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海外サッカー 記事まとめ

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2024年6月の記事一覧

【マッチレビュー】EURO2024 ファイナルステージ ベスト16 ドイツvsデンマーク

EURO2024 ファイナルステージ ベスト16 日時: 2024年6月30日 04:00 (日本時間) 会場:ジグナル・イドゥナ・パルク 試合結果:ドイツ0-0デンマーク (HT 0-0) (終了2-0) ドイツ カイ・ハフェルツ 53' (pk)、ジャマル・ムシアラ 68' 試合の展開:前半【ドイツ】非保持4-2-3-1 保持3-1-5-1 ヴィルツに代えてザネを右ウィングで起用。前半開始後、CKからいきなりドイツが先制に見えたが、GKへのチャージで取り消し。

24/25 Chelsea FC 新加入選手紹介②Omari Kellyman

はじめにEURO開幕からはや3週間。毎日寝不足のチェルシーサポーターの皆さま、いかがお過ごしでしょうか。 はじめましての方ははじめまして。そうじゃない方はこんにちはこんばんはおはようございます。ぽっせです。 前回のAdarabioyo編に引き続き、今回も新加入選手紹介の記事を書かせていただきます。前回の記事をまだご覧になっていない方は、ぜひそちらにも目を通して頂けると嬉しいです。 さて、今回の記事はマレスカチェルシー2人目の補強となる、オマリ・ケリーマン選手についてです。

【マッチレビュー】EURO2024 ファイナルステージ ベスト16 スイスvsイタリア

EURO2024 ファイナルステージ ベスト16 日時: 2024年6月30日 01:00 (日本時間) 会場:オリンピアシュタディオン 試合結果:スイス2-0イタリア (HT 1-0) (終了2-0) スイス:レモ・フロイラー 37'、ルーベン・バルガス 46' 試合の展開:前半【スイス】非保持5-4-1  保持3-4-3 キックオフ早々、右サイドで縦にロングボールをエンボロにいれる。その後も隙があればロングボールを入れていくアプローチも見られた。その後試合の形が出

おかえり、ヨシップ!FCバイエルンはスタニシッチと2029年までの契約延長を発表!

――以下翻訳(FCバイエルン公式サイトより) FCバイエルンとヨシップ・スタニシッチ(24)は、2029年6月30日まで契約を延長した。昨シーズンはバイヤー・レヴァークーゼンに期限付き移籍していたミュンヘン出身ディフェンダーが、FCバイエルンに復帰することになる。 マックス・エバール(FCバイエルン・スポーツ部門取締役):「ヨシップと長期的な契約延長をできることをうれしく思う。彼はミュンヘン生まれで、ユース時代からFCバイエルンでプレーしてきたんだ。私は自分の現役時代に、

【決定】イアン・マートセン獲得について思うこと【アストン・ヴィラ2024年夏移籍考察(6)】

アストン・ヴィラサポーターの皆さん、そしてプレミアリーグや欧州サッカーのファンの皆さん、2023/24シーズンも応援お疲れ様でした。 2024年夏のオフシーズンは、アストン・ヴィラに関する移籍の噂がある選手や退団の可能性がある選手について個人的な見解を「note」で更新していこうと思います。 第6回はチェルシーからの加入したオランダ代表DFイアン・マートセン(22)についてです。 今季ローン先のドルトムントでUEFAチャンピオンズリーグ準決勝に大きく貢献した左SBのプレ

【EURO2024】スペイン代表のプレスから紐解くフットボール|FBaseマガジン#104

毎日熱戦が繰り広げられている、ヨーロッパ王者を決めるEURO2024がドイツで開催されている。毎日、毎晩、毎朝、サッカーの最高峰を目の当たりに出来るので寝不足になっているサッカーファンも多いはず。 そんな強者が揃うEURO大会の中で今回はスペイン代表にフォーカスして話をしていこうと思う。 スペインが入ったグループBは今大会の中でも難敵が揃う”死の組“。EURO前回王者のイタリア、W杯ベスト4のクロアチア、イタリアでプレーする選手が多いアルバニアがスペイン代表の同組となった

【23/24シーズン総集編】ASモナコ

【23/24シーズン総集編】として、今季のASモナコを振り返る。 総合成績  リーグアン:38試合20勝7分7敗(67) 総得点68 総失点42 クープ・ドゥ・フランス:11回戦敗退 【総評】 "質実剛健" 旧SDの最高の置き土産 2年連続最終節で涙を呑んできたASモナコ。勝負事に弱いクレマンを解任し、ドイツで実績のあるアディ・ヒュッターを招聘。彼の信仰する「ラングニック学派」を体現すべく、ザカリア・シンゴ・サリス・ケーラーなどの実力者を揃えた。 これはまさに、昨年

