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高校・大学・社会人野球 記事まとめ

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2021年11月の記事一覧

子連れスポーツ観戦は全く視点が変わる

まもなく生後9ヶ月になる息子を連れての初めてのスポーツ観戦。人生初のスポーツ観戦は東京ドームで開催中の都市対抗野球となりました。JR東日本対Honda熊本となんとも渋い初観戦となりました。と思ったらJR東日本の先発投手は読売ジャイアンツからドラフト2位指名を受けた山田龍聖投手でした。応援に伺ったのは実は相手でしたが。 今回は試合内容ではなく、子供を連れてスポーツ観戦に行く際の親としての体験を綴っていきたいと思います。今までとは全く違う思考回路となったのは言うまでもありません

日本シリーズ終了→都市対抗開幕

オリックスファンには申し訳ないが、いい流れになりました。 日本シリーズは断片的に見ただけなのですが。東京ヤクルトスワローズが勝利し、セ・リーグとしては9年ぶりの日本一となりました。オリックスは私の印象ですが、シーズンと同じ戦い方が主流で、中継ぎ投手の使い方が少し疑問でした。 6戦目も平野を3イニング行かせて、次の日も投げさせるみたいな、さらに山本もベンチに入れるみたいな、そういうスクランブルな体制を敷くべきだったのではないかと私は感じた。ただ、今はちょっと無理をさせると「

昔話をさせてください②高校時代の野球部の話(練習編)

前回の投稿が割と反応大きかったので続編を書いてみます。 一つだけ先に注意書きをさせていただきますと、 これだけの事うけてきました、 耐えてきました自慢ではないということです。 一つの読み物として、そんなことあったんだぁ程度に見ていただけたら幸いです。 ①1日目で失った夢僕の夢は「プロ野球選手」でした。 比喩でもなんでもないですドストレートなやつです。 小学生の頃に170キロメジャーで投げると書きました。 松井秀喜選手よりホームランを打つと書きました。 二刀流の先取りで

【箸休め回】奥川恭伸さんに立ち向かった「旭大高」の球児たち

日本シリーズでヤクルトの奥川さんがマウンドに立つ姿を見て思い出す、あの時の夏。 青空の下、北の果てから大甲子園にキラキラした目でやってきた「KYOKUDAIKO」の文字を胸元に誇らしげに掲げたの選手たちの存在。 ───────────────────── 久しぶりの箸休め回です!! 今日は日本シリーズが終わったので急遽連投です!!! 今回は現在ヤクルトで活躍する奥川恭伸さん擁した星稜高校に挑んだ旭川大学高校、通称「旭大高」の記事です!! では早速行きましょう!!!

選手への細かな配慮で野球人口減少は防げる!野球を辞めてしまいそうな具体例

こんにちは。Team TAIBO 広報Tです。 今回は、草野球チームの平山クラブさんに取材に伺いました。 テーマは、野球人口の減少です。日本では、試合での使われ方で野球をやる気がなくなってしまう選手が多く存在します。それは、多数の部員を抱えるチームが多く、出場できないメンバーが存在してしまうからです。それらの選手への配慮が、その先も野球を続けてくれるかのターニングポイントにもなり得ます。それぞれの指導者の心がけで、日本の野球人口減少を防げると思いますので、参考にされてみてはい

昔話させてください(高校時代の野球部の話)

お久しぶりの投稿になります。 今回は私の高校時代の野球部の話をさせて下さい。 どの高校かは調べれば出てきますが、宮崎の日南学園という学校です。 その時の入寮の時のことをふと思い出して書いてみました。 全くタメになりませんが、マニアの方は10年前の高校野球ってこんな感じだったんだなぁって見ていただけたらと思います。 私としては何故日南学園に入りたかったかというと、 ・県内でもトップレベルの野球の強豪校だったこと ・中学の時に在籍したシニアとパイプがあったこと ・先輩がいた

2021秋。ふとしたきっかけで花巻東を追いかけはじめた

 SNSなどでお気づきの方も多いかもしれないけれど、この数ヶ月、花巻東高校の野球部を追いかけていた。大谷翔平、菊池雄星というMLB選手を輩出したチームへの好奇心、高校野球が好きなこと、理由はいくつかあったのだけど、1番の理由は「コロナ後の心と体のリハビリ」のため。  昨年5月にコロナに感染した。症状自体はあまり重くなかったけれど、後遺症がひどかった。ちょっと運動量を増やすと手足に麻痺が出て、味覚異常もあった。散歩に行ったり、ブルックリンの自宅からマンハッタンに出かけたりし

