KENGSMAN

17歳でバルセロナにあるアカデミーへサッカー留学。大学在学中にはアルゼンチンへ渡り、ブ…

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17歳でバルセロナにあるアカデミーへサッカー留学。大学在学中にはアルゼンチンへ渡り、ブエノスアイレスにあるアカデミーに短期入団。さらに2つのクラブで南米のフットボールを学ぶ。アルゼンチンでは、熱心にアマチュアクラブやU-12、U-15の地方クラブで南米フットボール指導法を学んだ。

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サッカーが上手くならない人の共通点!

 今日は、「サッカーが上手くならない人の共通点!」というテーマでお話させていただきます。  これまでサッカーに携わってきたことで「こんなことよくあるよね」という話をたくさん持っています。中でも若い選手に多く、「その考え方は、絶対サッカーが上手くならないよね」と思うことがあるので、今日はそのお話をしたいと思います。  サッカーについてよく理解している方であれば、バルセロナのサッカーだけが正解ではないということは理解していると思います。リヴァプールのサッカーも同じく、リヴァプール

    • プロサッカー選手になるまでの最短距離の道は「自分の常識を疑うこと」だ!

       今日は「プロサッカー選手になるまでの最短距離の道は『自分の常識を疑うこと』だ」というテーマでお話させていただきます。  僕は、17歳でスペインのバルセロナにあるアカデミーに行ってサッカーを学んできたのですが、そこで、これまで学んできた「サッカー」がすべて間違っていたことを知りました。自分が常識だと思っていたことが、全て違っていたのです。例えば、ボールを止めるというトラップ。僕は日本で「ボールを止めるときには、足と地面で三角形の罠のような形を作って、ボールに触る瞬間に、上から

      • 日本にありがちな「サッカーはテクニック」という考えの矛盾!!では、この事実をどう説明しますか?

         今日は「技術でカバーできるなんて嘘!」というテーマでお話させていただきます。  みなさんもご存知の通り、サッカーには「スピード」「パワー」「テクニック」が必要です。ですが「サッカーが上手くなりたい」と思っている選手の多くが「テクニック」だけに重きを置いてトレーニングします。これは、サッカーというスポーツの性質とも深く関わりがあります。サッカーというスポーツは、身体的な優位性が無くても活躍できるスポーツだと思われているからです。これまでの歴史を遡っても「背が低くても活躍してい

        • 「プライド」についてのウソ情報と驚くべき事実!

           今日は「プライドがもたらすウソ情報と驚くべき事実!」というテーマでお話させていただきます。  この記事を読んでくださっている方の多くは、「昨日よりも今日」「今日よりも明日」と、「日々成長していきたい」と思っている珍しいタイプの人だと思います。「脱成長」などと一部の方が言っていますが、実際あれは幻想でしかないと思っています。  成長思考の強い人は「謙虚さ」「敬意」を大切にします。同時に、先輩や上司に対する「礼儀」を大切にしている人が多いです。なぜなら、そもそも成長するために

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          ゴールを奪う最適解!ボールを奪うという攻撃!!

           今日は「ボールを奪うという攻撃!」というテーマでお話させていただきます。  サッカーをやっている人に「攻撃か守備、どちらが好きですか?」と聞くと、ほとんどの人が「攻撃」と答えます。自分がボールを持ちたいですし、ドリブルしたいですし、シュートしたいのが当たり前です。攻撃の人気は高く、逆に言えば、守備は嫌われます。「守備するのは嫌だ!」と思っている人、守備のポジションはしたくないという人は多いです。  守備を面白くないと思っている人は多いです。守備は作業的になりやすく、味が無く

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          不満やストレスとさようなら!

           今日は「不満やストレスを感じるとき」というテーマでお話させていただきます。  サッカーだけではないですが、サッカーにおいても「心の持ち様」というのは大切です。メンタルだけでパフォーマンスは変わってくるので、心の状態を良い状態にしておくことはとても大切です。今日は、そんなお話をしていきます。  人が「不満」や「ストレス」を感じる時はどんな時でしょうか。最近、サッカーをしていて、僕が不満やストレスを感じた時ってどんな時だろうって考えてみました。一番に思い浮かぶのは「思い通りのプ

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          守備で走れない選手は、もういらない!

           今日は「抜かれたら走るという当たり前のこと!」というテーマでお話させていただきます。  先日、ジュニアユース年代のトレーニングを見に行く機会がありました。そこで「このクラブ、きっと強くならないだろうな…」と思う瞬間があったので、それを皆さんにも共有したいと思いました。  今日お話することは、日本と海外の「違い」のひとつでもあります。少なくとも、スペインやアルゼンチンでは絶対にありえないことです。ですが、日本では結構あること…。なので、サッカーに関わる皆さんにも「うちのクラブ

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          警告!無意識のうちに動く体!