最初からやれんのか 【EURO2024 グループB2節】クロアチアvsアルバニア 2024.6.19

初戦を落とした同士の2試合目。3ポイントが欲しい試合。 ●スタメン・クロアチア リバコビッチ ユラノビッチ / シュタロ / グヴァルディオル / ペリシッチ ブロゾビッチ / モドリッチ / コバチッチ マイェル / ペトコビッチ / クラマリッチ SBにペリシッチを置いているという事は攻撃的。右SBはユラノビッチ。最前線はペトコビッチになった。 ・アルバニア ストラコシャ ヒサイ / アイエティ / ジムシティ / ミタイ アスラニ / ラマダニ / バイラミ /

【23/24シーズン総集編】パリ・サン=ジェルマン

【23/24シーズン総集編】として、今季のパリ・サン=ジェルマンを振り返る。 総合成績  リーグアン:38試合22勝10分2敗(76) 総得点81 総失点33 クープ・ドゥ・フランス:優勝 チャンピオンズリーグ:ベスト4 【総評】長い実験を経て、培った組織力 今夏も高年俸かつスペ体質の選手を冷遇し、エンバペの契約問題に揺れた開幕前。汚名返上を期すべく、新監督に前スペイン代表監督のルイス・エンリケを迎えた当初は懐疑的な声しか寄せられなかった。 PSMでの成績が非常に悪く

北海道サッカーがはじめて頂点に近づいた一日【ぼくのコンサ史・番外編1】

 シリーズ『ぼくのコンサ史』の番外編だ。本当は書きたかったが内容が本編に合わなかったり、コンサドーレに関係ないため省いたものを書いていく。このコンサ史を書いている「ぼく」のサッカー観やルーツにも深く関わるサッカーと北海道の話である。(以下敬称略) 1.頂を目指す北海道サッカー 北海道サッカーが全国大会で最も頂点に近づいた瞬間はいくつあるだろうか?  コンササポであれば真っ先に2019年のルヴァンカップ決勝をあげるはずだ。川崎フロンターレと激闘の末PK戦までもつれたあの試合

これがヴァンサン・コンパニ監督のFCバイエルンを支えるコーチ陣だ!

――以下翻訳(FCバイエルン公式サイトより) FCバイエルンの新指揮官、ヴァンサン・コンパニのコーチングスタッフが確定した。アーロン・ダンクス、レネ・マリッチ、フロリベール・ンガルーラが、ミュンヘンでアシスタントコーチとして、38歳のヴァンサン・コンパニ監督をサポートすることになる。また、フィジカルコーチにはブラム・ゲールス、運営関係全般のアシスタントとしてロデュース・ムニェンゲが就任する。 FCバイエルンでのヴァンサン・コンパニ監督のサポート役たち バーミンガム出身の

¥0〜
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ブンデスリーガ無敗優勝の科学 〜 シャビ・アロンソがレバークーゼンに与えたものとは? 〜

※本投稿は、早稲田Uデータサイエンスラボの学生が作成したレポートを、ゼミ発表資料としてほぼ原文掲載しております。予めご了承下さい。 Abstractアロンソ監督の下、2023・24シーズンを前代未聞のブンデスリーガ無敗優勝を達成したレバークーゼンだが、データで振り返るとパスの本数の増加やパスの距離の低下、マッチテンポの増加などが見受けられた。それと同時に「ポジトラ」の回数の増加やデュエル勝率の低さなど典型的なポゼッションサッカーでは考えにくいデータがいくつかあった。 結論と

23/24シーズン予想の反省

順位予想と予想結果上で掲げた23-24シーズンの予想と現実の結果が下記 以下は言い訳 アーセナルはハフェルツをIHで使い自滅すると思ったが、FW起用に修正して勝点を稼いだ。ハフェルツは決定力をバカにされていたが私の見立てで彼の武器はキック。問題はトラップが上手くないためシュート前のに持ち込む形が悪い点にあり、プレミアリーグのインテンシティに慣れた影響か得点数を増やした ジョルジーニョは縦パスに強みがあり守備が弱点。ライスは縦パスに弱点があり守備が長所。この2人が噛み合う展

忘れてしまいがちな「指導者もパフォーマーである」という視点

サウスウェールズ大学院のアドバンスパフォーマンスフットボールコーチング学部では講義の1つに『サッカー心理学』がある。 サッカー心理学は私が大学在学時にも専攻していた科目で、心理学的観点からサッカーや、選手、指導者、またはサッカーの環境が与える・受ける心理的影響などについて学んだ。 今回はそんなサッカー心理学から「指導者はパフォーマーである」という考え方についてまとめていく。 指導者の役割まずサッカーにおける指導者の役割について考える。当然、選手にサッカーを指導することが