第8回「2021年 都市対抗野球」

1.はじめに こんにちは!! 今回の内容は、11月28日に開幕する「都市対抗野球」です。 プロ、独立、社会人、大学、高校など全野球カテゴリーのビッグイベントの中で、都市対抗野球は最後に開催され、今年の野球シーズンを締めくくる大会の位置づけになっています。 しかしながら、野球ファンの中には、社会人選手が野球をやっている大会くらいの認知度の方がいると思います。そう思っているファンの為に、都市対抗野球がどのようなものか知って楽しんで頂けたらと思い、このnoteを書きまし

「あれから1年」に寄せて

昨年12月、かつてのチームメートから連絡が来た 「甲子園で使ってるボールって、『選手権大会』のロゴが入ってたっけ?」 なんで、そんなことを聞いてきたのか 逆質問すると、どうやら「木内監督の遺品を整理していたら、2003年に優勝したときのウィニングボールっぽいものが、2球出てきた」らしい 記念品に疎すぎる、木内監督らしいエピソードだった 茨城・取手二高で全国制覇を果たした1984年当時のユニホームは「猫の布団になった」という逸話もある ちなみに何年か前、自宅にお邪魔したと

蝶のように舞い、蜂のように刺す

 関東でも大阪桐蔭の人気は凄まじかった。たとえ底冷えする晩秋の明治神宮大会であろうと関係ない。朝早くからダウンジャケット、カイロ、マフラー等で寒さ対策をした多くの野球ファンが神宮球場に詰めかけている。そんな中、21世紀の最強軍団から新たな逸材が全国デビューを果たした。 不安からの期待 「いつもと違う……」  毎年選手が入れ替わったとしても、一つの芸術作品のような美しさを誇る大阪桐蔭のシートノックが例年よりも物足りない。捕球ミスだけでなく、送球の高投も散見している。正直なと

川端健斗投手って覚えてますか?

2016年の春夏と2017年の春の甲子園で3季連続ベスト4の好成績を残した熊本県にある秀岳館高校がかなり強かったですよね。 中学、社会人野球で実績を残した鍛治舎巧監督を招聘。そこから急激に力を付けて甲子園に出場してもいろいろ話題を呼びました。自分的には圧倒的な攻撃力、投手が完投をしない継投策、黄色のストッキング...。本当にいろいろと印象に残る学校でした。 そこで中心投手だった川端健斗投手(秀岳館高-立教大学)におなじみ走攻酒でお会いする事ができたんです!秀岳館高校の登場

弱小中学校のガリ勉が、高校で硬式野球部に入ってしまった話

こんばんは、大学四年で現在卒論と資格試験と飲食店のオープニングバイトのトリプルパンチを食らいつつも毎日楽しく生きているSです。笑 今日はタイトルにもある通り、野球が下手で向上心もなかった僕が高校で硬式野球部に入ってしまった話について語りたいと思います! 1.経緯私の地元の小学校には3つの少年野球チームがあり、まさに「松竹梅」といったレベル感でした。そんな中、偶然仲の良い友人が「梅」と言える弱小チームに入っていたため、見学に行きました。すると人数は9人しかおらず、すぐに出し

#16 #サラドラ2022 ロッテ陣営 指名まとめ

1位指名 金村尚真(投手 富士大学)早い段階でドラフト1位は『先発投手』を指名する事を決めており、 ・河野佳(投手 大阪ガス) ・金村尚真(投手 富士大学) ・門別啓人(投手 東海大学札幌高校) ・板川佳矢(投手 国際武道大学) ・米田天翼(投手 市立和歌山高校) の5人を1位候補の『五人衆』に挙げていました。 1位指名の本命であった河野を直前で獲られた為、次点で評価していた金村を指名。 完全試合も達成しており実績抜群の即戦力右腕、1年目から先発ローテーション争いに入ってくる

野球におけるモチベーション維持の大切さ

こんにちは。Team TAIBO 広報Tです。 今回は、草野球チームの葛飾クラブさんを取材しました。 テーマは、選手のモチベーションです。小学生から社会人野球まですべての野球選手に大切に思えるモチベーションについて考えてみました。班分け、レベル別の練習などにより、悔しさで這い上がる選手もいれば、腐ってしまう選手もいる。できる限り腐ったり、野球を辞めてしまったりすることがないように、指導者は考えるべきと思う。 あの辛い時間があったからこそ成長できた、と思う時もあるが、やはりそ