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41.わたしは今日で24,613日間生きてきました。


「明日への手紙」

こんにちは。

こんにちは、って「今日は」という文字を書きます。
とても、素敵な言葉です、とても素敵な音(ひびき)です。
おはよう、って「お早う」ですね。
こんばんは、って「今晩は」です。同じ挨拶言葉ですが、それぞれ意味を持ちます。
読んで字のごとく、おはようは「お早う」、こんばんは「今晩は」ですが、こんにちはが「今日は」という感じる人は少ないですね。
「今日」というのは「昨日」であり、「明日」でもあります。
いや、「今日」があるから「明日」があり、いや。「昨日」があったから「今日」の今があるわけです。
今、この瞬間のことを「今の日時間」ともいいます。

「明日への手紙」は心の手紙です。
私たちは人生の中半から後半に差し掛かると、いつのまにか不安を覚えます。
それは、年老いたという意識と、あとわずかな人生時間を、まだ見ぬ未来に不安を感じます。
また、過去の出来事の素晴らしい想い出はもちろん、嫌だったことや後悔していることなどを思い出し、もう一度あの頃に戻りたい、もう一度やり直したい、生きなおしたい、今度こそ素晴らしい人生を迎えたい・・。ただし、やり直しがきくならばと。
そして、現実を見て、みな諦めの溜息を出します。

しかし、諦めながらも、人生と「今日は(こんにちは)」は永遠に続くかのように、またまだ続きます。
「明日への手紙」はそのように考えてしまっている、あなたへの手紙(メッセージ)です。


人生はあなたが思うほど悪いものじゃあない、という歌があるように、「今日」の中には様々な素晴らしい過去があり、素敵な未来が隠されていることを知るでしょう。
そして、私たちが思う以上に人生という過去、現在、未来が考え方、物の見方のほんのわずかの位置をずらすだけで変わることができます。

私は本日で、令和3年8月9日現在で24,613日目(1954年3月20日~2021年8月9日)生きてきました。3516週と1日目。808か月と19日目、67年と4か月19日目となりました。
明日は、さらに一日プラスされて、24,614日になります。(なんか嬉しく感じます!)

私の母は30,514日生きました。

私の父は34,360日(94年間)生きてくれました。

私の弟は20,959日元気でいてくれてます。

2歳の誕生日で1,000日目

27歳の誕生日で10,000日目

41歳の誕生日で15,000日目

54歳の誕生日で20,000日目

68歳の誕生日で25,000日目

82歳の誕生日で30,000日目

あなたは本日で何日目になりますか?下のアドレスを開くと簡単に計算ができます。
www.nannichime.net/
今日は何日目?あの日から今日は○日目? 今日から○日目はいつ? 彼女と別れて何日目、初めての出会いから何日目、大好きな人は何日目、結婚して何日目、子どもが生まれてから何日目、会社を辞めてから、新しい会社に入社してから、卒業してから、父や母は何日目、などなど、簡単に日数計算ができます。(「日付から日数を計算」「日数から日付を計算」「日数計算」「ご利用案内」)

(あしたは明るい日ですよ!)

私は、毎日、日を追うごとに、カウントを取るたびに感謝と喜びを感じています。(なんといつても毎日、カウントが増えていくのですから)
私は、父のおかげで、私の人生の失うカウントダウンではなく、プラスのカウントアップだという考え方を知りました。

私の人生はあと10年ぐらいだとか、あと20年で動けなくなるかもしれないとか、いつまで元気でいられるかがわからないとか、あと5年ぐらい生きれれば良いとか、多くの人から、よく耳にします。
なんと寂しい言葉でしょうか。私たちは父や母を通して与えられた生命(人生)なのですから、そのような寂しい言葉はよくありませんね。

私の還暦をとても嬉しく思いました。誰もお祝いをしてくれませんでしたが、私の還暦はようやくスタートラインに到達した日です。多くの仲間たちは定年だの、歳だの、最後の人生はのんびり行きたいとか、まるで人生の終末のような言葉を発します。しかし、私にとっては〈はじまりの第一歩〉にすぎません。
ですから、日々のカウントアップの喜びとともにこれからは65歳、70歳、75歳、80歳、90歳と楽しい喜びのカウントアップをしようと思いました。

すると、「今日」の中にある、一日の大切さや過去や未来を今、この瞬間に感じられるようになり、さらに人生を変えていける事がわかるようになりました。

あなたも、「明日への手紙」の不思議な旅に来てください。次の本はセルバ出版から発行されているものでCOUNTAPPの物語が紹介されています。お暇があれば読んで見てくださいね。

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「 いのち」

大切な、大切な命を
死なないでください。
命を捨てないでください。
大切な、大切な命を消し去らないでください。

死なないでください。
あなたの命はあなたのものではありません。
大切な、大切なみんなの命です。

もし、それでも命をすてるのなら、
もし、その命を捨て去るのなら、
もし、その命を消し去るのなら、

僕のわずかな命をあげます。
僕の分まで生きてほしいから。

もし、それでも命をすてるのなら、
もし、その命を捨て去るのなら、
もし、その命を消し去るのなら、

僕にください。
僕があなたの分まで生きますから。

だから、
死なないでください。
命を捨てないでください。
大切な、大切な命を消し去らないでください。

どんなに苦しくたって、
どんなに辛くたって、
どんなに悲しくたって、

死なないでください。
あなたの命はあなたのものではありません。
大切な、大切なみんなの命です。

僕は死にたくありません。
僕は生きたい。
僕は命を大切にしたい。
僕はみんなの分まで生きてみたい。

僕はもっともっと生きて見みたい。
大人になってきれいな奥さんをもらって、
可愛らしい子どもたちを育てて、
いじめや病気に負けない強い子になってもらい、
多くの子どもたちを助けてくれる人を育てたい。

もし、それでも命をすてるのなら、
もし、その命を捨て去るのなら、
もし、その命を消し去るのなら、

僕にください。
僕があなたの分まで生きますから。

僕には生きる時間がありません。
僕には君たちのような未来がありません。
僕の命はあとわずかです。

僕は生きる事ができません。
僕にその命をいただけたなら、僕は一生懸命に生きます。
僕にその命をいただけたなら、君たちを守ります。
僕にその命をいただけたなら、必ず幸せになります。

僕は死にたくありません。
僕は生きたい。
僕は命を大切にしたい。
僕はみんなの分まで生きてみたい。

だから、君たちには僕の分まで生きて欲しい。
だから、君たちには僕の分まで幸せになって欲しい。
だから、もっと、もっと命を大切にしてほしい。

それは最後の僕からの願いです。

「大切な、大切な命を」 著者有償 創訳 coucou

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coucouです。ごきげんよう!

わたしたちは何故かカウントダウンという考え方になりがちです。あと何年、あと何か月、あと何日、あと数時間しかないと嘆きます。もちろん私も同じでした。ただ、私の父は危篤状態にかかわらず最後の最後まで生きようとしていました。お医者さんから本日までの命だと宣言されましたが、11日間の生きるカウントアップをしてくれました。私たち家族に心構えと、感謝とお別れの最後の時間を作りました。去る者の悲しさと、残される者の悲しさがこの11日間によって互いが感謝と祝福とともにお別れができました。父がこの世を去った今でも、この世を去って34,360日(94年間)を過ぎても私のカウントにプラスされて、さらに更新し続けています。私は父のようにカウントアップ(最後まで諦めない)をしたいと思っています。

いのちは時間なのですね…。


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