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【マッチレビュー】EURO2024 ファイナルステージ ベスト16 スイスvsイタリア


  • EURO2024 ファイナルステージ ベスト16

  • 日時: 2024年6月30日 01:00 (日本時間)

  • 会場:オリンピアシュタディオン

  • 試合結果:スイス2-0イタリア (HT 1-0) (終了2-0)
    スイス:レモ・フロイラー 37'、ルーベン・バルガス 46'

試合の展開:前半

  • 【スイス】非保持5-4-1  保持3-4-3
    キックオフ早々、右サイドで縦にロングボールをエンボロにいれる。その後も隙があればロングボールを入れていくアプローチも見られた。その後試合の形が出来上がると、スイスがボールを保持し、人が流れ流動的に攻めていく。

  • 【スイス】スイスは左に人を置き数的優位をつくろうとする。右はフロイラが高い位置、左はアイビシェル、バルガス、リカルド・ロドリゲスで攻め上がりを狙う。アイビシェルが中に入るとき、バルガスorロドリゲスが大外に置く形など、次々と人が流動的に入れ替わり、イタリアはつかまえずらい。

  • 【イタリア】非保持4-1-4-1 保持4-3-3
    大幅にメンバーを入れ替えたイタリア。カラフィオーリは累積で出場停止。キックオフ後はスイスがボールを持つ展開が続く。スイスのウイングバックが前に捕まえにくるのでその突破に苦しむ。さらに3CBも連動した動き。中盤を抜ければ、スイスのウイングバックも前に出ていきづらいので、イタリアの攻撃展開にはなるが、攻略には至らず。

  • 【スイス】スイスは人の立ち替わりが流動的だが形は崩れないので、ボールロスト後も奪い返しやすい。

  • 【スイス】押し込んだ際、イタリアの4-1の間の2ライン間に人を増やしてチャンスをつくる。イタリアにとっては1の脇にどんどん人が来るので、構造的に対応できない。また、トップのエンボロもイタリアを撹乱し起点となった。

  • 【前半37分 スイス 先制 1-0】3左サイドからボックス内へ走り込んだフロイラーへ。若干浮き気味のトラップながら見事ボレーで叩き込む。

前半はスイスが圧倒。スイス シュート10本に対し、イタリアは1本。スイスは攻撃面では、流動的な配置で様々な攻撃パターンを試み、最後の砦としてイタリア ドンナルンマが立ちはだかった。スイスの組織立ったプレッシングに、イタリアはボールを持ってもうまくビルドアップできず。

試合の展開:後半

  • 【後半46分 スイス 追加点 2-0】後半開始早々、ボックス内左側でボールを受けたバルガスが、プレッシングが掛かる前に直接見事なシュートを決め追加点。

  • 【イタリア】スイスの5-4-1に対し攻め手に欠く。大外に入ったときはプレッシングが甘く可能性を感じるが、、、スイスは2点取ったあとは多少イタリアに持たれてもよい割り切り。

  • 【スイス】ボールを奪ったあと、カウンターに出るが、保持するかの使い分けも良い。ボールを保持し陣形を整え回復する時間も。イタリアも選手交代を駆使して打開を試みるが、撤退にシフトしたスイスに攻略方法を見い出せず。クロスを上げてもアカンジを中心としたDF陣がしっかりと対応。

所感

各種シーン

スタッツ


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