           今日は「無意識のうちに動く体を意識する」というテーマでお話させていただきます。  随分と哲学的なテーマに聞こえますが、とても大切な話です。例えば、ドリブルしているときのことを思い出してください。自分ではものすごく速くドリブルしているように思っていても、動画に撮ってもらって自分の動きを確認すると「全然速くないじゃん!」みたいなことがあります。走っているときも同じで、全速力で走っているつもりでも、第三者の目で見ると「全然速くない」みたいなことがよくあります。  これは「動体

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          新常識!2対1をつくる理論!

           今日は「2対1をつくる理論」というテーマでお話させていただきます。  新常識と書いておきながら、スペインでは、もう10年以上前…2010年くらいに言われていたフットボール哲学のひとつです。僕らが好きなスペインというのは、テクニックがあり、集団でボールを回して攻撃にいくイメージがあります。実際やったことがある選手はわかると思うのですが、試合でやるのはとても難しいです。  11人でボールを回そうとすると、右サイドから左サイド、左サイドから右サイド、後ろに下げて落ち着かせて、

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          「ボールを奪われた後の5秒間」について、こう考えると全て上手くいく!

           今日は「奪われた後の5秒」というテーマでお話させていただきます。サッカーというスポーツは「自分たちがボールを持つ」ことが大切です。サッカーというスポーツにおいて、何よりも大切なのはボールです。ボールを持っていないとゴールは生まれません。ボールが無いと攻撃することはできません。  ポゼッションフットボールやポジショナルプレーと言われるサッカー哲学は、「ゴールを奪いに行く」ことよりも「ボールを奪われないようにする」ことを大切にします。  しかし、カウンターサッカーや守備ブロック

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          【説教みたいな神回】新入社員や若手必見!上司や先輩に好かれる魔法!

           今日は「若手は、組織における自分の役割を理解しよう」というテーマでお話させていただきます。  僕は、小学生の時からずっとサッカーを続けてきました。先輩後輩の関係が厳しい中で生きてきました。僕個人的には、挨拶や礼儀については、しっかりやったほうがいいのではないかと思っています。  朝会ったときは、今日一日一緒に頑張るのだからこそ「おはようございます!」「今日もよろしくお願いします!」という挨拶が必要です。元気よく、明るく挨拶したいと思っています。朝から忙しそうにしている先

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          真面目な人ほど必見!チームスポーツだからこそ陥りがちな落とし穴!

           今日は「チームスポーツだからこそ陥りがちな落とし穴!」というテーマでお話させていただきます。  チームスポーツであるサッカーにおいて、チームの戦術やプレー原則というものがどのチームにもあると思います。それは、強豪クラブほど細かく設定されている場合が多く、時に一つ一つのプレーや動きについても、事細かに決まりがあったりします。  だからこそ陥りがちなことなんですが、チーム戦術やプレー原則といった組織の「型」を大切にするあまり、その型から抜け出せない選手がいます。これは真面目

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          スポーツ中に見られる暴言の盲点!

           今日は「チームメイトにかける厳しい言葉」というテーマでお話させていただきます。  サッカーをしている人であれば、絶対一度は見たことあると思います。同じチームで味方同士であるにもかかわらず、チームメイトに厳しい言葉を吐いてる選手…。「良くないこと」「連携が悪くなる原因」と考える人も多いですが、本当のところはどうなのでしょうか。  「言い方って大事だよね」みたいなことを考えている人は多いと思います。おそらくこれを読んでいる多くの人が、日本で教育を受けた人でしょう。日本の道徳

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          足を削られるサッカー人生にさようなら!

           今日は「足を削られるサッカー人生にさようなら!」というテーマでお話させていただきます。  サッカーをしていると、ボールの取り合いになり、足と足がぶつかることがよくあります。ルーズボールを取りに行くときは、ぶつかることも覚悟して行くこともあります。ボールキープをしているときや、ドリブルで突破を試みているときに、相手の足が当たることなんてよくあります。ボールと相手の間に立っていても、ボール奪うために足ごと蹴ってくるディフェンダーもいます。  サッカーが終わった時に「削られたなー

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          「楽しんだ人が上手くなる」は幻想

           今日は「『楽しんだ人が上手くなる』は幻想」というテーマでお話させていただきます。  サッカーだけに限らず、スポーツをしている人は、絶対に一度は聞いたことがある言葉だと思います。「上達への近道は、サッカーを楽しむことだ」「サッカーは楽しまなければ上手くならない」「サッカーは楽しんだヤツが一番うまくなる」といった言葉です。  「サッカー×楽しい」というこの式で「上手くなる」「上達する」になるというのは本当でしょうか。これには大きな落とし穴があります。  「サッカー×楽しい=上

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          テクニックの時代は終わった!

           今日は「テクニックの時代は終わった!」というテーマでお話させていただきます。  先日、スペインでアカデミーを経営している知人とお話することがありました。そんな中、話の中心になったことがあります。その話は、僕が最近ヨーロッパの試合を見ていて思っていたことと同じでした。その話というのは、「テクニックの時代は終わったのではないか」ということです。結論、「テクニックが重要だ!」と言っている人は「いつの時代の話してるのだ」という話になりました。  最近、リーガエスパニョーラの選手の

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