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「プライド」についてのウソ情報と驚くべき事実!

 今日は「プライドがもたらすウソ情報と驚くべき事実!」というテーマでお話させていただきます。
 この記事を読んでくださっている方の多くは、「昨日よりも今日」「今日よりも明日」と、「日々成長していきたい」と思っている珍しいタイプの人だと思います。「脱成長」などと一部の方が言っていますが、実際あれは幻想でしかないと思っています。

 成長思考の強い人は「謙虚さ」「敬意」を大切にします。同時に、先輩や上司に対する「礼儀」を大切にしている人が多いです。なぜなら、そもそも成長するために必要な「学ぶ姿」というのは「謙虚」でなくては表れない姿です。もし自分のことを「完璧だ」と思っていたら、学ぼうとしません。「謙虚さ」や「教えてくれる人に対する敬意」はとても大切です。そう考えると、先輩や上司というのは、本来は「長くその道で努力していたり、たくさんのことを経験していたりする」ので、学ぶことが多いです。だから、先輩や上司に対しては「感謝」や「敬意」から「礼儀」をわきまえるのだと思います。

 ただし、この考えで陥りがちな落とし穴があります。僕の周りでは「成長思考は強いけど、なかなか成長できない人」がハマってしまう落とし穴があるので、今回はそのお話をしたいと思います。
 先程もお話しましたが、「謙虚さ」や「礼儀」はとても大切です。この辺りを突き詰めると「謙遜心」などにもつながります。「自分はまだまだ完璧じゃないから、もっと頑張るんだ」「今よりもっと良くできるはずだ」という考え方は、成長するのに必要な考え方です。ですが、この「今の自分」をそれなりに「否定」する考え方が強くなりすぎると成長にブレーキがかかります。
「プライドが邪魔をして成長が止まる」というのはよくある「成長できない人のパターン」です。プライドが高いと、謙虚に学ぶこともできなくなります。自分のできていないことに目を向けなくなるので、成長が止まります。学びを提供してくれる人(先輩や上司だけではなく、同僚やチームメイト、部下や後輩も含めた人たち)との距離がプライドによって遠くなります。結果的に、成長できるチャンスを自分でつぶしてしまうのです。
 ただし、ここが落とし穴なのですが、このプライドを持たなくなってしまうと、「自分の内なる力」「成長の原動力になる情熱」みたいなものが引き出せなくなります。そうなると、一歩を踏み出すことができなくなります。
 「冷静に考えてみると・・・やっぱり物理的に無理ですよね」「現実的に厳しいですよね」といった考えになります。実際、難しいことや不可能なことは多々ありますが、わずかな可能性にかけて、自分の120%を出すことで、成長することがあります。「自分なら絶対にいける」「不可能なんてない」と、全力で自分を信じてやり抜くことが大切です。一流と言われる人たちなら絶対に持っているのが「プライド」なのです。

 つまり、謙虚さや謙遜心とは別に「誇り高いプライド」が、壁を破って成長していくためには絶対に必要なのです。
 「竹」は、節目のところで一度伸びが落ちます。ですが、節目を超えるとグッと一気に伸びるのです。「壁を超える瞬間こそ、ためされてるのだ」と、いつも思っています。とはいえ、謙虚に日々向上心を持って、学び続けていくことを忘れてはいけません。これは「プライド」と両立させるべき「成長に必要なもの」なのです。
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