目の外国人

          打線に若干の不安を抱える阪神。 阪神はここ2年間、助っ人外国人を8人体制にして戦ってきた。他球団もビックリの数である。 一軍外国人枠が5人(特例のため。従来は4人)であることを考えると「外国人の抱えすぎでは?」と捉えられてもおかしくない。 しかし、ここ2年間の阪神の立ち位置は彼らなしには決して成し遂げられなかったものだろう。 2年続けて在籍してきた選手でいえば、ジェフリー・マルテが3番打者として定着し、またジョー・ガンケルは1年目の20年は中継ぎとして、2年目の21年は

          8人目の外国人

          「二塁・佐藤輝」で広がる可能性

          矢野監督が大胆なスタメン変更を行った。 開幕4番に内定している佐藤輝をプロ入り後初となる「4番・セカンド」で先発させた。 "佐藤輝のセカンド守備はここ数日前に練習を開始したばかり"という報道だったが、まさか開幕を控えたこの時期に本当に試してくるとは思っていなかった。 しかし、翌日にはオーダーを元に戻したあたり、あくまでサブとして考えているのだろう。 今回は、仮に「セカンド・佐藤輝」が定着した場合、チームに与える影響について考えてみよう。 メリット・糸原を本職三塁に回

          「二塁・佐藤輝」で広がる可能性

          ありがとう矢野燿大

          キャンプ開幕前日に激震が走った。 阪神の矢野燿大監督が、今季限りでの退任を発表した。開幕前に監督自ら退任を発表するのは史上初だという。 今回は、矢野が残したものと、今年阪神が成すべきこと、また次の監督候補についても書こうと思う。 矢野監督が残したものドラフト会議 2018年シーズン終了後に監督に就任した矢野は、早速ドラフトで近本光司を引き当てる。 当時は賛否両論あったが、今となっては触れるまでもない。入団から3年でチームの顔となった。他にも、即戦力を中心としたドラフト

          ありがとう矢野燿大

          2022年 新春順位予想 (パ・リーグ編)

          前回のセ・リーグ編に続き、今回はパ・リーグの順位予想を行う。 なお、筆者はセ・リーグファンのため、パ・リーグに関しては至らない部分もあることをお知りおきの上で読んでいただけると幸いだ。 1位 ソフトバンク予想開幕スタメン 3中村晃 9上林 8柳田 7栗原 DHグラシアル 4ガルビス 5リチャード 6今宮 2甲斐 P千賀 藤本監督を1年目から胴上げできる可能性は十分ありえるだろう。 昨年は故障者続出でBクラスに終わったが、やはり圧倒的な選手層の厚さは他のチームとは桁違いで

          2022年 新春順位予想 (パ・リーグ編)