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アルビレックス新潟 記事まとめ

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#J1

『最高の形で中断期間へ』2024.J1 #24 セレッソ大阪×アルビレックス新潟

スタメン 戦前 ・保持にリソースを注ぐ訳ではなく、かといって非保持を強調する訳でもなく。小菊体制発足後のセレッソはリーグ内でも比較的ニュートラルな戦略の下で存在感を示しています。 ・クラブ創設30周年を迎える今季ですが、SBの6番化によって相手のプレスを迷わる「3-2-5」システムに本格的に着手すること、強烈なWGの個人能力と大エース,レオセアラの得点力を結び付けてフィニッシュワークで違いを見せること。これらによって例年より保持ひいては攻撃力の強化に取り組んでいる印象を受け

J1 2024 第20節 広島×新潟(2024.6.26)観戦レポ

J1リーグ第20節。 過酷なアウェイ2連戦を戦い終えたサンフレ戦士はホーム帰還。 平日開催にもかかわらず、スタジアムの入りは減ることはなく、まだまだサンフレを応援しようとするサポーターの熱は冷めていません。 今節は、広島勤務のいわきFCサポとの観戦。 いわきFCといえば、なんと7月に行われる天皇杯3回戦で対戦することが決まりました。 同チームには広島から棚田選手が期限付き移籍をしており、縁のあるチーム。 いわきまで応援に行くのか行かないのか。笑 このゲームが終わった後

「タマシイのバトン」 (リーグ第19節・アルビレックス新潟戦:2-2)

 試合時間はすでに100分を超えていた。いつタイムアップの笛がなっても不思議ではないタイミングだった。  ボールを抱え込んだアルビレックス新潟のGK小島亨介が高く、高くボールを蹴り上げる。1秒でも時計の針を進めたい。そんな思いがこもったロングキックだ。  このボールを落下地点で両チームの選手が競り合った次の瞬間、笠原寛貴主審のホイッスルが鳴り響く。  ホームチームを応援しているサポーターのエリアは、試合を告げる笛だと思い込んだのか、大きな歓声が沸いていた。 アディショ

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「今シーズンで一番のディフェンス4-3-2」J1第11節 アルビレックス新潟vsサンフレッチェ広島

あなたのポケット管理の仕方の好みは?タッチラインにいる白の1番がボールを持った時、どの選手がボールに行くのか。 白の2番がポケットに侵入した時どの選手がマークに行くのか? 皆さんの好みの守り方は誰が誰に行くやり方でしょうか? vsセレッソの毎熊→レオセアラゴールのシーンを切り取った時の話ではなくて、あくまでブロック組んだ時のチームの原則としての好みの話です。 SBアタック、CBポケット管理 1つのやり方としてはSBが白の①にアタックして、CBがポケットの管理をする方法。

J1 2024 第11節 新潟×広島(2024.5.3)観戦レポ

GW J1リーグ集中開催第2弾。 日曜開催の前節から中4日でのアウェイ新潟戦。 新潟とは相性が悪く、昨年はホーム・アウェイともに勝利がありませんでした。 今日は新潟サポとミックスゾーン(新潟サポ・広島サポどちらのサポも観戦できるゾーン)での観戦。 ここのところ引き分け続きの広島。 さて、結果はどうなるか? ⚫︎新幹線大混雑。到着した新潟駅は変貌中 ゴールデンウィーク帰省、外国人観光客などで東京駅は朝から大混雑。 当然新幹線は満席での発車。 私は日帰り観戦なので、早期

2024.J1.#10 アルビレックス新潟×FC東京 『振り返りと最近の新潟と』

スタメン・ちょうどリーグ戦が10試合を経過したという事で久々のnote更新。 ・こうして好きな事を考えながらPCに向かい合う時間を作れるように、社会人生活にもようやく慣れてきた筆者である。成長。 ・さて、今節はFC東京戦。松木や荒木が代表活動で不在の上に、今季から加入したWGの遠藤が負傷?でお休み。それでもスタートやベンチの顔ぶれを見ると、例年通り本当に選手層の分厚さを感じさせるチームである。 ・新潟的な視点で彼らを語るなら、何といっても高宇洋の存在は無視できないはず。正直ア

2024年・J1第9節【京都サンガ×アルビレックス新潟】のアルビレックス新潟から見たデータ

前節のアルビレックス新潟×北海道コンサドーレ札幌に引き続き、本日は週末に迫った【京都サンガ×アルビレックス新潟】のアルビレックス新潟から見たデータやジンクス等について紹介します。 (選手敬称略、延長戦に突入した試合は引き分けとして集計) 文字数:1,377文字 画像数:14枚 目次 1. データ(vs 京都サンガ)1.1. 戦績 これまでの25試合での戦績は6勝9分10敗(勝率:24.00%)と負け越しているが、アウェイでのリーグ戦直近5試合に限ると3勝2分0敗(勝率:6

