2024 第5節 vs 柏レイソル 雑感。
まあこの試合の象徴だと思う。
味方がこの位置にいるから自分はこういう位置にいようとか、味方が裏抜けてたからその空いたスペース使おうとかそういうのが皆無。
そもそも誰も味方見てない。首振ってない。みんな自分が欲しい位置にサポートしにいく。
なのでチームとしてサポートの連続性(連動性)がない。全部単発。サポートの連動性がないから、プレーも連動されない。
そういった中で味方のために相手を食いつかせてパスコースやスペースを作ろうという意識があった藤原は際立ってた。
どうやってサヴィオを引きつけてスペースを作るのか。常に駆け引きしてたし、この11人の中で唯一スペースを使う側ではなくて作る側の人間だったと思う。
空いてるスペースを消費していくだけのサッカーはただのボール回し。
ボール回しはいかに自分たちがエラーをしないかだけど、サッカーの試合はそれに加えていかに相手のエラーを引き起こせるかでもある。
サポートでどんどん相手を食いつかせて、動かして、正しい位置からずらす(≒守備のポジショナルプレーを破壊する、相手のエラーを起こす)ことで、よりゴールまでの道のりが見えてくるんじゃないでしょうか。
将棋とかもそうだと思うんですよね。詳しくないけど。
相手の歩を惹きつけて飛車を取る動線を作るるとか。相手のコマを正しい位置からずらすことによって優位になっていき、その連続で王をとっていくみたいな。
ボールはポゼッション(ボール回しは)できるけど、時間とスペースのポゼッション(相手を動かすこと)はできない。今のアルビレックス新潟の明確な課題ではないでしょうか。
これができないと結局相手次第になってしまう。
この試合も一見後半よくなったように見えるけど、自分の目には柏が疲れて、柏の前線と中盤で前から行くのか、ブロック組むのか守備の意思統一が図れなくなってよくなったようにしか思えない。
これがガンバ大阪だったらよくなってない。より後ろでただ持たされてるキツいゲームになってたと思う。
UP TO YOU !! アルビレックス新潟⭐️にならないためにも、味方の位置、相手の位置を見てスペースを作り出せる(相手を動かせる)ようなサポート、個人戦術の部分をしっかりと身につけ、
個で打開できるチームではないからこそ、連動、連続的なサポート、プレーで相手のエラーを引き起こせるチームになれるかが大事なのではないでしょうか?(問い)
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