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海外サッカー 記事まとめ

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note公式の海外サッカーマガジンです。海外サッカーにまつわる素敵な投稿を紹介していきます。
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#サッカー

北海道サッカーがはじめて頂点に近づいた一日【ぼくのコンサ史・番外編1】

 シリーズ『ぼくのコンサ史』の番外編だ。本当は書きたかったが内容が本編に合わなかったり、コンサドーレに関係ないため省いたものを書いていく。このコンサ史を書いている「ぼく」のサッカー観やルーツにも深く関わるサッカーと北海道の話である。(以下敬称略) 1.頂を目指す北海道サッカー 北海道サッカーが全国大会で最も頂点に近づいた瞬間はいくつあるだろうか?  コンササポであれば真っ先に2019年のルヴァンカップ決勝をあげるはずだ。川崎フロンターレと激闘の末PK戦までもつれたあの試合

忘れてしまいがちな「指導者もパフォーマーである」という視点

サウスウェールズ大学院のアドバンスパフォーマンスフットボールコーチング学部では講義の1つに『サッカー心理学』がある。 サッカー心理学は私が大学在学時にも専攻していた科目で、心理学的観点からサッカーや、選手、指導者、またはサッカーの環境が与える・受ける心理的影響などについて学んだ。 今回はそんなサッカー心理学から「指導者はパフォーマーである」という考え方についてまとめていく。 指導者の役割まずサッカーにおける指導者の役割について考える。当然、選手にサッカーを指導することが

【週刊ボーンマス】羽ばたけEURO戦士!-#1

皆さんこんにちは!TIMOです。 ついてEURO2024が開幕しましたね!開幕戦からドイツのムシアラやヴィルツが活躍し、今大会も多くの若手の躍進とともに盛り上がりを見せるのではないかという期待感が高まっていますね。 さて、そんな中今回の記事は【週刊ボーンマス】#1で、本日(6/22)までの1週間にあったボーンマス関連のニュースについてまとめていきます。#1ということもあり、1週間以上前のニュースも少し追加しますがご了承ください。具体的には、タイトルにもある通りのEURO参加選

誕生日なので、好きな選手の話をする

 遠く彼方にあるドイツではEUROが始まった。代表に選ばれた選手たちはクラブチームでの仕事を終えても国を背負って多くの試合を繰り広げている。そんな忙しい日々の中で、私の好きな選手が実は6月22日で誕生日を迎える。めでたい。今回は好きな選手ことロドリの23-24シーズンを振り返ったり、好きなところをまとめてみようと思う。  こういう誕生日を祝う文章はアイドルの推しで書いた事もあるが、出来上がった時に恥ずかしさを覚えるはずなのに何故懲りずに書いてしまうのだろうか。これも自分の中に

サッカーの見方4:アンジェ・ポステコグルー論

 先日ようやく、先月、邦訳、出版されたアンジェ・ポステコグルーの本を読み終わりました。ただどうやらXなんかを見ると、あまり話題にされている方が少ない印象があるので、取り上げてみます。後、自分自身も間違いがちなのですがいうと、ポステ「ゴ」ではなく「コ」です。  内容としては、マリノス時代、セルティック時代、オーストラリア時代と書かれています。正直、オーストラリア時代は、チームを知らないので、読みにくいのですが、かなり苦労してきて、そのうえで、今のプレミアリーグまで登りついた方

【EURO2024 】2002年W杯がきっかけ?名物・スペインとイタリアの煽り合いが楽しみな件

こんにちは、しえです!いつもご覧いただきありがとうございます! 6月20日、日本時間の6月21日はユーロ予選スペイン対イタリアが行われますね。本当はもう早く寝たいのですが、スペインとイタリアに関する記憶が鮮やかに蘇ってしまったのでご紹介させてください。 因縁の対決とも言える試合の前に、現地の小話をひとつ。ぜひ、最後まで! 覚えていますか?2002年ワールドカップ2002年日韓共催で行われたワールドカップ。覚えていらっしゃるでしょうか?今の若い子たちは記憶にないでしょうね

256.86年W杯

現在カタールのドーハで行われているサッカーのワールドカップで、日本は強豪ドイツに続き、強豪スペインにも逆転勝ちし、決勝トーナメントへの進出が決まりました。日本中が歓喜に沸いています。 今では誰もが知っているワールドカップですが、私が初めてサッカーのワールドカップの熱狂を目にしたのは今から36年前の1986年6月のことでした。私は前年から、子どもの頃から憧れていたフランスに滞在していました。この頃はサッカー好きの一部の愛好家を除いて、日本においてはサッカーはそれほど人気スポー

