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好きな自分になれる映画2選
みつけてくれてありがとうございます。
自分が好きになれる映画を2つ紹介します。
ヘアスプレー
"You can't stop the beat"をはじめ"Welcome to the 60s"や"Run and tell that"、"I know where I've been"等数々の有名な曲を生み出したミュージカル映画です。
ストーリーは、テレビの世界に憧れる少女トレイシーがオーディションに出ることから始まるのですがそこは容姿が良い人のみが選ばれる世界で。(背景として、当時のアメリカではコケージャンでブロンズヘアで華奢な方の容姿が良いとされ、アフリカン・アメリカンの方は排除されるような社会でした。)
ぽっちゃり体型なトレイシーの、それでもまっすぐ自分の正しいと思ったことを素直に貫き通せる力と人種の壁を無くそうとみんなで力を合わせる所に感動せずにはいられません。
そして何よりみなさん歌もダンスが上手なんです、、映画が始まってすぐ惹き込まれる世界にどっぷりはまりっぱなしな時間でした。
私に正直な私でいたいと奮闘するトレイシーのまっすぐな瞳と、周りを巻き込む彼女の魅力でいっぱいの映画です。
Dream
本当に力強い映画。
NASAの宇宙特別研究本部に配属された天才数学者キャサリンがコケージャンの男性に囲まれながらも奮闘し、国家のある一大プロジェクトに貢献する話です。
キャサリン同様、ドロシーとメアリーも理不尽で不当な扱いを受けてもそれでも自らの生き方を貫いていく姿に感動します。
さすがだなと思ったのは、差別はあるのですがキャサリンの数式は差別されない所。正しい数値はしっかり評価されるし嘘をつかない。
そこで才能を評価する事の大切さ、見かけで判断する事の愚かさや勿体なさをも感じさせられました。
アフリカン・アメリカンの3人の自らの手で未来へ、自由への扉を開いていく様子が丁寧に描かれていました。
2作品とも人種差別を題材にした作品だったのですが、人種を超えた人間性を感じる映画でした。
どんな自分でも、貫くことでそれを受け止めてくれる人はどこかに必ずいるし、それなら自分が好きな自分でいたい。
人は容姿を重視しすぎる傾向にあるけれど、そんなの本当にもったいない。中身を、実は見逃している才能を見出していきたい。
だから、自分をもっと好きになってほしい。
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