憧れの文藝春秋とアイコン
私は『文藝春秋』が好きです。
高校生の頃に宮本輝さんの小説に夢中になり、
芥川賞(宮本さんも1977年に受賞。のちに選考委員も務める)の受賞作が全文載る文芸誌「文藝春秋」に強く憧れるようになりました。
芥川賞発表号には選考委員の選評も載ります。
それを読むのが楽しくて。
まぁ、当時の私にはちょっと…いや、だいぶ
背伸びの分厚い文芸誌。
政治とか経済とか難しい分野もありましたし、
グラビアページには高価な万年筆や時計。
毎度、一冊全部を読むことはできませんでしたが、
ちょこちょ