ボルシア・ドルトムントの2023-24シーズンを振り返る

全体を振り返って 2023-24シーズンの結果 リーグ戦:5位(18勝9分7敗 勝ち点63) 国内カップ戦:ラウンド16敗退 CL:準優勝 一言で言うと苦しいシーズンだった。 CLでは良い結果を残せたものの、ドイツ国内での結果が象徴するように今季のドルトムントは低調なシーズンを過ごした。内容的に苦しい試合がほとんどで、チームとして何か上積みがあったか?積み重ねられたものはあったか?と言われると…答えはNOだと言っていいと思う。 テルジッチ監督の性分は”良き兄貴分”

ロンドンでの初めてトレーニング指導。日本発キックコーチは世界に通用するのか。

どうも、キックコーチ武者修行旅と題して1ヶ月間海外を飛び回っている田所剛之です。 今日は、ロンドンにて初めてトレーニング指導をする機会をいただき、London football schoolというスクールに行ってきました。 こちらのスクールはかなりの規模で、様々なレベルの子どもたちに対して練習、試合の機会を提供しているようで、今回僕が指導したのは日本で言う小学校高学年あたりの選手たちでした。 そもそもどのようにトレーニングの機会を得たのかしれっとロンドンでトレーニング指

「やっぱりサッカーが好き」仕事とサッカーを両立する、働くアスリート

働くアスリート?アスリートが働く? ある打ち合わせの中で、日本ベネックスがスポンサーを務めるつくばフットボールクラブの選手が「働きながらサッカーをしている」と知りました。 「働くだけでも大変なのに、サッカー選手もやっているとは一体どういうこと!?」「普段どのような生活をしているの?」ととても気になり、そこから実現した今回のインタビュー。 つくばフットボールクラブのうち、女子トップチームのつくばFCレディースに所属する3名の選手に話を伺いました! (聞き手:環境エネルギ

【ユース】フランス🇫🇷遠征総括 2024/5/14-23

奈良クラブユースとして初めての開催となった今回の欧州遠征。 自分たちと世界との距離がどれほどのものなのかを肌で体感する機会となりました。 選手、スタッフが何を感じたのか、ぜひご一読ください! [はじめに]フランス遠征概要フランスのブレティニョール・シュル・メールで開催されたU17の国際大会に参加。(奈良クラブのみ、U18のオーバーエイジ枠として4人参加) 全16チームが4グループに分けられ、その後、順位ごとのトーナメントというレギュレーションとなりました。 参加チームはベ

ヴィアマテラス宮崎の急激な観客増加について

Xのフォロワーの皆さんもそうでない方も こんにちは、こんばんは、おはようございます しょーと申します 今回は 「ヴィアマテラス宮崎の急激な観客増加について」 と題しまして文字通りヴィアマテラス宮崎のここ最近の観客増加について話していけたらなと思います まず、ヴィアマテラス宮崎とは 現在、なでしこリーグ一部で戦っている 宮崎県の新富町という町を本拠地に置く女子サッカーのチームのことです チーム名の由来としては ヴィは、美しさ(美=び)、勝利を意味するvictory(ヴ

【セリエA再挑戦】パウロ・フォンセカがリールに遺したもの

オランピック・ドゥ・マルセイユにホルへ・サンパオリ🇦🇷、FCナントにセルジオ・コンセイソン🇵🇹、OGCニースにフランチェスコ・ファリオーリ🇮🇹...。 かつてフランス人ばかりだったリーグアン監督業界において、ここ10年で上位クラブを中心に外国人監督が増えた。戦術のイロハを体得した猛者たちが新たな環境として、戦術味の薄い農地を選ぶムーブが高まりつつある。 しかしながら、その逆もまた然り。 かつてエデン・アザールを輩出したフランスの名門LOSCリールは、上位陣の中でもフラン

ユーロ2024優勝予想

そろそろ開幕するユーロ2024 日本では見事アベマ様で無料放送! (感謝) これで楽しみができ、また私のサッカー観戦が始まる 今回のユーロでの優勝候補予想をしたい 短期決戦で強いチームの特徴として ・得点を決めるエース ・理不尽にショートを止めるGK ・キャプテン がいるかであると思う 強いチームとはそういうものである アルゼンチンがワールドカップ優勝したときも ・得点を決めるエース→メッシ ・理不尽にショートを止めるGK→エミマル ・キャプテン→メッシ と全て満た