J1第7節アルビレックス新潟vsセレッソ大阪〜秩序をもたらす藤原奏哉〜

柏戦の絶望代表ウィークが挟み2週間ぶりの試合。 お休みの間に異例の取引が行われ、怒り狂うアルビレックス新潟サポーター達。 新潟(ここ)で挑む選手達よ!試合で魅せてくれ! そういった期待感を持ってスタジアムにいった。 結果は1-1のドロー。試合を見てたサポーターがこの試合を見てどう感じたのかはわからないが自分は絶望した。 結果云々ではなくやっているサッカーに絶望した。 誰も味方のことを見ない。自分が欲しいタイミングだけでサポートする。 そのサッカーに味方と相手は存在してい

2024 第5節 vs 柏レイソル 雑感。

まあこの試合の象徴だと思う。 味方がこの位置にいるから自分はこういう位置にいようとか、味方が裏抜けてたからその空いたスペース使おうとかそういうのが皆無。 そもそも誰も味方見てない。首振ってない。みんな自分が欲しい位置にサポートしにいく。 なのでチームとしてサポートの連続性(連動性)がない。全部単発。サポートの連動性がないから、プレーも連動されない。 そういった中で味方のために相手を食いつかせてパスコースやスペースを作ろうという意識があった藤原は際立ってた。 どうやって

【J1雑感】東京ヴェルディvsアルビレックス新潟【2024 第4節】

J1全部見るマンが☆5必見とイチオシの試合。ヴェルディは今年初見。新加入選手のなかでは見木友哉や、京都コンビの山田楓喜、木村勇大らがスタメンとして起用されている。頑張れ翁長。新潟は開幕戦を見て以来。 前節からのスタメンの入れ替えはヴェルディが山越康平。新潟も谷口海斗のみとだいぶメンバーが固まっている印象。また、宮原和也や太田修介など一線級の選手がベンチに戻ってきている。 新潟のボール保持、2-2のビルドアップでセンターハーフの上下動により相手のマークを引き付けて、サイドバ

2024年・J1第4節【東京V×新潟】のアルビレックス新潟から見たデータ

前節の名古屋グランパス戦に引き続き、本日はに迫った【東京ヴェルディ×アルビレックス新潟】のアルビレックス新潟から見たデータやジンクス等について紹介します。 (選手敬称略、延長戦に突入した試合は引き分けとして集計) 文字数:1,863文字 画像:20枚 目次 1. データ(vs 東京ヴェルディ)1.1. 戦績 これまでの17試合で新潟は27得点を獲得しているが、そのうちの16得点は直近5試合で獲得したものとなっている。また、リーグ戦でのアウェイ戦はこれまでの8試合のうち、1

2024 J1 #3 アルビレックス新潟×名古屋グランパス 【動かして進む事】

スタメン 要点・ガンバ戦では完全にポヤトスにしてやられた新潟。 ・前節の反省を踏まえてか、今節の名古屋戦はビルドアップの円滑な進行が目立つ試合となった。 ・勿論相手の特徴も照らし合わせた上で考える必要があり、そういう意味では名古屋に助けられた要素も十分作用したのだが… ・相手の力学を利用して自分達の思惑通りにボール・試合を進められたのはとても良い点。明確な数字と共に沢山の収穫を得た一戦であった。ナイス勝利 ・今回は名古屋の思惑を砕き続けた新潟のビルドアップについて書いていく

JリーグYBCルヴァン杯 愛媛FC V・ファーレン長崎 レビュー

惜敗。 内容だけで言うと圧倒されていたが、メンバーを考えるといい出来だった! 試合内容簡単要約V・ファーレン長崎 両ウイングが幅を取り、外回しでボールを回す。 幅をとっている分、中の選手がフリーに。 ウイングと相手SBを1対1にさせ、勝負。 CBからのロングボールに前線が反応し、スピード勝負。 愛媛FC ハイプレス&ショートカウンター。 最終ラインからロングボールで、前線の裏抜けして、スピード勝負。 ボランチのスルーパスで、前線がエリア内侵入。 全体ハイライト映像

2024年・J1第3節【新潟×名古屋】のアルビレックス新潟から見たデータ

前節のガンバ大阪戦に引き続き、本日は今週末に迫った【アルビレックス新潟×名古屋グランパス】のアルビレックス新潟から見たデータやジンクス等について紹介します。 (選手敬称略、延長戦に突入した試合は引き分けとして集計) 文字数:1,537文字 画像:17枚 目次 1. データ(vs 名古屋グランパス)1.1. 戦績 直近5試合は全て新潟の敗北となっているが、ホームでのリーグ戦では戦績は8勝3分3敗(勝率:57.14%)と大きく勝ち越している。また、ホームでのリーグ戦では平均1