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さて、次は何をしようか

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このまま甲子園だけに行けたのなら、どれだけ楽しかっただろう

11月の週末、出張先の仙台から急きょ、空路で伊丹に降り立った。自宅に寄る暇なんてなかったので、ジャケットなんて持っていない。できるだけフォーマルに見えて、地味な配色の服装で甲子園に向かった。 数年ぶりにやって来た阪神甲子園駅前は、自分が知っている姿から様変わりしていた。スタバがあり、駅前の広場では高校生たちによる「3x3」バスケの大会が行われ、DJが盛り上げていた。 「素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた彼らに、大人たちも大きな拍手を!」 確かに試合終了まで1分を切っ

    • 「ツギノジダイ」に感謝を込めて

      2021年10月からの「デジタル実務研修」が、この3月末で満期となります。最初の2ヶ月間は、ウェブマーケティングを中心とした座学。ウェブ解析士の資格も取得し、後半の4ヶ月間は、主に中小企業の後継ぎ経営者の皆さんを応援するメディア「ツギノジダイ」で、お世話になりました。 この期間、ライターとしても、編集者としても、動画撮影も、動画編集も関わらせてもらいました。編集部の皆様にはすでに謝意を伝えていますが、改めまして、ありがとうございました。 ここで、書かせてもらった記事をざっ

      • アスリートと経営者取材は、似ている?

        今の肩書きは、とってもややこしいのですが、2022年10月1日付でスポーツ記者職を離れ、「人材戦略本部デジタル実務研修」のインターン生として、バーティカルメディアが集まった「メディアデザインセンター」に行き、中小企業向けウェブメディア「ツギノジダイ」編集部で、お世話になってます。 インターンとは言えど、乏しいウェブの知識を絞り出して、ライターさんが取材してくださった記事の編集に関わったり、SNS運用に携わったり、たまには自分で記事を書いたりしてます。 1月28日に「ツギノ

        • プロ野球担当だった、8年間のこと(後編)

          2014年から2021年まで、プロ野球の球団担当として取材していました。その間に何となく感じてた半径5メートル以内メディアの移り変わりと、何の気なしに取り組んでいたことについて報告します。 前編はこちらです。 2018年、巨人(3位) 2018年1月。東京に転勤して、任されたミッションは「巨人&侍ジャパン」。社内は夏の高校野球選手権の100回大会に向けて、全社を挙げて取り組んでいたが、その傍で再び独自の戦いを繰り広げることになった。 レギュラーシーズンは、なるべく遠征

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          プロ野球担当だった、8年間のこと(前編)

          2014年から2021年まで、プロ野球の球団担当として取材していました。その間に何となく感じてた半径5メートル以内メディアの移り変わりと、何の気なしに取り組んでいたことについて報告します。 2014年、阪神(2位、日本シリーズ進出) 大阪スポーツ部に着任した2013年4月から約8ヶ月後。プロ野球の阪神タイガース担当を拝命し、個人的に始めたのが記者Twitterアカウント(@Shota2008 )の開設だった。そもそも「開設したい」と思ったのは、それまで担当していた大相撲キ

          プロ野球担当だった、8年間のこと(前編)

          「あれから1年」に寄せて

          昨年12月、かつてのチームメートから連絡が来た 「甲子園で使ってるボールって、『選手権大会』のロゴが入ってたっけ?」 なんで、そんなことを聞いてきたのか 逆質問すると、どうやら「木内監督の遺品を整理していたら、2003年に優勝したときのウィニングボールっぽいものが、2球出てきた」らしい 記念品に疎すぎる、木内監督らしいエピソードだった 茨城・取手二高で全国制覇を果たした1984年当時のユニホームは「猫の布団になった」という逸話もある ちなみに何年か前、自宅にお邪魔したと

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          オリックス優勝は、「大阪の球団」定着の第一歩

          オリックス・バファローズ担当だった2016年、ツイッターの個人アカウントを使って、アンケートを取ったことがある。 質問「オリックス・バファローズと聞くと、どちらの都市を思い浮かべますか?」 選択肢「1、大阪」「2、神戸」 当然「大阪」なのだが、「オリックスと聞くと神戸。バファローズと聞くと大阪」という意見も、根強かった。それほど、1995年の「がんばろう神戸」の輝きはまばゆく、これまでの球団史を振り返る上で、色褪せることはなかった。 その後、2003年のシーズンオフに近

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          「GFI!ベイスターズ」これからもよろしくです

          2020年秋、前身の「輝け!ベイスターズ」は、存続の危機にあった。 2019年までは「週に1度」、第2神奈川版に載せてもらっていた。ただ翌年から「月に1度」に減少。さらに球団から「コストをかけられない」として、ライターさんからの原稿をもらえなくなった。 すでにスポーツ部からの出稿を止めていたから、事実上「打ち切り」の危機だった。 こんな状況で、私は2020年の埼玉西武ライオンズ担当から、今年の横浜DeNAベイスターズ担当に戻ってきた。 2019年にベイスターズを担当し

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